ayano ikeda

春生まれ。詩を書いています。2010年から私家版の本いろいろ作っています。ときどき朗読します。 おめでとう/言祝出版 https://kotohogi-books.com/

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マガジン

  • 活動報告

    活動のご報告をちいさくやります

  • 観光記(第三章)

  • 観光記(第二章)

    いつか「観光記」になるであろうものが入っています。 (2020年4月~2021年9月)

ストア

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    目は体の灯

    今年9月個展会場にて販売していた限定詩集。本文フルカラー!シリアルナンバーとサインが入っています。重版予定なし。--- あなたが灯された地上は暗く一枚の布のようにあらゆるものは関わりあっていた---詩と日記(2024年7月26日)収録。怒りについて。【制作メモ】https://note.com/ayanoikd/n/nb75f79c24830 2024 / 文庫 / 20P /
    ¥1,200
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    牧師と詩人本2

    牧師(日本基督教団 青森松原教会 牧師)と池田彩乃によるユニット「牧師と詩人」で作る本の第2弾。 【 もくじ 】 詩「チラシの裏に」  S自己紹介  S/A詩「人は星」  A詩「二階の窓」  S詩「ことばのすがた」  Aエッセイ「わたしはあなたの旅先」  A詩「テーマ:2」  S/A詩「甲板に立つ」  Aエッセイ「誰かを理解するためのレッスン」  Aエッセイ「これさえあれば」  S座談会「牧師と詩人とはなかり市実行委員会」  S/A/N/H選曲「冬のための音楽集」  A選曲「冬に備えて」  SS:池田慎平A:池田彩乃N:鳴門煉煉(はなかり市実行委員会)H:ほし(はなかり市実行委員会)装画・挿絵:池田慎平編集・デザイン・写真:池田彩乃 ※購入冊数を2部までとしています。発送の際の見落とし防止のため、2部お買い求めの方は備考欄にその旨記入いただけると助かります!
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    目は体の灯

    今年9月個展会場にて販売していた限定詩集。本文フルカラー!シリアルナンバーとサインが入っています。重版予定なし。--- あなたが灯された地上は暗く一枚の布のようにあらゆるものは関わりあっていた---詩と日記(2024年7月26日)収録。怒りについて。【制作メモ】https://note.com/ayanoikd/n/nb75f79c24830 2024 / 文庫 / 20P /
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    牧師と詩人本2

    牧師(日本基督教団 青森松原教会 牧師)と池田彩乃によるユニット「牧師と詩人」で作る本の第2弾。 【 もくじ 】 詩「チラシの裏に」  S自己紹介  S/A詩「人は星」  A詩「二階の窓」  S詩「ことばのすがた」  Aエッセイ「わたしはあなたの旅先」  A詩「テーマ:2」  S/A詩「甲板に立つ」  Aエッセイ「誰かを理解するためのレッスン」  Aエッセイ「これさえあれば」  S座談会「牧師と詩人とはなかり市実行委員会」  S/A/N/H選曲「冬のための音楽集」  A選曲「冬に備えて」  SS:池田慎平A:池田彩乃N:鳴門煉煉(はなかり市実行委員会)H:ほし(はなかり市実行委員会)装画・挿絵:池田慎平編集・デザイン・写真:池田彩乃 ※購入冊数を2部までとしています。発送の際の見落とし防止のため、2部お買い求めの方は備考欄にその旨記入いただけると助かります!
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    牧師と詩人本

    牧師(日本基督教団 青森松原教会 牧師)と池田彩乃によるユニット牧師と詩人で1冊の本を作りました。自己紹介のような気持ちで、聖書をめぐる対話とそれぞれ制作した詩とエッセイ、プレイリストを収録しました。極少部数での刊行です。重版予定はありません。 【もくじ】「うちひらくれば」 9通目 詩と対話 / 池田慎平・池田彩乃「お客様のなかに」 / 池田慎平「私たちは映し合い、響き合うために出会った」 / 池田彩乃「粗熱」 / 池田慎平「散りばめられた子ども」 / 池田彩乃「Jump」 / 池田慎平「一生涯を風にめくれて笑うピクニックシートとする」 / 池田彩乃「牧師と音楽」 池田慎平(書き下ろし)「詩人と音楽」 池田彩乃(書き下ろし)編集・デザイン・写真:池田彩乃イラスト:池田慎平---※購入冊数を2部までとしています。2部お買い求めの方は備考欄にその旨記入いただけると助かります。
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最近の記事

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2023年のこと

いろいろ返せていないメールや納まっていない仕事もありますが、今年のことを今年の内に報告させてください! 2023の終わりに立って とても遠くまで来た気がします。たとえば一年前と比べても、三ヶ月前と比べても、半年前と比べても、絶えず移ろい続けて今ここにいる。年の終わりに立って一年を見渡すと、思わず自分を労いたくなりました。たくさん無茶をしましたね。なにはともあれ、おつかれさまでした。みんなみんなもおつかれさまでした。さあさあ、かんぱいかんぱい。ぬるくなった白湯をここから掲げま

    • 新刊のおしらせ

      元気いっぱいオール書き下ろし! 新刊『牧師と詩人本2』出ます 11月9日、青森松原教会にてひらかれる本の市「はなかり市」にておひろめです。 「本の市」はなかり市 11月9日(土)10時~16時 青森松原教会(青森市松原1-16-27)にて 23組の出店者さんが古本・新本などなどを販売するたのしい催しが、教会の会堂とホールにて開かれます。 https://hanakariichi.hatenablog.com/ もくじのご紹介 今年5月に刊行した前号『牧師と詩人本』か

      • 近況ともりもり11月

        コートとストールを持っていたら安心なこの頃の青森です。 ほんとうにくっきりと季節が変わってゆくことに、引っ越して半年間ずっとおどろいているような気がします。 先月、SUNNY BOY BOOKSさんでの個展「目は体の灯」がぶじに終了いたしました。店頭、オンラインストア共に訪れてくださった方々、詩集やブローチを手にとってくださった方々、気にかけてくださった方々、ありがとうございました。展示は終わりましたが、これからもひきつづき灯を捏ねて焼いたり、書いたりしながらつくってゆきた

        • 詩集『目は体の灯』制作メモ

           今日から始まる個展「目は体の灯」に合わせて詩集を作りました。SUNNY BOY BOOKS店頭&オンラインストアで手に取っていただけます。(オンラインストアでの販売開始は始まり次第お知らせします!)  詩集を作っているときに書いた制作メモを掲載します。 制作メモ 怒りについて  蓋を開けたら、怒りがあかるみの方へ目を細めている。自分は言葉にしないことで怒りをここに留めようとしていたのだと気づく。耳に流し込む音楽で燃焼の方へ自分を連れてゆく。以前よりその道程は長い。それ

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        2023年のこと

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        • 活動報告
          73本
        • 観光記(第三章)
          19本
        • 観光記(第二章)
          26本
        • おめでとう / 言祝出版
          1本
        • 百年の散歩
          10本
        • 2021.9個展「Pieces」
          6本

        記事

          個展「目は体の灯」のこと

           サニーさんで個展の機会をいただくのは今年で4回目。  2021年「Pieces」はフィルムで写していた写真を中心に。2022年「光をたたえる」は大量の小さい箱を額に見立てて詩を飾り。2023年「礫の歌」は拾った石の景色。今年2024年「目は体の灯(めはからだのともしび)」は、指先で形作った陶土を焼成し着彩したブローチを展示します。  詩を書いたり本を作ることを中心に活動している池田彩乃が個展をするって何するんだろうって毎年まっさらな白紙から歩き始めて四回目。詩を書いたり本

          個展「目は体の灯」のこと

          ただいま関西ツアーを終えて

           三日間の内にたっぷりと関西の夏を浴び、いただいたたくさんのおかえりを抱えて、青森に帰ってきました。ただいま。 (「ただいま関西ツアー」のことはこちらの記事をどうぞ)  ツアー、ご都合が合わず行かれなかったというお声もいくつかいただいていましたので、全日程のできごとをセットリストと共に報告します! 8/23初日:本屋itoito(奈良)   ツアー期間中の拠点である京都から奈良へ。バス乗り場を間違えバスを一本見送る。奈良と京都は似ているとよく聞くけれど、自分にとって奈良は

          ただいま関西ツアーを終えて

          燃焼と軋轢を求めて

          自分を言葉の外に置く。言葉にならない呻き、それが底無しの泥池のように見えたとしてもこの足裏は暗がりの中で何らかの平らかさに拠り立つことが出来ると自らが知っていること。そう、私が知っていさえすればいい。ここ最近はこういう言葉に終わる短い文を掲げては目に映して頷いてまた歩くということを繰り返していたように思う。忘れるのだ。知っているということさえも忘れてゆけるから、無効化された根拠の中で駆け回ることだってできる。言葉になるべきことが言葉になることだけで組み上げられた屋根の下で惑う

          燃焼と軋轢を求めて

          「ただいま関西ツアー」やります!

          春過ぎからずっと大事に目論んでいたツアーです! よろしくお願いいたします! ただいま関西ツアー8/23(金) 17:00 本屋itoito 奈良市高畑町1097-2ならまち工房Ⅱ-2階-8号室 定員:4名 1,200円(おみやげ付) https://twitter.com/books_itoito https://www.instagram.com/books_itoito/ 8/24(土) 14:00/18:00(2部制) 犬と街灯 大阪府豊中市庄内西町3丁目10

          「ただいま関西ツアー」やります!

          回復について知っていること

           書きやめること、それは読みやめること。それはまなざしの前に立つことが叶わないことであり、カーテンを開けられない朝のことである。病に伏せていたときに転がり落ちた弾みで、人の手が届かない小さな窪みに心が落ち込んでしまった。世界(と呼べるおおきな抱擁のこと)を信頼できなくなり、この世(と呼ぶほかないおおきくて冷ややかなもの)に押し潰され、大事に抱えていた余白やあそびの類のものは失われ、やがては「存在」という脆弱な「点」になってしまった。  自分を現実的に救う。それしか選べないこと

          回復について知っていること

          十とひと月の歩みへ、最後の手紙

          十とひと月の歩みへ、最後の手紙

          贈り物の只中で

          贈り物の只中で

          ここで春を歩いている

           あたらしい町に来て四日目。ようやく白紙に向かうことができたこの夜はうすあかるい。ただいまと言いたい気持ち。(開かれているその目に向けて言う)  引越してきた当日、諸々がひと段落した私たちはひと息つくこともなく歩き出した。ただ歩くためだけに歩き出せる町である予感を感じたのだろう。それから毎日いろいろ理由をつけてはほっつき歩いている。4月の青森は春の入り口をもう一度くぐり直しているよう。長い長い3月にも似て、桜のつぼみはまだ固く、油断して薄着になれるのはもうすこし先みたいだ。

          ここで春を歩いている

          「十の月を歩く」ちょびっと延長

          「十の月を歩く」ちょびっと延長

          君の愛もまた完全である

           春分の日、おめでとう。  誕生日の次に大切な春分を、いつになく静かな気持ちで迎えた私に反して、ここは春の嵐。降るものも立つものも架けられしものも皆窓の向こうで揺れている。風が強い日はいつも、この日に飛び立つことを選んだあらゆるものの旅路を思う。風の荒々しい抱擁へ抱擁を返せる者はこの世にそんなに多くいない。  私は遊ぶ星であり、遠くより託されし贈り物、あるいは渡されし橋であり、泉を汲む柄杓である。遊びの只中に生き、贈り主の手の温みを忘れず、どこからどこへ渡されたかを決して疑

          君の愛もまた完全である

          祈る人の姿

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          祈る人の姿

          本を作ること(14年くらいのふりかえり)

           3月3日、庄内にあります犬と街灯さんにて歌人の牛隆佑さんが企画する「牛と街灯5」にてトークイベントのゲストに呼んでいただきました。本を作り始めた頃の話から今まで刊行してきた本の装幀の話を中心に、本を作る理由や、出版社から詩集を出したいという夢についてなどなどいろんな話をさせていただきました。三日間店長の牛さん、犬と街灯店主の谷脇さん、お越しくださったみなさま、ありがとうございました!とっても楽しかったです。  自分の活動を振り返るという機会があまりなく、うまく話せるか不

          本を作ること(14年くらいのふりかえり)