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今年買ってよかったもの 2024
2024年も間もなくフィニッシュ。ベストバイ記事があふれる年末の空気に乗って、わたしも今年買ってよかったものを振り返ってみました。
1. Loopのイヤープラグ(耳栓)
Quiet 2
住まいのすぐ近くでビル建設工事がスタート、騒音問題で幕を開けた2024年。必要に迫られて、高性能耳栓のLoopを購入しました。ベルギーはアントワープ発のブランドです。
セールでも約3,000円という価格にビビりましたが、使ってみると高い遮音性に納得。昼夜問わず鳴り響く騒音のストレスをしっかり軽減してくれました。
ところで、どうもわたしは人より耳が小さいようで、だいたいのイヤホンは無理やり耳の軟骨にねじこんで使うことになります。当然時間が経つと痛くなるのですが、Loopは耳の外に飛び出さない設計なので、軟骨への圧迫感が全くない。付けたまま眠れるくらいです。実際、国際線の飛行機内で眠る時に使ったところ、快適な睡眠がとれました。
Engage kids
Quiet 2が非常に良い製品だったので、ノイズ低減レベルがライトなモデルも追加で購入。こちらは付けたまま会話できるのが売りで、職場などで小さな雑音が気になる時に使っています。周りのザワザワをいい感じに遠ざけてくれるので、集中できる気がします。
子ども用モデルのバイカラーがかわいいな、と思っていたら大きさは大人用と変わらないそうで、子ども用を何食わぬ顔で使っています。
COTSUBU MK2
Loopのように小耳が快適に使えるイヤホンがあればいいのに、と思っていたら、ありました。耳から飛び出さない極小イヤホン、その名も「COTSUBU(小粒)」です。ノイズキャンセリング機能はないのですが、しっかりフィットするので、まるでノイキャン機能が搭載されているような遮音性があります。音質はまあまあ。
イヤホンには珍しくザラッとした表面加工が施されていて、つまみやすいです。丸っこいデザインと相まって、小石みたい。パステル調のカラーもかわいい。
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小耳には小耳向けの製品を。某りんごブランドの純正イヤホンで耳を痛めていたわたしよ、さらば。
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2. HANCHORのバックパック
SCORIA Summit Pack
旅行先で散策する時に使うパッカブルバックパックを長く探していたのですが、ついに正解に出会えました。選ばれたのは「HANCHOR(ハンカー)」のSCORIAです。
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HANCHORは台湾のウルトラライト系ブランド。ブランドロゴはクライミングの際にホールドをしっかりと握るチョークで塗られた手で、ブランド名の由来は 「Hand(手)」と「Anchor(クライミングアンカー)」だそう。わたしが購入したアタックザックのSCORIA以外にも、トレイルランナーやテント泊登山者向けのバックパック、日常使いに便利なショルダーバッグなど、豊富な商品ラインナップを揃えるガチめのアウトドアブランドです。いわゆるウルトラライト系ですが、比較的お値段がお手頃なのがありがたい。
SCORIAが素晴らしいのは、底に伸縮性のある隠しメッシュポケットがあるところ。500mlペットボトルが収納できるサイズで、いちいちバックパックを肩から下ろさなくても、背負ったままボトルの出し入れが可能なのです。こまめに水分を摂りたいわたしには大変ありがたい機能で、これが購入の決め手になりました。
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重さは160gと超軽量。容量は12.5Lあり、上着やおやつなどを入れておくには十分です。わたしは海外旅行に機内持ち込みバックパック一丁で臨む中年バックパッカーですが、パッカブル形態にすれば省スペースでバックパックに楽々インできます。
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デザインもシンプルかつミニマルなので、Tシャツにもワンピースにも合います。完全防水ではないですが、防水性の高い生地と止水ジッパーを使っているので、土砂降りでなければ雨もしのげそうです。
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わたしは福岡県糸島市にあるアウトドア用品店の「mujina shouten」さんで購入しましたが、HANCHORの取扱店はおそらく日本ではこちらだけだと思います。
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CLAST PLUS Travel Backpack
SCORIAが使いやすかったので、追加で少し大きめのCLAST PLUSも購入。はい、良いものはどんどん追加購入していく派です。こちらはパッカブルではありませんですが、A4サイズがすっぽり入る大きさで、普段のお出かけにぴったりです。
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CLAST PLUSは背負ったままアクセス可能なメッシュポケットが背中側に付いていて、スマートフォンを入れておくのに便利。こういう気の利いたギミックは、流石ウルトラライト系アウトドアブランドという感じがします。このポケットは外から見えないので、貴重品を入れておくのにも良さそう。
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ショルダーハーネスは柔らかいメッシュで、バックパックにありがちなゴツさは皆無。チェストストラップは華奢なゴムですが頼もしく、これを締めればツルッとした上着を着ていてもショルダーハーネスがずり下がりません。ちなみにSCORIAも同様の作りです。
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こちらも底面にメッシュポケット付き。これが本当に便利なんですよね。水筒やペットボトルを横にして固定しておけるので、重さが片方に偏ることもないです。
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CLAST PLUSはHANCHORの公式オンラインショップから購入。今年の秋に出たばかりの新製品で、予約者向けの早割につられて、つい財布のひもが緩んでしまいました。
リフレクターモンスターズ
CLAST PLUSに付けているモフモフは、実はリフレクター。自転車乗りに大人気のリフレクターモンスターズです。秋ヶ瀬バイクロアで購入したお気に入りであります。手触りが良くて、つい触ってしまいます。モフモフ。
3. petite robe noireのネックレス
春が終わるまで絶不調だった2024年。ようやく持ち直してきた夏、ふと自分を彩ってくれるジュエリーが欲しくなりました。アクセサリーの力を借りて少しでも元気になりたい、そして顔色を良く見せたい、という中年の切実な願いのあらわれだったのかもしれません。
若かりし頃、お呼ばれドレスアップのために購入したコットンパールとラインストーンのネックレス。今も大切にしまってあるゴージャスなネックレスを作った「petite robe noire(プティローブノアー)」というブランドが、今はシルバーと天然石を使ったアクセサリーを制作していることを思い出しました。
善は急げとばかりに蔵前にあるデザイナー阿部好世さんの工房を予約して、訪問。たくさんの一点ものの色石ネックレスを試着させてもらい(このnoteのトップ画像は工房に並んでいたネックレスの写真です)、エチオピアオパールのネックレスを選びました。
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グリーンがかった乳白色にオレンジのグラデーションのオパールは、明け方の空を思わせる色合い。阿部さんにも「顔色によく合っていますよ」と言ってもらって決めました。確かにミルキーでころんとしたオパールは、自分の肌によく馴染みます。
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ハイブランドのジュエリーは隙がなさすぎて、自分が日常使いしているイメージが湧かないのですが、こちらのネックレスは少し武骨なシルバーのチェーンのおかげか、気負いなくつけられます。チェーンのひとこまひとこまを古典技法で手作りされていると聞いて、それで不思議とあたたかみがあるんだな、と納得しました。
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4. Good nightのオイル
ビューティーオイル
かつては「のび太」の異名をとるほどの寝つきの良さを誇っていたわたしですが、加齢なのかストレスなのか、うまく眠れない夜が増えてきました。
そんな時に出会ったのが、睡眠に着目したセルフケアブランドの「Good night」。実際に睡眠に問題を抱えていたご夫婦が、自分たちが使って心地よくなれるアイテムを作られています。正式名称は「Good night see you in the morning」。いい言葉だ。
わたしが使っているのはビューティーオイルで、ラベンダーとゼラニウムの自然なエッセンシャルオイルの香りと、伸びの良さがお気に入り。毎晩寝る前にストレッチをした後、このオイルを手のひらで温めて、脚と首、そして耳をマッサージしています。これから寝るぞ、という気持ちを高めるルーティーン。このオイルを使い始めてから、スムーズに入眠できる日が増えました。
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ブランドの売りはカンナビジオール(CBD)で、心身を整える効果があるそうです。しかし、この成分がどう効いているかはよくわからないです(すみません)。
ブランドディレクターのおーみりかさんは、モデルとしても活躍するお洒落な女性。実は伸びてきた髪をいい感じのお団子に結いたくて、参考になりそうな人を探していた時に見つけたのが、おーみさんのSNSでした。彼女は大の映画好きで、映画のレコメンドも参考になります。
明るくてお茶目なおーみさんですが、家族との向き合い方やままならない生活の悩みなども率直に発信されています。どんなに素敵な人でも悩みを抱えながら生きている、という当たり前のことを思い出させてくれます。
Dumbo incense
Good nightのオンラインストアでオイルと一緒に購入したDUMBOというブランドのお香が大変良い香りで、最近はこればかり炊いています。お香っぽさがあまりなく、フレッシュな香り立ち。一番人気のRed carpetと、Beaneryが好きです。一本で家が高級ホテルになります。高いですが、買う価値があります。
5. べーぐる もへあるのモントリオールベーグル
カナダ・モントリオールでベーグルにハマったわたし。日本でもモントリオールスタイルベーグルを作っているお店を探し、食べ続けています。
モントリオールでのベーグル食い倒れについてはこちらを参照ください。
いくつかのお店を試しましたが、特に美味しかったのが鎌倉にある「べーぐる もへある」さん。「モントリオールベーグル」のフランス語読みが店名という本格派。定番のセサミは香ばしいゴマがたっぷりで、これぞモントリオールベーグル! というたたずまい。
公式サイトから通販ができるので、まとめ買いして冷凍保存しています。ゴマまみれのベーグルを半分に切って焼いて、スモークサーモンかサラダチキンとスライスチーズをのせて、ヨーグルトとコーヒーを添えればカナダ・ケベックで毎日食べた朝ごはんの出来上がり!
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ゴマをぼろぼろこぼしながら香ばしいベーグルを食べていると、カナダでの楽しい思い出がよみがえってきて、つい笑顔になってしまいます。ちなみにベーグルにまぶされたゴマの量は半端なく多いので、気を付けて食べても方々に飛び散り、どうしてこんなところに……!という場所からゴマが発見されるようになりました。
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小物から食べ物まで、今年もたくさんのものと出会い散財しました。買い物は未来への希望。来年もお財布と相談しながら、生活に便利さや豊かさをプラスしてくれるものを迎え入れたいと思います。