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「頑張らない」を少しずつ実践中


「頑張れ」って定番の励ましの言葉ですよね。

自分に対しても、他人に対してもよく使っていました。


でも、少し前から「頑張らない」考え方をよく目にするようになり、風潮が変わってきたように感じます。

”あなたはいつも頑張っているんだから、そんなに頑張らなくてもいい”

”頑張っている人に「頑張れ」というと逆に負担になってしまう”

そんな考えに基づいていて、初めて見たときは大いに頷きました。


では「頑張らない」生き方をさっそく実践してみようと試してみましたが、なかなか上手くいきません。

上手くいかないというよりも、今まで頑張ることが当たり前すぎて、頑張らないことに罪悪感のようなものを感じてしまうのです。

別に悪いことをしているわけではないのに、なぜか悪いことをしているような気分になってしまう。

だから、その意識を変えることにしました。


頑張らない自分を許す

まずは、頑張らない自分を許すことからはじめてみました。

たとえば日々を過ごすなかで「料理つくらなきゃ」とか「勉強しなきゃ」とか「溜まっている本を読まなきゃ」とか、知らず知らずに自分に課題を与えていました。

達成するために「頑張らなきゃ」と自分を追い込み、できなかったときは責めてしまうのです。

まずは、そんな自分を許してあげます。
「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と。

そして、その日できなかったことではなく、できたことを数えるようにします。たとえ小さなことであっても。

・朝ご飯をちゃんと食べれた
・仕事に行けた
・noteを投稿できた
・ゆっくり休めた

などなど。当たり前のことだと思うかもしれないけれど、そんな当たり前のことができない日だってあります。

だから、できた日は自分を褒めていいし、できなくてもちゃんと休めたと思ってよいのです。


そうやって「頑張らない」を実践するようになってから、以前は「〇〇しなきゃ」と思っていたことを「やりたいからやるんだ」と思えるようになりました。

やりたいことをいつの間にか自分に強制していたことに気づきます。

それを今、自発的に戻せて良かったです。


もうひとつ実践していることがあります。

「頑張れ」を使わないようにする

思い返してみると、誰かを応援するとき、励ますとき、よく「頑張れ」という言葉を使っていました。

今の私は誰かに言われても負担に思わないけれど、確かに「頑張れ」と言われて「これ以上どう頑張るの?」と思っていた時期が私にもありました。

だから、いま軽率に「頑張れ」という言葉を使わないように心がけています。

たとえば悩んでいる友人を励ましたいとき、「頑張れ」ではなく「いつでも味方だからね」「話を聞くよ」など、別の言葉で応援する気持ちを伝えています。

もちろん「頑張れ」という言葉自体が悪いわけではありません。
ただ、負担をかけずに寄り添った言葉をかけてあげたいだけです。

自己満足かもしれませんが、伝わっていれば嬉しいなぁ。


他人に対しての「頑張れ」はだんだん使わなくなってきたのですが、難しいのは自分を励ますときです。

ついつい「頑張れ!」と声をかけてしまい、
「いやいや、頑張らなくていいよ。自分らしくいこう。」と思い直すことが何度もありました。

もう「頑張れ」が癖になってしまっているんですよね。

前述のとおり、悪いわけではないので、少しずつ自分にも寄り添った言葉をかけてあげられるようになっていきたいです。


以上が、今少しずつ実践している「頑張らない」でした。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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綾野花南(あやのはな)
ここまで読んでいただきありがとうございます。 「スキ」だけでも嬉しいのに、サポートまでいただけたら泣いて喜びます!!