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活動報告

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活動のご報告をちいさくやります
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記事一覧

2024年のまとめ、2025年の予告

あけましておめでとうございます。 2024年はまず青森への移住というおおきな出来事がありました。 目下、雪に埋もれ、雪を片付けつつ(そう、雪は片付けるもの!)、 青森で出会った人たちのおかげでたのしく元気に暮らしています。 あたらしい年は、おおきくて長い仕事がはじまります。 春までにお知らせできると思います。 それから、本づくりの依頼仕事がいくつかしずかに動き出しています。持てる力の限り一冊ずつと大切に向き合ってゆきます。 本づくりのご依頼の仕事、秋以降に制作開始であれば相

すべての人が内側から辿り着ける水辺(企画展「tranquillo」のこと)

参加させていただいているcociel cobaさんでの企画展「tranquillo」のこと。 詩も小さな光として点在できるようにと願って、書き下ろした詩を16篇お送りしました。 販売作品として展示作品16篇+書き下ろし1篇を入れた「寧(ねい)の小箱」と詩のひとひらを入れた「祈りのほとり」をお届けしました。 店頭での会期、8日に終了しました。ありがとうございました! cociel cobaさんのオンラインストアで15日まで作品の販売を行ってくださっています。各作家さまの作品

新刊のおしらせ

元気いっぱいオール書き下ろし! 新刊『牧師と詩人本2』出ます 11月9日、青森松原教会にてひらかれる本の市「はなかり市」にておひろめです。 「本の市」はなかり市 11月9日(土)10時~16時 青森松原教会(青森市松原1-16-27)にて 23組の出店者さんが古本・新本などなどを販売するたのしい催しが、教会の会堂とホールにて開かれます。 https://hanakariichi.hatenablog.com/ もくじのご紹介 今年5月に刊行した前号『牧師と詩人本』か

近況ともりもり11月

コートとストールを持っていたら安心なこの頃の青森です。 ほんとうにくっきりと季節が変わってゆくことに、引っ越して半年間ずっとおどろいているような気がします。 先月、SUNNY BOY BOOKSさんでの個展「目は体の灯」がぶじに終了いたしました。店頭、オンラインストア共に訪れてくださった方々、詩集やブローチを手にとってくださった方々、気にかけてくださった方々、ありがとうございました。展示は終わりましたが、これからもひきつづき灯を捏ねて焼いたり、書いたりしながらつくってゆきた

詩集『目は体の灯』制作メモ

 今日から始まる個展「目は体の灯」に合わせて詩集を作りました。SUNNY BOY BOOKS店頭&オンラインストアで手に取っていただけます。(オンラインストアでの販売開始は始まり次第お知らせします!)  詩集を作っているときに書いた制作メモを掲載します。 制作メモ 怒りについて  蓋を開けたら、怒りがあかるみの方へ目を細めている。自分は言葉にしないことで怒りをここに留めようとしていたのだと気づく。耳に流し込む音楽で燃焼の方へ自分を連れてゆく。以前よりその道程は長い。それ

個展「目は体の灯」のこと

 サニーさんで個展の機会をいただくのは今年で4回目。  2021年「Pieces」はフィルムで写していた写真を中心に。2022年「光をたたえる」は大量の小さい箱を額に見立てて詩を飾り。2023年「礫の歌」は拾った石の景色。今年2024年「目は体の灯(めはからだのともしび)」は、指先で形作った陶土を焼成し着彩したブローチを展示します。  詩を書いたり本を作ることを中心に活動している池田彩乃が個展をするって何するんだろうって毎年まっさらな白紙から歩き始めて四回目。詩を書いたり本

ただいま関西ツアーを終えて

 三日間の内にたっぷりと関西の夏を浴び、いただいたたくさんのおかえりを抱えて、青森に帰ってきました。ただいま。 (「ただいま関西ツアー」のことはこちらの記事をどうぞ)  ツアー、ご都合が合わず行かれなかったというお声もいくつかいただいていましたので、全日程のできごとをセットリストと共に報告します! 8/23初日:本屋itoito(奈良)   ツアー期間中の拠点である京都から奈良へ。バス乗り場を間違えバスを一本見送る。奈良と京都は似ているとよく聞くけれど、自分にとって奈良は

本を作ること(14年くらいのふりかえり)

 3月3日、庄内にあります犬と街灯さんにて歌人の牛隆佑さんが企画する「牛と街灯5」にてトークイベントのゲストに呼んでいただきました。本を作り始めた頃の話から今まで刊行してきた本の装幀の話を中心に、本を作る理由や、出版社から詩集を出したいという夢についてなどなどいろんな話をさせていただきました。三日間店長の牛さん、犬と街灯店主の谷脇さん、お越しくださったみなさま、ありがとうございました!とっても楽しかったです。  自分の活動を振り返るという機会があまりなく、うまく話せるか不

「うちひらくれば」杖としての御言葉編はじめます

 2023年6月から始めた聖書の言葉をひらく企画「うちひらくれば」も残り三回となりました。今月の聖句を決める際に、今、私たちの杖となるような御言葉はないのだろうかと牧師に相談しました。そうした言葉を引用して誰かへエールを贈りたいという気持ちよりも、私自身が切に知りたいと思ってのことです。できることの内に「祈ること」を数えるひとりとして、今改めて聖書を頼りたいと思いました。  2024年1月から3月までの全3通を「杖としての御言葉編」とし、引き続き詩と対話でひらいてゆきます。

2023年のこと

いろいろ返せていないメールや納まっていない仕事もありますが、今年のことを今年の内に報告させてください! 2023の終わりに立って とても遠くまで来た気がします。たとえば一年前と比べても、三ヶ月前と比べても、半年前と比べても、絶えず移ろい続けて今ここにいる。年の終わりに立って一年を見渡すと、思わず自分を労いたくなりました。たくさん無茶をしましたね。なにはともあれ、おつかれさまでした。みんなみんなもおつかれさまでした。さあさあ、かんぱいかんぱい。ぬるくなった白湯をここから掲げま

冬のわくわくセットやります

『はじめての入院日記』オンライン販売スタート先日、日記祭にておひろめした『はじめての入院日記』(委託していた部数は完売していました!手にとってくださったみなさまありがとうございました!)を15日21時より個人オンラインストア「この星スーベニアショップ」にて販売開始します。よろしくおねがいします! 他店でのお取り扱いはありませんが、2024年1月14日の文学フリマ京都にも持ってゆきます! 中身についての記事はこちらです。 無いより、在る方がいい入院日記後も引き続き療養が続

活動報告(2023年11月)

あいさつもできないまま雪崩込んだ12月へ、こんにちは。 11月はたくさん書いて、たくさん羽ばたいてゆきました。今はまだすこしふぬけています。 ■新刊『はじめての入院日記』刊行&日記祭へ参加します!いよいよ一週間後!こちらのイベントに新刊『はじめての入院日記』を「日記屋 月日」さんのブースへ委託という形で参加させていただきます。 第4回「日記祭」 2023年12月10日(日)11:00-17:00 ※店舗、音楽ライブは18:00まで BONUS TRACK (東京都世田谷

『はじめての入院日記』できました!

日記祭に参加します実は最近入院していまして、そのときのことを書いた本を刊行します。 題して『はじめての入院日記』です。 極小部数の刊行ですが、中身はかなりもりもりです!! 12/10(日)、東京のBONUS TRACKにて開催される「日記祭」にて委託販売でおひろめです。 第4回「日記祭」 2023年12月10日(日)11:00-17:00 ※店舗、音楽ライブは18:00まで BONUS TRACK (東京都世田谷区代田2-36-15) 主催:日記屋 月日 @nikki_

活動報告(2023年10月)

気がつけば11月。木々に揺れる木の葉の色が移ろい、夕焼けなんかはもう冬の気配をたたえています。みんなみんなあったかく過ごしていますように。 ■「礫の歌」巡回展@沖縄 浜比嘉島9月、SUNNY BOY BOOKSさんにて催した個展「礫の歌」のミニ巡回展を11月7日まで沖縄の浜比嘉島にありますサニーさんの姉妹店である「本と商い ある日、」さんにて開催中です。すでに三週間ほど会期がすぎてゆき、展示をご覧いただいたみなさま、詩集『礫の歌』を手にとってくださったみなさま、ありがとうご