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自由人の自由詩✧♡2023.10.21

 せっかく、高木さんに素敵な名前を付けて頂いたので、
 短歌と散文で自由人の自由詩を書きます。
 この歌は、夏から秋にかけて、そして最近までの、いろいろな季節が入っています。

君いない世界有り得ないエレクトリ
暑さ寒さも吾の意のまま

 今年の猛暑は、電気が無かったら終わってた。
 普段、そんな呼び方したことないのに、エレクトリという言葉がなぜか、ぽん!と、頭に浮かんだ。

 擬人化しているけど、電気に呼びかけた歌。

 我々人類、暑さも寒さもエレクトリにお願いしてる。
 エレクトリがあったら暑さも寒さも、自由自在なのである。

君の吐く息吸う吾は君伸ばす
緑の天蓋守られ歩く

 君の吐く息を吸う吾は、まるで同衾する恋人たちのよう。

 ちょっと字余りが残念。本当は、朝、木々の吐いた酸素を吸う私の話である。

 意味ありげに語ってみたかったのだ。(´∀`*)ウフフ。

事あればコロナ戦争脅すなり
退くな君世界が待てり

 私はコロナとかどうでもいい人間であるが、信じている人は、相当に翻弄されていることだろう。

 そんな人にメッセージ。

 マスコミの不安を煽るニュースや年配者を脅すCMに、怯まないで色々やろう!と呼びかけた。戦争の話も、ニューモと同じ話かもしれませんよ?
 しかし、コロナの話は、大げさすぎだろ!と思って受け取っているのに、戦争の話は、本当の話だろうと、ウクライナやイスラエルのことを、本気で受け取っている自分の矛盾に気が付いた。
 マスコミの言うこと、丸のみして信じちゃ、いけないと思ったこの頃。

青空に五線譜敷けば鳥留まる
奏でておくれ秋の調べを

 暑さが過ぎた秋の空は妙に高い。

 青空に電線が敷かれて五線譜みたいで、
 鳥が止まるシルエットが音符の様だ。

 誰か、あの楽譜を奏でてくれないだろうか?
 もう、ギターとか、ピアノで、弾いてください。

喉元を過ぎても暑さ忘れえぬ
烈夏を凍らせロックで飲めり

 今年の夏は異常に暑かった。喉元過ぎても、忘れられない。

 凍らせて、ロックで飲もう。
 今年の夏の暑さも、来年の夏の暑さも、溶かして無くしてしまおう。
 

平目刺し忘れ寝る夜のあくるまは
いかに口惜しきものとかわしる

 日本酒を飲みたいからと、買いに行き、じゃあ、今夜のアテに、お刺身も、と平目刺しを買って帰る。
 しかし、なぜか、その存在を忘れる笑。
 お盆に並べてみたら、煮物、冷ややっこ、揚げ物、と、意外に、マジメに、冷蔵庫の中に食べれるアテがあったのだ。

 しかし、日本酒に、一番ふさわしい刺身を忘れるとは!
 これは全くの不覚。

 次の日、それを冷蔵庫に発見し、

「なんだ?これは!」

 ショック状態の2人。
 ああ、口惜しい。
 百人一首を借りて、詠んでみた。

 ホントの歌は、
「なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる」

意味:あなたが来てくださらないことを嘆き哀しみながら、夜が明けるまで一人で孤独に過ごす時間が、私にとってどれほど長く感じられるか、あなたはご存知でしょうか。ご存知ないでしょうね。

 食べれなかった平目刺しが口惜しい。
 久しぶりに奮発して買った平目刺しだった( ^ω^)・・・。

カンタンに美しいとは言えないよ
3分間でできたりしない

 この歌は、いつも覗かせていただくnoterさんの撮った美しい写真が気に入って、毎日、美しいです!とコメントしたが、芸がないと思い、短歌でコメントするつもりが、そう簡単にはいかないという気持ちを詠んだ。

 簡単に、短歌の文言は浮かばないのである。

 美しいのは、江口さんの写真です。


 でも、昨日食べたカップヌードルが美味しすぎて、この美味しさが3分間でできるために、いったいどんだけ時間を費やしたのかと考えさせられた。

 カップヌードルの簡単にできる安直さをディスった私だったのに、真実は別なところにあると気が付いた昨日だった。

 お湯を注いで、たった3分であの美味さは、凄い。

 有り得ない。尊敬の念が湧いてきた。
 カップヌードルの発明は、偉大だ。

 沢山の短歌を浴びて、日常に宇宙を体験し、心が動いて、
詠むのを続けます。










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