映画感想文:アンジーしか勝たん( ´艸`)
「ウォンテッド」という映画を録画で観た。映画館で観たことあるから2回目。今回色々な映画を見直して、2回目の方が面白い映画が多かった。
1回目観た時の、なんだこんなもんか、という記憶があって、その映画に何の期待もしていない。
そして、2回目、意外に面白いじゃないの!と感心したのである。
ストーリーにあまり説得力がないけど、あまり批判しないで観ればオモシロイ。何しろ映像が凄い。1回目、映画館で観た時は予告編が凄すぎて、映画本編は、こんなもんか感が強かったけど、案外面白いじゃない!って気持ちに満ちて見たら面白かった。
自分のルーティンワークにウンザリしている若者が、謎めいた美女に会って、自分の才能に覚醒していく、そんなオモシロイ話だよ。
アンジェリーナ・ジョリーは、トゥームレイダーズで主役を張り、ゲーム原作の女版インディジョーンズのような話のララ・クロフトというキャラクターの再現力が凄いと話題になっていた。うちのダンナがそのゲーム好きで全部やったから、アンジーがどんだけララ・クロフトに近づいたかがわかる。その様は見事なんだけど、所詮、ゲームで、物語が弱いので、映画に深い魅力が無いのが残念である。でも、このウォンテッドのアンジーを見ていると、主役の青年を惑わす謎の女っていうシチュエーションがハマりすぎて、こっちのアンジーの凄味が凄い。
主人公は、元カノに文句を言われ、同僚から舐められ、上司からいじめられる負け犬である。組織で鍛えられて、大分性格や能力が違ってきた彼が、物語の中盤で元カノと暮らしていた部屋を訪れる。
元カノと再会し、すかさず罵倒されるのであるが、彼が一緒にいた女がアンジーで。これみよがしに彼女の前で、アンジーが彼にキスをする。
それを、びっくりしたように見つめる元カノ。
アンジェリーナ・ジョリーに勝てるぐらいの女って、この世の中にいなくね?
という考えが私の頭の中に浮かんだ。
私なら、はいはい、さっさと、退場してアンジーを崇拝するほうにつきます。犬ならしっぽ巻いてすごすごと逃げる。
あそこのシーンでアンジーより魅力的な女を登場させるなら、誰なんだろう?
何も、誰も思いつかなかった大笑・・。