つだ あやの
戯曲練習用。
とにかく思いついたことをやってみる企画。
前回の投稿から長らく空いてしまいました。 皆さまお久しぶりです🙋🏻♀️ この間に色々と変化がありまして、ほどほどにバタバタしていてですね、創作活動が滞ってしまっておりました。 そろそろ再開しようかなという所存です✨ 最近は、環境の変化に襲われる(襲われるという言い方は仰々しいですが)ことが増えました。 特に社会人になってから。 転職をしたとか、引っ越したとか、そういった類の変化ではないのですが、職場の上司や人間関係が変わったり、最近は演劇学校に通学したりなどしていま
部屋の真ん中に絨毯Bがある。 Bの周りは暗くてよく見えない。 Aが入ってくる。 AはBが見慣れたものではないことに気がつく。 A「ん?なんか違う…!」 A「なんか違くない!?」 A「え、新しくなってる!」 A「え~いいじゃん!」 Aは腰をおろして、Bをまじまじと見る。 A「我が家に新しい絨毯がやってきた」 A「白くて、ふわふわで」 A「毛が生えてる」 A、Bに手を伸ばす。 B「…」 A「おっとごめんごめん」 B「…」 A「歩いても平気?」 B「…
「ひさびさに油絵が描きたい!」と思ったので、絵の具セットを引っ張り出してみました。 高校の美術部時代を思い出してノスタルジックな気持ちになりつつ、足りない画材がないか調べてみたら、メディウムがないことに気がついたんです。 メディウムというのは、速乾剤のことです。 そういえば、高校時代に使ったことなかったな、と。 乾くのに時間がかかるな〜とは思ってたけど、そもそも持ってなかったんだ、と。 なので、買いに行くことにしました。 初めての世界堂。 ちょっと前まで地元に画材
事務のお仕事をしていると、必ずと言って良いほど使う機会が多いのが、そう。ふせんです。 私はおそらく、ふせんのヘビーユーザーです。 毎日毎日ふせんに、書いては貼り、書いては貼り。 今日も、ふせんをたくさん使いました。 「ここに印鑑を押してくださいね」を伝えるためのふせん。 〇〇さん宛ての依頼をメモしておかなくちゃ、のふせん。 この書類は最新版のものと差し替えるんだよ忘れないでね、のふせん。 今日のやることリストをまとめたふせん。 この書類は捨てたらどうなるか分から
オレンジの中にぽつんと、小さな人影。 今日は火曜日なので、5時間目が終わったら下校できる日だった。 小学校3年生に上がってから、6時間目までの日が増えたので、5時間目で終わる日は必ず、一目散に帰宅している。 そして、家に帰って手洗いうがいをしたら、即ゲーム。 今ハマっているのは、兄からもらったゲームボーイアドバンスのとあるソフト。 同世代の子は所有していないであろう世代のゲームを、しかも一人でこんなに楽しんでるなんて。 この密かな優越感が何よりの幸せだった。 他の
企画「架空広辞苑」の続きです。 ↓↓前回の記事↓↓ 今回は、グループの集い(仮)メンバーと、実際に作った単語をご紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (以下、架空広辞苑より引用。←ここ大事) ・ジョー 思想家・一般人。千葉県生れ。人への愛、自身と社会との関係の中で人生を探究。行動力はない。 ・つだ ぬいぐるみを仲間とするサル目ヒト科の動物。人間とのコミュニケーションはいまだ模索中。 ・トニコト スピリチュアル愛好家。熱情で動く。誰も止められ
皆さま初めまして。 「つだあやの」と申します。 noteを始めてから一度もしていなかった自己紹介を少しだけ🤏 普段はデスクワークをしています。 事務職員として働きつつ、趣味で演劇をしたり、気ままに創作をしたりしています。 最近では、久しぶりに再会した面々と企画「架空広辞苑」を進めています。 私の勝手な思いつきで動き出した企画ですが、「面白そう」と言って参加してくれたメンバーには本当に感謝しています。 脚本の練習として、昨年10月から投稿し始めたnote。 2024
2023/12/16 @東京タワー🗼
前回ご紹介した、企画「架空広辞苑」について。 今回は、架空広辞苑に載せる単語を作ります。 手順は以下の通り。 ------------------------------------------------- ①乱数生成サイトで文字数を決める。 ※メンバーから、1文字だと既存の単語が多いから 避けた方がいいのでは…とのアドバイスをもらい、 2〜10の中から数字が出るように設定しました。 ②ひらがなランダムルーレットで文字を決める。 ③メンバーそれぞれ10単語
久々に再会した人間たち。 あれやこれやと意気投合し、クリエイティブなことをしよう、ということで『グループの集い(仮)』を結成。 頭痛が痛い、一番最初、みたいなノリで付けた名前。メンバー紹介は追々。 第1回目の企画は「架空広辞苑」です。 ✏️企画の概要はこちら↓ お楽しみに!
小さい公園にベンチが一つ。 10月の末、イチョウの木もすっかり実と葉を落とし、暗闇の中で静かにひっそりとたたずんでいる。 背の低い電灯の明かりがベンチを照らす。 涼しい秋の夜にもかかわらず、棒アイスにかじりつく2人。 虫の声が鮮明に聞こえる。もう日が落ちてからだいぶ時間が経った。 少しずつ肌寒くなっていくのを感じながら、2人はただベンチに座っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー A「あ~あ」 B「どうした急に」 A「ちょっと聞いてよ」
レトロでオシャレな、都内のとある洋食屋。 落ちついた雰囲気で、少し黄みがかった照明が店の雰囲気を醸し出している。 BGMなどは流れておらず、お客さんの話し声が心地よく聞こえてくる。 日曜日のお昼時。主婦層の客が多く、AやBのように20代前半の客は少ない。 店内の最奥にキッチンがあり、その手前にはカウンター席が用意されている。 AとBはカウンター席前のテーブルを挟んで対面に座っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 明転 A「ていうかさ、2人で