見出し画像

生れつき「子宮」と「膣」を持たない女性。

初めまして。私は現在30代で、生まれつき「子宮」「膣」を持たない「ロキタンスキー症候群」という疾患を持つ女性です。       

今回、ブログを立ち上げようと思った経緯なのですが、私には初潮がなく、17歳の時に初めて婦人科に行った所「膣は浅く、子宮が見当たらない」と医師に診断されました。

当時、自分の身体についてインターネットで情報を探してもなかなか出てこないし、同じ疾患を持つ方もなかなか見当たらない。

母は私の身体の事は知ってましたが、医師に診断されてからはお互いにこの話をする事はなかったし、友人にも言えないしで、とても孤独でした。

多分、この疾患を持っている人は、そういった方が多いかと思います。

そして私は、17歳以降、この病気について病院に受診することはなかったのですが、今年、約20年ぶりに受診することになり、30半ばにして造膣手術を受けました。

現在、身体の事で悩んでる方に少しでも情報提供できたらと思ったのと、ひとりじゃないって事を伝えたくてブログを立ち上げました。

あと、現在「子宮移植」が注目されていて、その対象者は「ロキタンスキー症候群」の私たちも含まれています。倫理的な問題など色々あり、日本ではまだ、実現はされていませんが、少しでもこの病気の事を当事者以外の人たちにも知ってもらいたいと思い、ブログを立ち上げた理由のひとつでもあります。


いいなと思ったら応援しよう!