見出し画像

ねないこは わたし

こんにちは。
福岡でテレビショッピングを中心に映像ディレクターをしている別府です。3児の母、共働きのフリーランスです。

今日は書籍「ねないこは わたし」と子育てについて。
・育児に疲れた時
・仕事やチームで指導しないといけない時
・威厳を保たないといけない時
・他人にイライラしがちな時
におすすめです。

子育てしながらまたは普段の日常で「じぶん」を生きる大切さについてなにかヒントになれば幸いです。課題図書はこちら。

せなけいこさんといえば、「ねないこだれだ」など独特の貼り絵が印象的な絵本作家さんです。その彼女の自伝的な絵本。

本書にはまた、貴重な貼り絵の原画の写真が満載。絵本作品ともひとあじ違う見え方で、さまざまな原画を楽しめます。誰もが知る名作はもちろん、絵本デビュー前の雑誌のカットまで、せなワールドをたっぷり楽しめます。

子育てをした人、子育てをする人、絵本が好きなこども、すべての人へ贈る、自伝的絵本。

Amazon書籍紹介文より

お母さんも子どもだった

私が感じたのは
子育てをしていても自分を犠牲にしないこと

私は子どもが生まれるまでは、親というのは子どもに色々教えたり導いたり手本になったりという「万能でないといけない」と思っていました。

しかし実際に子どもを3人持って痛感したのはそんな聖人君子な親はいないということ。

完全な親はいない。親だっていつまでも親の子供です。

私は意地悪なくらい、親らしい我慢というものが出来ない。
私もゲームがやめられない姿も見せて、でも大人としてやることだけはやる姿を見せる。アイスクリームを好きなだけ食べたいと言う、でも我慢していると言う。だからあまり子供たちに強く言わない。

多分、外で子連れに厳しい高齢男性は子どもを育てた経験が少ない。自分が子どもだったこと、そして子どもは絶対に言うことを聞かないものということが骨身に染みてわかっていないんだろうと思います。


せなさんは絵本を書くときに、ためになるとかしつけのためと思って書いたことは一度もないそう。理想と現実が全く違うと言うことを肌で感じていたんでしょう。

子供はたくさん駄々をこねます。

子どもに「いやだ いやだ」と言う。
お母さんも「いやだ いやだ」と思う。

ねたくないと子どもが思えば、親だって寝たくない。

子どもが大泣きしたいときがあるように
親だって大泣きしたい時がある。

親だって人間だ、ということに改めて気付かされる一冊です。
可愛い貼り絵とともに子供のような自分の魂が救われる絵本でした。

明日から自分の中の子どものような魂に声をかけるように聞いてみてはいかがでしょうか?

もっと遊んでいいよ。
好きなことはなんだろうね?
何食べたい?
このあとどうしたい?

一番最初に思い浮かんだ声を大切にしたいですね。
自分にも周りにも寛容になれそうです。


ここまでお読みいただきありがとうございます。
ご意見コメント楽しみにしています。

平日毎朝8時にnote投稿中。
内容が良かった時は、スキ、フォロー、お願いします。

#せなけいこ #言葉 #絵本 #貼り絵 #没頭 #子ども #育児 #ジブン株式会社マガジン  #子どもに教えられたこと #読書感想文


いいなと思ったら応援しよう!

別府 綾/映像ディレクター
記事がお役に立てましたらサポートお願いします🙇‍♀️ いただいたサポートは主に映画館で映画を見たり書籍購入など次の活動や記事に活かされます