「今」のわたしが思うこと
30歳って、もっと大人だと思っていた。
子どもの頃に想像していた大人。
しっかりしていて、落ち着いていて、いわゆる「子供っぽさ」が無い。
親や育った環境の影響もあるだろうが、そんな風に考えていたような気がする。
それが、実際大人になった今。
学生時代と同じように、他愛のない話で友だちと笑いあえたり、
水族館や動物園、テーマパークで思わずはしゃいでしまったり、
好きなキャラクターのガチャガチャを回して一喜一憂したりしている。
無くなると思っていた「子供っぽさ」はまだ全然残っている。
一方で、変わっていくものも多い。
仕事や住む場所、人間関係など。
同い年の友だちも結婚したり子どもが生まれたりして、以前のように会えなくなった子も多くなった。
もうすぐ30歳になるという時。
誕生日を迎えることをとても怖がっている友だちがいた。
私も彼女も未だ独身。
30代になると周りの目が変わってしまうことや結婚願望はあるのにこのまま独身かもしれないと思うと不安だ、と言っていた。
たしかに未来を想像すると、不安になったり怖くなったりすることはある。
でも、私はそれほど怖くなかった。
そのときはなぜだか分からなかったが、最近noteに書いたことで気づいた。
私にとって大切なのは「今」だからだ。
このnoteに書いた。
今過ごしている何気ない日常が、かけがえのない時間だ、と。
過ぎ去った過去ではなく、まだ見ぬ未来でもなく、
「今」を一番大切にしたい。
未来を想像すると、どうしても怖くなったり不安に思ってしまうときがある。
そんなときは「今」を一生懸命生きることを一番に考える。
5年後、10年後ではなく、1カ月後や明日。
一日一日を大切に生きていこう。
そんなふうに考えているからか、未来にそれほど怖さを感じなかったのかもしれない。
過去の楽しかった時間に戻りたくても、時を戻すことはできない。
あのときnoteに書いた何気ない日常。かけがえのない時間。
まだ1ヶ月しか経っていないけれど、あの時間はもう過去となってしまった。
やはり時が進むと、遅かれ早かれ変化が生まれていく。
変化していくことを怖れる気持ちも、noteに「今」を書き残すことで少し軽くなっている気がする。
「今」を大切に生きていきたい。
そんな私の思いも、いつか変わっていくかもしれない。
だから「今」の私が思うことをここに記しておくことにした。
このときの私はこんなことを思っていたのだと、未来の私に伝えるように。