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発達障害的、考えすぎを手放したら。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 コロナの大流行で社会が止まった2020年春頃、私は久しぶりに大きなうつの波に陥りました。その当時は双極性障害も落ち着いていて、精神科から離れた生活を1~2年間送っていたと思います。でも、コロナの不安はとてつもなく大きくて、不眠が続くようになりました。

 そんな頃に、今の主治医のもとに通い始めました。

 元々は息子氏の主治医。本当は新患予約が取れないような地元で大評判の先生なのですが、保護者として長く通っていて私のことも知ってくださっているということで診察してもらえるようになりました。

 その時に処方してもらったのが今も飲んでいる薬です。

「あゆさんはどうしても考えすぎちゃうから、あんまり考えないで済む薬がいいと思います」

ということで、ADHD治療薬インチュニブと抗精神病薬エビリファイを飲み始めました。

 この薬を飲むと、脳内に常に渦巻いていた言葉が消えました。私の脳内を占拠していたネガティブな言葉たちが消えたのです。

 脳内が静かな世界!

 私にとっては画期的なことでした。世の中の人はこんな静かな脳みそで生きているのか、と衝撃を受けました。これはラクだわ~と思いました(笑)
 お陰でうつに陥る頻度も深さも、以前に比べれば相当楽になりました。

 それから4年半ほど経ちました。 

 薬のお陰で、静かな脳みそが通常モードになっています。まるで「無」の状態。逆を言えば、こんなに考えていなくていいのか?と思うほど。

 そう。
 こんなに考えてなくていいの?(←イマココ)

 なんにも考えてないのです。なぁんにも。
 考えることが必要な時はちゃんと考えることはできています。仕事もちゃんと考えながら出来ています。そういうことには支障が全くありません。

 が、おしゃべりのような瞬発力の必要な時には何にも考えていないので、自分の発言の内容の薄さにびっくりします。特にミーティングのような大事な場面では、ほんと「何言ってるんだか自分」と思ってしまうのです。

 普段はなんにも考えていないので、すごくラク。すごく平和。ゆるゆると幸せに生きることが出来ているのは、完全に薬のお陰だと思っています。

 なんだけど。

 それでいいのかな?
 こんなラクしてていいのかな?
 こんななんにも考えてなくていいのかな?
 私、何をやりたいのかな?

 そんなことを思うようになってきました。こんなことを考えるようになったということは、もしかしたらうつに偏り始めているということなのかな?と思ったりもします。

 贅沢な悩みなのかな?とも思わなくもなく・・・

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
 だんだんよくなる!未来は明るい!

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