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『白衣のいけにえ:テキサス・ボーンソー・アホカー』



これから皆さんがご覧になる映画は、サリーと体の不自由な兄フランクリンをはじめとする五人の若者たちに起きた悲劇の物語です。
彼らが若かっただけに事件は一層悲惨だったと言えます。
しかし、例え彼らが長く生き伸びたとしても、この日に遭遇した狂気と衝撃を超える経験には出くわさなかった事でしょう。
牧歌的な夏の午後のドライブは悪夢と化しました。
この日起きた出来事がきっかとなり、アメリカ史上まれにみる異様な犯罪テキサス・ボーンソー大虐殺事件が発覚したのです。

1973年8月18日



『Texas Bonesaw Ahocre』 


その夏、テキサス州の田舎では墓荒らしが相次いでいた。
実家である祖父母の家を離れて久しいサリーと彼女の兄フランクリンは、お墓が荒らされていないかどうか確かめるべく帰省をする事にした。実際には、それはのどかなドライブになるつもりだったのだが。
車椅子のフランクリンの為、サリーの恋人ジェリーは大型のバンを用意し、サリーの友人パムと、その恋人のカークも同行した。五人はお墓の無事を確かめると、のんきに車中でのお喋りに興じながら、サリーとフランクリン兄妹の実家に向かった。
その途中…………

広大な農地が広がる中の一本道を走るジェリーのバン。
「あれ、ヒッチハイクかな?」
前方に人が立っているのに気がついた。
「ん?なんだ?」
車が近づくにつれ、その異様な人物の姿がはっきりとしてくる。

「看護婦さんじゃない?」
「なんでこんな所に?」
平原の一本道をてくてくとその看護婦は白衣のまま歩いている。異様な光景だった。
「どうしたんだろう?」
「乗せてあげましょ」
何か緊急事態なのか、一行は同乗させる事に決め、車を停めた。
「どうも」
「あ、こんにちわー🎵」
と看護婦はにこやかに会釈する。
「どうしたんです?急患ですか?」
「ええ、そーなんです🎵」
「良かったらどうぞ」
「あら、すいません。ありがとうございまーす🎵」
看護婦は礼を述べてバンに乗り込んだ。

すると車椅子のフランクリンの姿に気が付いて、
「まあ……大丈夫ですかー?」
と声を掛けてきた。
「え?ああ、はい、平気ですけど」
車椅子の不自由な体に気を遣われ、フランクリンはどぎまぎと頭を下げる。
「良かったな、フランクリン」
「看護婦さんで良かったわね」
皆がからかうと、
「やめろよ💦」
フランクリンはぼやいた。
「おトイレなら言って下さいねー🎵」
看護婦は微笑む。
「い、いや、大丈夫ですよ💦」
「さっきも一人で小便できたもんな」
ジェリーがからかうと、
「大変❗️おむつしておきましょ❗」
看護婦はおむつを取り出した。

「ちょ、ちょっと!?」
強引にフランクリンのズボンを脱がせようとする。あまりに急な看護婦の言動に、フランクリンはパニックを起こし、皆も度肝を抜かれた。唐突な看護婦の行いに抗っていると、
「ダメよ❗じゃあ、導尿しましょ❗」
今度は尿道カテーテルを取り出した。フランクリンの下着を下ろさせ、無理矢理挿入しようとしてくる。
「な、なにするんですか!?や、やめろ!」
フランクリンの手を押し退けて陰茎を引きずり出し、その先端にカテーテルをねじ込む。
「うわぁ!?助けてくれーっ!!」
「ちょっと何するのよ❗️」
「やめろ、何してるんだ❗️」
サリーとカークが止めに入ると看護婦はあっさりとカテーテルを引き抜いた。
「こ、この人変だよ❗️おかしいよ❗️」
「降りろ❗出てってくれ❗」
バンは急停車し、ドアを開けると看護婦はすとんと車から降りた。

「悪い患者さんね」

急発進するバン。看護婦の不気味な呟きが微かに聞こえた。


「うう、なんだったんだ……」
「分からないけど、おかしな人だったわね」
フランクリンの着衣を直しているとバンは一軒の薬局に辿り着いた。ずっとお店も民家も無かった平原に、その薬局はポツンと立っている。
帰りのガソリンが心もとない。
車を停めたジェリーは、ダメもとで薬局の人に聞いてみる事にした。
「すいませーん」
「はい、どうしましたー?」
白衣の女が座っていた。

「あのー、ガソリンとか分けてもらえませんか?」
「ガソリンなんてないわ。うちは薬局よ」
はあ?と呆れる白衣の女。
「ですよねえ」
「浣腸ならあるけど」
「いや、結構です。お邪魔しました」
こんな何にもない平野に何で薬局が?と不思議に思いながらジェリーは表に出た。
「ちょっと見て❗️」
サリーたちが騒いでいる。
車のボディに落書きがあった。

“Patient”

と書かれている。
「きもちわりー」
とドン引きしながら、ガソリンが少ないので実家についたら近隣の住人に頼んでみるという事にして、バンは再び出発した。


夕刻。
兄妹の実家に着いた一行は、今となっては無人の古びた邸宅を探検して遊んでいた。
「おーい………」
車椅子の為、中に上がれず、表でポツンと残されるフランクリン。暫くして、漸く皆は戻ってきた。
「ねえ、フランクリン、川が流れてるのはどっち?」
「ん?ああ、あっちだよ」
と示す。
「埃っぽくなっちゃったから私たち川で水浴びしてくるわ」
とパムとカークは出掛けて行った。
本当はファ◯クする為だが。
フランクリンに教えられた方へ行くと、川はすっかり干上がっていて水などなく、二人はがっかりした。
「なんだよ、ちくしょー」
悪態をついていると、何かの音が聞こえた。
発電機である。
付近に家があるのだ。
「おっ❗ガソリンを分けてもらえるかもしれないぞ❗」
二人はその家へと訪れたが、住人は見当たらない。
発電機が動いているので、人がいるのだとは思うが…………
「すいませーん❗」
幾ら声を掛けても、返事はない。
仕方なく、家の中に入ってみる事にした。
「なんだか変だからもう帰ろうよ」
「ちょっと待っててくれよ。今、家の中を見てくるから」
パムを庭に待たせてカークはその家の玄関をくぐった。
「すいませーん❗誰かいませんかー❗」
相変わらず返事はない。
「あのー、ガソリンを分けてもらいたいんですけどー❗」
辺りを伺いながら、家の奥へ、奥へと足を踏み入れるカーク。
そうして廊下の突き当たりへとやってきて、、、、

「…………」
「!!!!!????」
突然現れた人物にカークは呆然と立ちすくんだ。
家の奥から現れた手術着の不気味な女は無言でペンチを構える。
それが猛烈な速さでカークの股関を挟み込み──────

ぶちゅっ

鈍い音がした。

「!!!!??!??!??!」
一瞬で精巣を二つとも潰されたカークは悲鳴を上げる暇もなく、昏倒した。がくがくがくがく❗️と足が激しく痙攣する。
その体を引き摺って、手術着の怪人は家の奥へと姿を消した。
一方、
「カーク?」
なかなか戻って来ない恋人を心配したパムは、恐る恐る家へと向かう。恋人がもう去勢されているなど彼女は知るよしもない。
「ねえ、カーク?どうしたの?」
呼び掛けながら廊下を進み、
先ほど怪人が消えた家の奥へとやって来た。

ずるっ❗

「きゃあっ!?」
何かに足をすくわれて転倒するパム。
一体何なのかと目をやると、
床にはぶよぶよした白い玉、白い玉、白い玉、白い玉、、、、
その部屋には、大量のキンタマが散乱していた。
「???!!!!」
他にも大量のホルマリン標本が並んでいる。
脳や眼球、肺や腸など内臓に四肢。
中でも大量の陰茎がガラス瓶の中に浮かんでいた。
「ひっ…………」
ここは悪魔の家だ。
カークはどこ??
どうにか立ち上がると、
そこに手術着の女が現れた。

「……フゥッ……フゥッ……」
どう見てもまともではない。
「うわぁぁ❗助けてぇぇぇぇ❗」
本能的に逃げ出そうとするが、あっさり羽交い締めにされてしまう。物凄い力で抱き上げられ、そのまま更に奥の部屋へと連れて行かれる。
「放してぇぇ❗いやぁぁぁぁ❗」
その部屋には無数のベルトの付いた手術台と大量の医療器具が並び、天井には無影灯が備えられている。
手術室、
いや、
解剖室か。
「ひいっ」
その台にカークが寝かされていた。
全裸にされた彼の陰嚢がパンパンに腫れ上がっている。
「カークっ❗いやぁぁぁぁ❗」
怪人は軽々とパムをかかえ、もう一つの補助台へと叩きつけるように寝かせた。
「………………」
逃げる間も与えず、ぐいぐいとまんぐり返しの体勢に抑え込み、下着を引き千切る。

ずぶっ

「ふわあっ!?!!?」
パムのアナルに強引にディルドが突き刺された。
長大なそれが一気にS状結腸に侵入し、パムは悶絶する。その上、

「………………」
手術着の怪人は尿道にカテーテルを押し込んできた。これも物凄い速さで膀胱へとぶちこまれ、激痛にパムは悲鳴を上げる余裕も無かった。

「………………」
最後にローターを手にした怪人は、それをパムのヴァギナに押し込み、更にもう一つ、またもう一つと、三つものローターを奥深く押し込まれて、パムは悶絶し、動けなくなった。
「……ひ……あう……」

ブィィィィィィィンンン❗❗️❗️❗️

ディルドとローターのモーター音が鳴り響き、パムの下腹部の全てが震動する。
苦痛と快感の中、ちかちかする視界に怪人がカークへと手を伸ばすのが見える。

「………………」
「ひっ……ぎ……ああああああ❗❗❗」

ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ。。。

恋人の痴態を目にして勃起したカークの陰茎が骨切り鋸ボーンソーで切断され、
断末魔の叫びと血飛沫が悪魔の家に飛び散った。

数十分後。
「おーい❗すいませーん❗」
二人の帰りが遅い事に痺れを切らしたジェリーは、怪物が住むとも知らずに、ドーヤー家を訪れた。
「誰かいませんかー❗友だちを探してるんですがー❗」
彼もまた、悪魔の家に足を踏み入れ、、、、
「な、何だここは……」
キンタマの散らばる床、ホルマリン標本に戦慄しながら解剖室へと辿り着き、
「うそだろ……」
解剖台で、バラバラにされたカークの遺体と、冷凍保存されたパムの遺体を発見した。
「そんな……」
ガクガクと全身が震える。カークの陰部は無惨に切り裂かれ、パムは穴という穴に突っ込まれていた。
こんな、恐ろしいことが、、、、
これは現実か、、、、
ここから離れなければ、、、、
振り向いたジェリーの目の前に─────
「……………………」

手術着の怪人は、とんでもないスピードで大きなペンチをジェリーの股関に食い込ませ、

ぎゅっちっ

「!!!??!!?!???」
破裂する二つの精巣。
激痛がジェリーの意識を消し飛ばす。
溢れだした小水が股関を濡らす。

ガタガタガタガタガタガタガタ❗

ひっくり返ったジェリーの足が猛烈に痙攣した。

同じ頃。
「ジェリーを探しに行くわ❗」
「ダメだ、待ってようって言ってるだろ❗」
サリーとフランクリン兄妹はどうするべきか?で口論となっていた。車のキーはジェリーが持っているし、どうする事も出来ない。
「懐中電灯をかせ❗」
「いやよ❗」
痺れを切らしたサリーは、暗い、林の中へと行ってしまう。
「ま、待てよ、俺も行くよ❗サリー❗待てったら❗」
車椅子をこいでその後を必死に追いかけるフランクリン。
「待てってば❗一緒にジェリーをさがそう❗」
懸命に追いすがると、妹は無言で兄の車椅子を押した。
「…………」
兄が事故で歩けなくなったのは数年前。
両親は即死だった。
そのショックやフラストレーションから情緒不安定となり時折、わめき散らすようになった。
それでもフランクリンは兄である事に変わりはなく、サリーは出来る限り彼の介護を行ってきた。
変わり果ててしまったが大切な兄であった。
「ここは……あんな家あったのか?」
懐中電灯の明かりの先に、家が見える。
実家のこんな近くに、隣家はなかったはずだ。幼い頃、この土地に住んで遊び回っていたフランクリンには分かる。ここを離れて十数年。その間に建てられたものなのか。そう言えば、あんな道路沿いに昔は薬局なんて無かった。あれも近年になって出来たものに違いない。この家は一体、誰が住んでいるのか。
「あの家に行ってみよう」
「ジェリーもあそこかしら?」
そう言って、兄妹は悪魔の家に向かい、、、、、

ヴィィィィィィィィィィィィンンン❗️❗️❗️❗️

「きゃぁぁぁぁぁぁ❗❗❗❗」
暗闇から突如現れた手術着の怪人に、サリーは一瞬で下着を下ろされ、肛門に猛烈に震動するアナルオープナーを挿入された。
「サリー❗❗❗」
怪人の姿に驚愕しつつ、妹の姿に興奮するフランクリン。
数年ぶりに彼の陰茎が反応した。
それを狙って、
「………………」
手術着の怪人が襲い掛かる。

ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ。。。。

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ❗❗❗」
ノコギリの刃が高速で前後され、フランクリンの陰茎もろとも、陰嚢まで切り裂かれ、噴水のように鮮血が噴き上がった。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ❗❗❗」
惨殺された兄の遺体が、がっくりと力を失い、ひっくり返る。血塗れの手術着は、最後のいけにえ、サリーへと襲い掛かる。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ❗❗❗」
尻に食い込んだアナルオープナーのせいで上手く走れず、サリーはこけつまろびつ林の中を走って、悪魔の家に逃げ込んだ。ドアの鍵を締めるが、怪人はドアを破壊して追跡してくる。
逃げ惑うサリーはミイラ化した白衣の老婆が椅子に座っているのを目にする。
悪魔の家だ──────
ここにいてはいけない。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ❗❗❗」
二階から飛び降りると、サリーは道路を走り続けた。
痛む尻をかばいながら、走って走って、
昼間訪れた薬局に辿り着いた。
「助けてっ❗❗助けてください❗❗❗」
「どうしたの?」
昼間の薬剤師がサリーを助け起こす。

「殺人鬼に追われてるんですっ❗❗助けてっ❗❗警察に通報してっ❗❗」
「落ち着いて……あら、可哀想に」
サリーの尻に突き刺さったままのアナルオープナーを目にして、薬剤師は顔をしかめた。
「今抜いてあげるからね」
「あうっ」
ずるりとアナルオープナーが引き抜かれ、茶色くと赤の混ざった粘液が溢れた。
「ちょっと待っていて」
「は、はい」
薬剤師が表に出ていき…………
サリーは気が付いた。
店内にはたくさんの医療器具、性具が並んでいる。
まさか。
そんな。
あの女は………………
「お待たせ」
女が戻ってきた。
手に注射器を持っている。
「や、やだ」
こいつもグルなのだ。
逃れようと、ずるずる床を這うサリーの肩に、針が突き立てられる。鎮静剤を打たれサリーは意識を無くした。

「うっぐ……むうっ!!!!???」
口に何か押し込まれ、サリーは意識を取り戻した。
口枷だ。
手術着の不気味な女は、乱暴にサリーの口に口枷を噛ませると、すごい力でベルトを締めた。
怪物の名はババァ・ドーヤー。ババァフェイスと呼ばれる怪人である。先天性梅毒により顔は崩れたばばあで、メスゴリラのような腕力と知能を持ち、言葉を話せない。変態嗜好により旅人を襲っては解剖、特に男性器を収集している。ドーヤー一家の四女であった。
「むううう!?」
ここは……
あの悪魔の家だ。
見れば裸で股を開き、分娩台に拘束されている。
「気が付いたのね🎵」
看護婦がいた。
あのヒッチハイクの頭のおかしい看護婦だ。
こいつも仲間なのだ。
「怖くないわ、いいこにしてましょうね🎵」
と閉じようとする太ももを押さえ付けてくる。
彼女はゴミクズ・ドーヤー。通称看護婦ナース。この医療殺人鬼一家ドーヤー家の三女。ババァフェイスの姉である。テキサスを騒がせている墓荒らし、死体泥棒は、趣味の標本の材料欲しさに彼女が起こした犯行であった。

そこに薬剤師がやってきた。
「あんたたち❗また家を壊したわね❗」
妹たちを叱責する。
「あたしじゃないからね❗ババァがいけないの❗」
とゴミクズ看護婦は妹を指差す。
「またあんたなの❗この役立たず❗」
「……うぅぅ……」
それに怯えるババァフェイス。
「どいつもこいつも……あとちょっとで患者に逃げられるとこだったのよ❗ちょっとは頭を使いなさい❗」
彼女はドグサレ・ドーヤー。またの名を薬剤師ファーマシー。ドーヤー一家の長女であり、普段は薬局を営んでいるが、旅人を引きずり込み、治療と称して拷問、解剖しては標本やそれを材料に家具やアクセサリーやインチキ健康食品を造っている悪魔の一家の跡継ぎである。

「さっさとばあさんを連れてきなさい❗」
命じられ、ゴミクズとババァは二階へと上がった。
そこに安置されていたミイラを椅子ごと運んでくる。
それは、
ミイラではない。
生きている。
彼女はこの人食い殺人鬼一家の家長であるボケ・ドーヤー、伝説の外科医その人だった。おん年124歳になる。
かつては5分間に60個もの精巣を挫滅去勢したと言われる。

「さあ、ばあさま❗診察の時間よ❗」
ぶるぶる震える手がサリーの陰部へと伸びる。
「むうううううっ❗❗❗」
そのおぞましさ、恐ろしさに涙を溢してサリーはもがく。
「動いちゃダメよー?はい、力ぬいてー🎵」
ゴミクズ看護婦が膣鏡クスコを手にした。ずぶりとそれが押し込まれ、ねじられ、開かれる。

「ううううううっっ……」
どんどん拡がる。
裂けそうになる。
限界まで押し拡げられたヴァギナにミイラのようなボケ・ドーヤーの指先が入っていく、、、、、、

ぶるぶる震えるミイラの指が入り、手首が入り、腕までが押し込まれていき、、、、

ぐちゃぐちゃっ
ぬちゃぬちゃっ

子宮の入口を触診される。
「ふっぐっうううう……………うぅ…………」
サリーは意識を失った。

「う……」
気が付くと、サリーは手術台に縛られていた。
お尻からも、ヴァギナからも出血している。

「ごめんなさいね、おむつ着けますよー🎵」
ゴミクズ看護婦が、おむつを着けさせてくる。
「た、たすけて」
「ええ、大丈夫、安心してくださいねー🎵」
と微笑む。
「車椅子のお兄さんを介護していた立派な妹さんですもんね🎵」
「…………」
「残念ですがお兄さんは亡くなってしまいましたけど、大丈夫🎵代わりを産めば元通りですからねー🎵」
産めば?
元通り?
不気味なセリフに背筋が冷たくなる。
「さあ、これから人工授精の手術ですから頑張りましょうねー🎵」
「ひっ」
思わず声が出た。
「始めて」
ドグサレ・ドーヤーの声がして、そちらに目をやると、恋人のジェリーが同じように手術台に拘束されていた。
その陰部を手術着の怪物が切除している。

ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ。。。。

骨切り鋸ボーンソーがジェリーのペニスを、切り裂いていく。微かに、うう、とジェリーが呻いた。まだ息がある。
「ジェリー❗️❗️❗️」
「落ち着いて。手術中よ」
とドグサレ・ドーヤーに注意される。
程なく、ぶつんと陰茎は切除され、うっ、と小さくジェリーは呻いて、がくんと弛緩した。
「いやぁぁぁぁ❗❗ジェリーっ❗❗❗」
ドグサレがライト片手に、ジェリーの瞳孔収縮を確認する。
すぐに彼女は小さく首を振った。

「ジェリーっっ……うう……」
涙が溢れる。
「残念だけどご臨終よ。かわいそうに」
「お、お前らがやったんでしょ」
「そうね、でも仕方ないわ。あのウスノロがあなたの恋人の精巣を潰してしまったものだから、もう、精嚢から陰茎にかけて残った精液しかないのよ」
「な、なにを言って……」
「あなたの為にドナーは頑張ってくれたの。だからあなたも彼の分まで頑張りましょうね」

ババァフェイスがジェリーの陰部をトレイに載せて運んできた。
それを、
まさか、
「人工授精、及び陰茎埋没移植手術を行うわ。これで赤ちゃんを産んで、もう一度、お兄さんとして育てましょう」
「…………」
狂ってる。
こいつらはキチガイだ。
ガクガク体が震える。
「ねえ、どうせならお母さんに執刀してもらいましょうよ🎵」
ゴミクズがそう言い出した。
「ひっ」
ババァフェイスと二人がかりで椅子に座ったボケ・ドーヤーを連れてくる。
「母さん、この子の手術お願いします」
とドグサレがメスを手渡すが、それすら持っていられないので、ポトリと床に落としてしまう。
「ほら頑張って😆🎵」
「もう一度っ😁🎵」
「ぶふっぶふっ🎵」
三姉妹は、狂喜して何度もミイラにメスを握らせる。
その度に落としてしまう。
「この変質者っ❗❗❗イカれたくそ野郎っ❗❗❗放せよぉぉぉぉぉっ❗❗❗」
「きゃあきゃあうるさいわね。声帯を切除した方がいいかもしれないわ。患者を連れてきて」
命じられ、ババァフェイスがサリーの拘束を外し、頭を掴む。

「やだぁぁぁ❗❗いやぁぁぁぁぁ❗❗」
抱き上げられて、ボケ・ドーヤーの前に連れて来られ、ぐいっと強引に頭をのけ反らされた。
「はなせぇぇぇぇ❗❗️❗️助けてぇぇぇぇえ❗️❗️❗️」
「うるさい❗❗静かにしなさい❗❗️」
サリーの無防備な喉を切り裂かせる為、ゴミクズとドグサレがボケにメスを握らせる。
それを落としてしまう。
握らせる。
落とす。
握らせる。
落とす。
握らせる。
落とす。
握らせる。
落とす。
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwww」
「あははははははははははははwwwwww」
「ぶふふふふふふふふふふふふwwwwww」
狂ったように笑う三姉妹。
「ひっ………うわぁぁぁぁぁぁぁあ❗❗️❗️」

ばばあがメスを落とした隙にサリーは暴れ、ババァフェイスの手を振りほどいた。
泣きながら走り、
そのままガラスに突っ込んだ。

シャァァァン

窓ガラスは砕け、サリーは勢いのまま放り出される。
外だ。
「うぅ…………」
逃げなくては、、、、
サリーはおむつの痛む股関を押さえながら走り出した。
前も後ろも痛んで上手く走れない。
もうすぐ夜が明ける。
「あははは🎵どこいくのー?」
ゴミクズが追い掛けてくる。
その後ろにはノコギリを構えたババァフェイスも追ってくる。
「助けてぇぇぇぇ❗❗❗❗❗」
走る。
走る。
走る。
道路に飛び出した。
「こらっ❗逃げたらメッでしょ❗」
ゴミクズに捕まった。
そこへ────────

ブァァァァンンン❗❗️❗️❗️❗️

ぐしゃっ

「ひっ……」
通り掛かったトラックにゴミクズ看護婦がかれた。
チャンスだ。
「助けてぇぇぇぇ❗️❗️❗️❗️❗️」
おむつをしただけの裸で、ガラスの破片により血塗れの女の子にトラックの運転手は言葉を失うが、すぐに事態を察してドアを開ける。
そこに飛び込んだ。
間髪入れず、そのドアにババァフェイスのノコギリが食い込む。
「うわぁっ❗❗️❗️」
二人して反対側のドアから飛び出す。
運転手がババァフェイスにスパナを投げつけ怯ませた。
「ぐぉぉおおぉぉぉおぉぉぉぉ❗❗️❗️❗️❗️❗️」
倒れた拍子に、ババァフェイスの手から離れたノコギリが自分の脚を切り裂いた。

今だ──────────

「うわぁぁぁ…………」
サリーと運転手はそれぞれ別の方向へ走り出した。
そこに別の車が通り掛かる。
「助けてぇぇぇっっっっ❗❗❗❗」
おむつ一丁で泣きながら逃げてくる血塗れの姿に、尋常な事態でないと気付いた運転手は、すぐに車をターンさせ、そこにサリーは飛び乗った。
「うううううがぁぁぁぁぁっっっ❗❗️❗️」

ババァフェイスのノコギリがボディを削る。

逃げる車。

追い掛ける怪人。

ぐんぐん加速し、車は手術着の怪物から遠ざかっていく。

助かった───────────

「あはっ」

サリーの口から笑いが溢れる。

「あはははははははははははははははははははははははははははははははひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」

朝焼けの中、狂ったようにサリーは笑い続ける。

朝焼けの中、ババァフェイスは地団駄を踏むように、ノコギリを振り回して踊り狂っていた。

  

こうして生存者サリーによって世にも恐ろしい大量殺人事件テキサス・ボーンソー・アホカーは明るみに出たのである。
しかし、警察の懸命な捜査にもかかわらず、フランクリン達の遺体や、ドーヤー一家の行方はようとして知れない。

(完)



全米を震撼させた実際の事件を元に描く大虐殺事件……
失神する観客続出。
正気では見られない。
迫りくるノコギリ。
白衣の怪物。
この恐怖にあなたは耐えられるか。
テキサスの田舎には、悪魔が住む。
『白衣のいけにえ:テキサス・ボーンソー・アホカー』
全国ロードショー❗
ジャジャジャ~ン❗️❗️

                  配給ステルベン



またやってしまいました😭
違う映画なのに、やってる事は大して変わってへんし😭
ババァフェイスて😭
考えた時はおもろいなと思ったけど、自分でムカつくんすけど😭
朝焼けのレザーフェイスのパロディ作んのとか、写真を暗く不気味に加工すんのすげぇ大変だったし😭
なにこの情熱😭

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