【2分で箱型ジオラマが完成!?】ジオラマ作成アプリ『QuickDiorama』のご紹介
こんにちは。綾沙汰です。
今回は私が開発した、SNSなどでたまに見かけるような箱型ジオラマを、iPhone/iPad上で画像を用いて作成ができる『QuickDiorama』のご紹介をいたします。
なお当アプリは、iOS15以降に対応したiPhone/iPadをお持ちの方であればどなたでも無料でご利用頂けます。
✅️レトロゲーム風、ミニチュアの世界をスマートフォンの画面でも
かつてX(旧Twitter)上で、ポケモン風の小型ジオラマを公開されている方がおり、それを見た私は『こういうのを製作技術が無い全くの素人でも、iPhoneとかで手軽に作れたら面白いかも...?』と思い立ち、その後すぐさまこのアプリの開発に着手しました。
このタイプのジオラマの魅力は、以下の点だと私個人は考えています。
・小さな箱型に収まっていて、かつ視認性が高い
・見る角度によって立体的に見える
他の方にとってはジオラマの魅力は他にもあるでしょう。
しかし私は最低限どうしてもこの2点を踏まえたジオラマ作成をiPhone/iPad上で実現がしたかったため、どうすればそれが可能かを考えました。
その結果、それらを実現するために必要な機能としては、
・箱の壁部分が透過したり、画像を乗せられる
・箱の中の任意の位置や奥行きに、箱内に収まる任意のサイズで画像を配置できる
・ジャイロセンサーを用いて、角度によりその位置関係が変わる
などが挙げられました。これらをうまいこと機能に落とし込むさえできれば、箱型ジオラマを作るアプリが開発できるだろうと考えました。
✅️『QuickDiorama』について
ということで、色々と苦難を乗り越えて完成した当アプリですが、早速どのように使用するかを見ていきましょう。
※背景のサンプル画像は、OKUMONO様の背景素材をお借りしました。
アプリを起動すると、以下のような画面が表示されます。
この画面では、ジオラマに関する設定(画像やその他パラメータ)を追加することができます。
まずは箱に設定を追加していきます。
下の画像の黄枠内で、箱の画像、および色や不透明度の設定ができます。
箱の側面に画像を設定すると、以下のようになります。(上下は未設定)
『詳細設定』という箇所をタップすると、各側面の色や不透明度の設定ができますので、今回作成したいジオラマに合わせて海っぽい色合いにしていきます。
箱の設定が完了したので『実行』をタップしてみます。
端末の角度を傾けたり、画面をタップしたままドラッグすると、ジオラマの見る角度を変えることができます。
次は海中生物を追加していきます。
箱の内部の任意の位置に画像を追加する場合、『画像レイヤ』という方法を使用します。
『編集ボタン(オレンジ色のペンのボタン)』をタップすると、
画像レイヤの編集画面が表示されます。
ここには、作成した画像レイヤが並びます。
レイヤを追加するので『レイヤの追加』をタップします。
そうすると画像を設定できますので、そのまま画像レイヤを作成しましょう。
※今回の海の生物のサンプル画像は、チコデザ様のイラストをお借りしました。
ただし、このままだと「3つとも箱全体に広がった大きさ」になってしまうため、『位置・サイズの調整』を行ないます。
画像のサムネイルをタップすると、調整が可能です。
また、各画像レイヤの奥行きも設定します。各画像レイヤのセル上にあるスライダー(距離)を動かすと、箱の奥行き方向の位置を設定できます。
各画像レイヤの距離を設定し、再度『実行』します。
生物が海を漂い、泳ぐ様子を表現することができました。
今回はかなり簡易的に作成しましたが、ここに海藻の画像レイヤを付けたり、もっと生物を増やしたりするとよりそれっぽいジオラマが完成すると思います!
✅️外部サイトの紹介記事
当アプリは、外部サイトでも紹介されております!
よろしければ、以下のリンク先もご確認いただければと思います。
📑Appliv 様
📑AppRoom 様
✅️さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では紹介しきれませんでしたが、箱型ジオラマの縦、横、奥行きの幅を変更したり、1つの画像レイヤに複数の画像を設定することで、その画像レイヤがアニメーションするようにさせることもできます!
ご興味があれば是非インストールして遊んでみてください!
== 宣伝 ==
私は現在、iOS(iPhone、iPad)向けにアプリを開発しています。
情報整理や音声、モーションセンサなどを利用した様々なアプリを開発しておりますので、もしご興味があれば是非ご確認ください。
アプリに関するご意見もお待ちしています。
AppStoreのリンク
== 宣伝終わり ==
これでこの記事は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございます。