山梨移住ライフ 4年目をむかえて
港区で働いていたのがコロナでフルリモートになって、山梨は甲府盆地に越してきてから4回目の年明けを迎えた。
正直こんなに長くいると思っていなかったのだが、なんだかんだ居心地がよくて住み着いている。
というか年々、山梨に来なければ出会っていなかったであろう興味が増えていき、
まだ東京に帰れないよ〜!という気持ち。
1年目 温泉の年♨️
山梨は温泉が豊富だなんて全く知らなかった。
けれども住んでみるとGoogleマップのあちらこちらに温泉マーク、車で走れば温泉ののぼり。
休日は温泉、平日も時間があけば温泉、余裕があれば温泉旅館でワーケーションと、1年目は体がふやけっぱなしだった。
行ったことがある温泉を挙げてみよう。★があるのはリピートしているところ。
沢山行ってるな〜!
記憶の限りなのでこれ以外も行っていると思うけれど、県内100以上の温泉があるというのでまだまだ半分以下。
名泉も老朽化や後継者不足で閉まっていっているそうなので、今行きたいところは行きたいし、まだ見ぬ行きたいところも増やしていきたい所存。
でもリピートもしたい。
週休4日ならいいのに!とも思いつつ、日帰りでサクッと素晴らしい温泉に行けるのは山梨住まいならでは。
2年目 ダムの年🦫
山奥の温泉の近くには、でかいダムがあるものなのである。
温泉めぐりをする過程で出会った上日川ダムに一目惚れ。
ていうかダムって駐車場あるしトイレあるし、ずぼらにもってこいなアウトドア活動などでは?と気付き、
休日はダム巡りに費やす日々。
山梨県内ダム制覇を皮切りに、秩父3ダム、長野県梓川3ダムなど県外にも進出し、
GWには日本一の黒部ダムからの高瀬-七倉-大町ダム巡りもした。
好きなダムの形式はロックフィル。だから上日川と高瀬・七倉が好き。
まだ行ってないところでは、岐阜の徳山ダムと、岩手の胆沢ダムに行きたい。
⌘
山梨に話を戻すと、(ダム・温泉)の組み合わせとしては
(塩川ダム・増富ラジウム温泉峡)
(西山ダム・西山/奈良田温泉エリア)
(琴川ダム・はやぶさ温泉)
(上日川ダム・やまと天目山温泉)
が良い感じ。後ろ3つは温泉でお食事もいただけるし。
(広瀬ダム・川浦温泉エリア)もできるなと地図を見ながら。行きたい。
⌘
最初に恋に落ちた上日川ダムには毎年複数回行っているのだが、経路にはたくさんの砂防ダムがある。
長野県小谷村の観光協会が砂防ダムツアーをやっていて、とても興味深く2年連続で参加してからは、長い山道がワクワクの道になった。あ、あそこ透過型にする工事してる!とか。
いつか大菩薩砂防ダム巡りをしたいものである。結構キャンパーいるんだよねあそこらへん。
ただどこで誰にどう立ち入りの許可を取っているのかがよく分からない。山に疎い。
3年目 石の年💎
最近のハマりものである。
30歳になるしなんかブランドものの指輪でも買おっかな〜と思ったのがきっかけで、色石方面に行き、改めて甲府が宝石の街であることに気づく。
国内ブランド、工房が大体甲府市なのである。
と、いっても甲府で店舗を出しているとは限らないのだけれども。大体私が見るようなところはEC展開オンリーが多かったり。
ここはなかなか勿体無いな〜と思うところ。
駅前にワイン屋さんと宝石屋さんセットで出したらきっと酔っ払ってお財布の紐が緩んだ人が買うのにな。私のような。どのくらいいるかは分からないけれども。
まあでも色々な石を使ったジュエリーやアクセサリーを気軽に見ることができるのって、都内でも御徒町以外思いつかないし、そんなもんなんだろう。
なかなか地の利が活かせていないものの、かの有名なシミズ貴石の工房見学にも行ったし、やはり山梨にいることが興味を加速させていふように思う。
ああ〜山の中に水晶が転がっている時代に山梨に来たかった!
4年目は…?
上記の興味は引き続き、そして日常に溶け込むワインと果物も楽しみながら。なんの年になるかなあ。
ひとつの可能性は、山である。
運動不足ゆえになんとか運動に繋げたいし、興味があるモノは大体山につながる。
百名山などスタンプラリー要素もあるし。
もうひとつの可能性は、生産系・食品系のなんらかである。
山梨に来た時に「桃の木オーナー・ぶどうの木オーナーになりたい」と書いていた。
あとよく行くワイン屋さんでバイトの募集を教えてもらって、なるほどその手もあるかと思った。
ふわふわした括りだけど、提供側に挑戦するのもひとつ。
最後の可能性は、家である。
年末年始、相当家を片付けた。
恥ずかしい話前の家から持ってきて開けていない段ボールがいくつかあったのを、全部開けた。そして、捨てた。
陽当たりがよく、手頃な広さで、なにより家賃が安いこの部屋はまだしばらく住むことになりそうである。
さらに心地よくするために試行錯誤をしてみるのも良い。
まあ今年は仕事が忙しい予感がするのでそちらがメインの頑張りどころになりそう。
引き続きバランスをとりつつ、心身ともに健やかに過ごしていきたいものである。
おわり。