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発達障害的、自己治療仮説。
~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~
依存症界隈では、自己治療仮説という考え方があるそうです。
まだ脳科学が現在ほど進んでいなかった1985年、心理学者カンティアンは、依存症者が依存にふける理由は苦痛を避けるためであり、自分で自分の落ち込んだ気分を直そうとする、いわば「自己治療」なのではないかという仮説を提唱しました。(中略)
果てしない快楽を求めて依存行為にふけると言うよりは、止めたくても止められない、ほかにつらい現実を逃れるすべを持たない、そんな方々がほとんどです。「快楽にふけりたいから」ではなく「苦痛から逃れたいから」アルコールに、薬物に、ギャンブルに、ネットやゲームにのめり込む。
発達障害界隈の子どもたちがゲームの世界にのめり込んでしまう話はよく耳にしますが、まさにこれなのではないかと思います。
息子氏も、高校に入学してしばらくの頃にのめり込んでいました。結果的に退学し、通信制高校に編入してからは落ち着きました。
ゲームが大好き過ぎてやる、というよりも「日常の現実世界が辛いから、ゲームの世界にのめり込んでしまう」のだというのは、発達界隈でもよく聞くようになりました。好きがきっかけではあるのでしょうが、時間の流れを忘れてしまって病的なほどにのめり込んでしまうのには理由があるのだと思うのです。
その理由が自分で自分の落ち込んだ気分を直そうとする自己治療のためではないかという「自己治療仮説」を知って、とても腑に落ちました。
私がお酒を飲むのも、そんな感じな気がします。多数派社会の中で過ごした疲れを癒すため、的な。うーん、この仮説とはちょっと違うか?でも、そんな感覚で飲んでいるので、いつかアルコール依存症になってしまうのではないかと常に恐れてはいます。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
胸に刻んでおります。
以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
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