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[エッセイ]ダメ男(女)ばかり好きになる、これって病気?長年の悩みについに答えが出た。

一時期マジで悩んでいた。

私はまともな人を好きになれないのか?と。

まともっていうのも千差万別

答えは違うであろう。


それでも、

いやいやあやちゃんやめときなよって

100人中90人は言うであろう

男を好んで選ぶ習性が

私にはあった。


怒鳴り散らすのは日常茶飯事

ストレスはキャバクラと風俗で満たし、

都合の良いときだけ甘えてきては、

女なんて抱いとけばなんとかなる

なんて思ってるクズ野郎も中にはいた。


一番遠い記憶だと、

クズ男ハンターのこの習性は

6歳から始まっている。


ダメ男を見つけて

全身全霊でピカピカにする。

彼がピカピカになる頃

私はボロボロになって

関係がうまくいかなくなりお別れする。


何度も何度もこの繰り返し。


付き合う相手はみんな出世していくから

一時「私はアゲマンなんだ!」と

少し勘違いしたこともあったが

そんな気持ちよりも遥かに

”なんで私はこんなに報われない恋愛ばかりを

してしまうのか……”

”ダメ男ばかり好きになる病気なのか…?”と

自分への失望や、絶望の方が大きかった。



でもついにこの時が来たのである。

30歳を越えて
私はついに分かってしまった。

なぜ星の数ほどいる男の中から

クズ男をわざわざハンターしているかを。


”誰かの「ありがとう」が欲しかったから。”


これが答えである。


自分で自分を認められず、

いつだって寂しくて、

いつだって自信なんてなくて、

いつも誰かに必要とされたかった。


それなのに、

自分の弱さと向き合おうともせず

自分の課題は見て見ぬ振りをするそんな私は、

他の誰かに愛を求め続けた。


自分で自分を愛せないから

本来自分で埋められるはずの場所も

全部他の誰かに埋めてもらうしかなかったのだ。



それを埋めたくて埋めたくて、

埋めるためにはなんでもした。



彼がアニメ好きなら

アニメを死ぬほど勉強したし、

ヒラヒラのスカートが好きって言われたら

そんな服ばかりを着ていた。



嫌われたくなかった。

とにかく嫌われたくなかった。



やっと手に入れた居場所を失うのが怖かった。



本当の自分がいくら心で泣いていても

誰かの愛で心を埋め尽くせば

自分の中にあるネガティブな問題とも

その瞬間はおさらばできる。

最高の快楽。

まるで麻薬。


自分を殺すことが得意な私は

この麻薬がやめられなかったのだ。


完璧な人は自分で自分をまかなえる。


だから私の出番はないし、

私の欲しいものはもらえない。



こうして、

私は今までの人生の大半を

どこか大きく欠けた誰かを探しては

全身全霊自分のエネルギーを注ぐことで

自分はボロボロになる代わりに

「ありがとう」をもらい続け、

自分のアイデンティティを保ってきたのである。


ひとこと言いたい。

「もう疲れたw」


本当の私は、

今まで一緒にいた彼らの

おとぎ話に出てくる

理想のヒロインとは程遠い。


私はそろそろ

イマジナリーの中からリアリティに

世界線を移して生きていきたい。


あーよかった。

ついに思い知ったか、私。


自分のやってきたことが

どれだけ無駄なことか、

やっと理解したようなのだ。


(お…遅いw)


1つ恋愛が終わって

また新しい恋をして、

相手を変えたところで

このままでは結果は目に見えている


「このクソだせえ恋愛ループから絶対に卒業する」


私はこう自分に宣言をした。


ダメな人は可愛い。

助けたくなる。

誰かのありがとうは最高に気持ちいし、

誰かのために生きることは時に素晴らしい。

でもそれは

愛に飢えている自分を自分自身で助けてから、

自分で自分のために生きてこそ、

できることであった。



自分でお腹が空いているのに

誰かに食べ物をあげ続けていては

ずっと自分は満たされないままだ。


最初は笑顔で差し出せていても

「本当は私もお腹すいてるのに…なんで君だけ…」

といつかは本音が溢れるのが人間である。



自分で自分を満たすことができてはじめて

誰かを本当の意味で幸せにできる。



未熟な私がエゴでしてきた人助けは

その場しのぎの

応急処置でしかなかったのだ。




自分で自分を満たす。

私にとっては難題であった。


不幸なふりしてるほうが楽な時だってたくさんある。


でもよく考えみると、

死ぬまで一緒にいるのは

他の誰でもない、

自分自身である。



”自分はなにが好きなのか”

”何をしている時一番幸せなのか”



そんな小さなQuestionを

毎日自分に問いかけて

ひたすらAnserを探す。


他の誰かに求めることなく

自分自身と行う

一見幼稚に見えるこのQAは

私に私の人生を取り戻させてくれた。



他の誰かと比べる悪趣味とも

もうすぐオサラバできそうである。


自分がなにが欲しいかわからないから

とにかく人が持ってるものをなんでもほしがって

ひがんで憎んで

それを持ち合わせてない自分を

勝手に下だとジャッチして。


本当にバカであった。


人によって幸せの定義やカタチが違う。

誰かと比べて自分を卑下して

なんの意味があるか。


白いごはんを食べることが何よりも幸せな人もいれば、

お金が100億あっても幸せと感じない人もいる。


自分の幸せは誰も教えてくれない。

自分で迎えに行かなくちゃ。


誰のものでもない、自分の人生だ。

誰かのフリして生きるのは、もう止めた。

そう自分と約束した。



強く優しくなれたのなら
きっと、いつか、出逢える



…よね?




愛しのだーりん!✨

(うふ♡)



追伸
こんなにも多くの記事が溢れる中、ここで出逢えたこと、
心から嬉しく思います。
是非、またお逢いしたいです。


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