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「なるほどデザイン」を読んでみた
どんな本?
視覚的な事例を見ながらデザインの要素について学べる本。3つの章で構成されており、実例・手段・デザイン要素の特徴をそれぞれ示している。
感覚的に理解していたことを理論的に把握することできるようになるような1冊です。
読んだきっかけ
曰く、デザイン入門本として有名だと聞く。デザインは日本語直訳すると「設計」です。どのように情報を伝えるために設計するか。そんなノウハウを少しでも良いので理解できたらと思っております。
別途、同人活動において、表紙作成であったり、お品書き作成であったりはデザインと切っても切り離せないものであるので、プライベートでも活かせたらと思っています。
気になった言葉
良いデザインをするために、まずはその「目的」について深く考えるようにしましょう。
デザインには正解はありません。デザイナーさんはあらゆる引き出しがあるので、それっぽいものはすぐデザインしてくれます。何を伝えたいかという目的が明確になってから、それに沿うデザインを作ることが大事ですし、その情報整理をするのもデザイナーのお仕事なのだと改めて感じております。
デザインに必要なカタチ・書体・色・質感などのいろいろな要素は、デザイナーが自分で決めるよりも、伝えたい内容やテーマから「自然に導かれていく」「勝手に決まっていく」のが理想。その方がより直感的で、内容に寄り添った、人に伝わりやすいデザインにすることができるからです。
商品名やロゴをみたときに何を連想させたいか。ホンダやトヨタと聞いたら車を連想できるような、連想ゲームがブランディングの一つだと。こちらでも伝えたいコンセプトから、言葉を連想し、イメージを連想し、デザインに起こしています。
こういった連想は表紙デザインやお品書きデザインにも取り入れたいなと思いました。
所感
デザインについて「なるほど!」と言えるような内容でした。事例を交えて概要を伝えてくれるものであるため、本職のデザイナーには物足りないかもしれないです。初心者や初学者にとって、用語や理論を覚えるのには良い教材かと思いました。
実践で役に立つかと問われると、練習あるのみなのかなーというのが所感です。すぐにデザインが上手になりますよ!銀の弾丸ですよ!っていうわけではないので、慣れていく必要はあると思います。
個人的に気になっていた1冊でしたので、良い機会だったかなと思いました。