🍹組織の認知バイアスを回避するための生活スタイル⚖️
こんにちは。綾沙汰です。
今回は組織の認知バイアスによる意思決定の判断ミスを予防するような生活スタイルについて議論をしていきます。
✅️はじめに
当記事の読者は『日常生活において、バイアスによる失敗を回避し、なるべく損失を減らしたい』という方を対象としています。
また、「『組織の認知バイアス』って何?またその普遍的な予防策は?」という方向けの記事が既にございますので、ご興味がある方は是非ご確認下さい。(こちらの記事でも簡単に説明をさせていただいておりますが、より詳細に知りたいという方は以下のリンクから記事を見ていただければと思います)
✅️日常生活における「組織の認知バイアス」
先程の記事にも書きましたが、認知バイアスとは、私たちが意思決定をするときに、先入観や経験則、直感などに頼って非合理的な判断をしてしまう心理傾向のことを指します。
この認知バイアスが日常生活において生じるシチュエーションを考えてみます。
組織というと少し堅苦しいので、例えば
複数人で構成される世帯
シェアハウスにおける入居者の集まり
学校でのクラス
とある活動を共にするサークル
など、単身ではなく、複数人で生活を共にする状況全般を考えます。(以下、その集まりを『グループ』と表記します)
この際に必要な意思決定とは、例えばそのグループ全体に影響する今後の方針や、共用する生活用品の購入の計画、生活ルールの策定などが挙げられるでしょう。
これらを決定する際、認知バイアスがどう影響し、そしてそれによる判断ミスをどう予防すれば良いのかを議論していきます。
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✅️バイアスにおける判断ミスを予防するには
組織の認知バイアスによる意思決定のリスクの記事でも説明しておりますが、提案者が提案をする際、そこには3つのフェイズで認知バイアスが潜む危険性がありました。更に、それらを予防する上で普段から「正当性・専門的・機械的」なアプローチで普段から意思決定の質を担保することで、バイアスによる影響を減らすことが可能であることも解説いたしました。
日常生活において、まずどういうバイアスが潜んでいるかを確認しましょう。
アンカリング
利己的バイアス
感情ヒューリスティック
グループシンク(集団浅慮)
顕著性バイアス
確証バイアス
利用可能性バイアス
📑アンカリングバイアス
「アンカリングバイアス」とは、最初に設定した情報や数値に影響を受けてしまうことです。仮にそれが明らかにおかしい設定値だったとしても、心理的に完全に無視することが難しく、また訂正も難しいバイアスです。
例えば、買い物でペンを5本買うことをしばらく意識していたが、外出直後に新品のペンを2本発見し、その後すぐに出かけ、結局ペンを5本買ってしまった、という判断ミスがあったとします。
これへの対策としては、買うものの個数をメモ帳などに正確に記録しておき、常にそれを参照するようにすることが挙げられます。
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