【文学フリマ大阪12】怒涛の前日準備を振り返る
2024年9月8日、文学フリマ大阪12に出展して参りました!
ブースに足を運んでくださった方、本当にありがとうございます!
準備は大変だけど、毎回元気をもらいますね。
昨年、2023年9月に文学フリマ大阪11に初出展してからはや1年……。
文フリでたくさんの方と会話できる時間が楽しすぎて、気付けばこの1年で
・2024年1月 文学フリマ京都
・2024年5月 文学フリマ東京(初遠征!)
・2024年9月 文学フリマ大阪 ← ここ!
・2024年12月 文学フリマ東京(再び遠征!)
と
かなりの常連に!
そして私にとっては定期イベントになってきております。
1年前は想像もしていなかったなあ・・・。
気になる世界には、一歩踏み出してみるものですね。
さて、今回は過去一怒涛の準備期間だったので、ここに残しておこうかと。
まあ私のスケジューリングが甘かったせいもあるのですが……笑
面白おかしくお付き合いいただければ幸いです。
直前まで出張!?
なんと8月のお盆明けに、急遽9/2(月)〜9/7(土)で海外出張が決まりました。
中国の工場6社を行脚する特攻スケジュール・・・!
久々の海外出張でテンションが上がっていないといえば嘘になるのですが、なんせ文学フリマの前日まで。
大丈夫かしら・・・。
まあそれまでに準備進めておけば良いか🎵
といつもの如く楽観的にゆるりと構えていたのですが
そういう時って絶対進められないですよね。
なんでなんでしょう。
見事に、出張前の貴重な8/30(土)9/1(日)は
印刷する用紙やインクなどは買ったものの、具体的には進められず出張当日を迎えました。
準備したかったもの
前回出展した残りもあったので、新しく用意しようと思っていたものは下記です。
・ポストカード印刷……データはある。あとは足りない枚数分を印刷する!
★小説新作 ……原文はある。あとは加筆修正して納得いく形に直す!
★小説発注 ……既刊分はデータあり。↑の新刊と合わせて4日前には発注する!
ポストカード印刷は、最悪前日でも間に合うので
出張中になんとか★をこなす予定でした。
「ホテルで1人だし、月曜と火曜で帰ってきてから集中すればいけるっしょ!」
と思っていた私。
データをパソコンに入れ込んで、関空から飛び立ちました。
ハードスケジュールで夜は爆睡+マンガ
現地に到着すると思ったよりもハードスケジュール!!
朝は7:30にはホテルを出発して、夜は会食をしてホテルへの帰還は23時前。
「無理やん」
帰ってきてパソコンは一応開くものの、眠すぎて全く集中できない。
一旦リフレッシュしようと思って、スマホを開いて
なぜか過去に読んだことのある「村井の恋」(島順太 / KADOKAWA)を1話からLINE漫画でポイントが切れるまで一気読み。
(あれ、何回読んでも面白いですよ。びっくりしました。島先生素晴らしい。あ、ついでに私も滋賀県出身です。ビッグになったらいつかお話ししたい。)
小説は手をつけられないのに、なんで漫画は読めるんだ……!!!
素晴らしい日本の漫画を恨みながら、
そんなこんなで気付いたら爆睡してまして、朝も7時前になんとか飛び起きる始末。
ホテルの朝食はもちろんスルー。(残念・・・)
ということで、出張中は全くと言っていいほど何も手をつけられませんでした。
でもなぜか全く焦っていなかった私。
「7日(土)16時には日本着くから、そこから準備しよう」
未来の自分に託しました。
怒涛の9/7(土)
関空に着いたのはPM16:00
そこから梅田のヨドバシで、短編小説の表紙用の厚紙を選んで帰宅!
荷解きや家の用事などをして、
なんだかんだ準備に取り掛かり始めたのは22時ごろ!笑
さあ、ここから追い込み・・・!
まずは短編小説の改稿。
これがなかなか時間がかかりました。
というより、直しているうちに楽しくなってきて、
辻褄が合わない箇所や、もっとこういう表現にした方が良いんじゃないか
という場所が次々と出てきてしまって(未熟ですね……)
なんと気づけば朝の7時でした。
ピチピチ(鳥のさえずり)
ええー!!さっき12時だったよ!?
体感2時間ほどだったのになんで、怖い!
とまあ朝陽をカーテン越しに浴びながら、デスクから立ち上がります。
このままオールでもいけそうでしたが、
流石に30歳。
ちょっとでも寝ておいた方が身体の持ちが違うと経験上判断し、2時間だけ仮眠しました。
浅い眠りだったからかめちゃくちゃ夢を見ました。
ちょっと居心地悪めの。
仮眠で良い夢って見たことないんですよね。
現実と近いところの意識で彷徨っているからでしょうか。
そして9時からさらに気合を入れる!!!
まずはポストカードの印刷。
位置ズレがないかと、大きさだけ確認したら大量印刷です。
その間に、短編小説の表紙をイラレで作成。
外注じゃなくて今回は手作りにするので、カラーのベタ塗り面が少ないようにレイアウトを修正。
急ぎで作りましたが、納得いく雰囲気に仕上がりました(^^)
昨日選んだ厚手の紙も、高級感が出てGOOD!
慌てて作りながらも満足です。
ポストカードが刷り終わったところで、続いて短編小説の本文の印刷。
ここで問題が!!!
本仕様にする場合、印刷する順番が本来の順番と異なるんですよね。
それにここで気づいた私。
待ってあと1時間で出なきゃ、開始の12時に間に合わない……。
急いでPDFの順番を修正する。
「おはよう〜」
10時過ぎにのんびり起きてきた夫が、「何か手伝おうか?」と言ってくれたので表紙のカットをお任せ。(本当にありがとう!!!)
その間になんとか本文も印刷して、さあステープラーで綴じれば完成!
というときに……。
手持ちのステープラーでは本の中間まで届かない!笑(そりゃそう)
A6サイズとはいえ片側10cmほどあるので、その先にどうやって針を打てば良いのか。。。
ステープラーを壁に打つように開けてチャレンジしてみるも、全くうまくいかず、、、。
時間はもうすぐ12時。
ああ、開始にはもう間に合わない。
「中綴じステープラー、イオンにあるかな」
夫がスマホで調べてくれる。
「ネットで見る限りはありそう!」
「そしたら行きしな寄って買っていって、向こうで綴じるわ!」
ということで、文フリ当日の12時過ぎに、
大量のポストカードと、まだ製本できていない小説を鞄に入れ込み
イオンまで自転車ダッシュし
中綴じステープラーを無事手に入れ
約1時間遅れで会場に到着したのでした。
やっぱり製本所には敵わない
そんなこんなで、なんとか漕ぎ着けた文フリ大阪。
待ってくださっていた方、本当にありがとうございます!
自分で製本した短編は、紙の種類もレイアウトもとても気に入っていて愛着がありますが、やっぱりプロの方に依頼した製本の綺麗さには敵わないなあと痛感。
次回は余裕を持って、美しい状態でお届けできたらなと思います!
当日の感想はまた別記事にて。
お読みいただきありがとうございました(^^)