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「イラついてしまって・顔に出てしまう」を克服する〜ドイツ人のセンスが苦手

明後日のプレゼン準備が苦しいです。朝から晩までドイツ語と英語を詰め込んでぶつぶつぶつぶつずーーーーーーーっと唱えている。明日はオンラインドイツ語レッスンを担当してくれてる先生にお願いして、リハーサル代わりのレッスンを入れたので、とにかく今日中に完璧にしたい。今夜が山田ぁ〜寝る前に詰め込めば、寝てる間に滲みる。そして明日は一日、イレギュラーな質問にも対応できるよう・聞き手を見たり笑顔を出せる余裕を持てるように時間を使って明後日に持ち込みたい。今夜が山田ぁああ〜

そして今日は、プレゼン準備の合間に、日本と繋いでオンラインカウンセリングを受けていました。一日中缶詰になって暗記しているので頭がパンクしてきたし、ちょっと一瞬の気晴らしにその記録をnoteに綴ろうと思います。
カウンセリングを受けている経緯・詳細についてはこちら↓をどうぞ。

今日先生に相談した内容は以下二つ。
①「意見される」場面になると、どうもイラついてしまって・顔に出てしまうことに気づいた(自分が相談して・自ら意見を求めている場面や仕事では別物。ではなく、損得とか正解不正解とかは度外視な例えば友達に話を聞いてもらっている時などに、突然「意見をされる」やつ等。)
② 無駄話をする、話が逸れていく、聞き手を無視して自分の言いたいことだけ話す、ゴールを見据えずに話す人と会話してると、どうもイラついてしまって・顔に出てしまうことに気づいた。
要はどうもイラついてしまって・顔に出てしまうんですよね、ダメなところ…。

この二つについて「何故そうなるのか」と「解決策」を教えてもらいました。

そもそも論としてカウンセラーの先生がおっしゃっていたのですが、先生は私のことはアスペルガーではない、IQの高いHSPだと推察されています。と言うのは、アスペルガーは「相手の気持ちがわ分からない」けれど、私の場合は「相手の気持ちが分かりすぎ=相手をヨイショ&自分の気持ちを無理して抑えたり等、空回ってしまう。結果自分が疲れたり、感情の歪みが出て思わずアグレッシブになってしまったりするのではないか」と。その説明には至極納得です。どのくらいかHigh Sensitivityだったかという例で言うと、子供時代は食べ物が怖くて口に入れられなかった・給食が地獄で6年間ほとんど給食は口にできなかったくらいです。この子に近い↓

19歳で初めてドイツに来た時は、怖くて昼間であっても街中に出られなかったのをよく思い出します。今思えば、この恐怖心は幼少の記憶に紐づいていてとにかく怒られることが怖かったんだと思う。そのせいで中高の時はわざと校則や法を犯して羽目を外していたんだと理解しています。そうやって振り返ると&今を思えば、こんな海外で怖いもの知らずで生きられてるんですからほんと強くなったもんですわ。

そして、私が顧慮すべき要因はIQの高さゆえの効率性だと。友達ではない=お金が発生している関係性(レッスンとか、仕事とか、ですね)になると、どうも効率を求めてしまう傾向があります。確かに「ケチ」な自覚はあって、人生には限りがあると知っているので、投資分に見合わない無為な時間を過ごすのが昔から大嫌いです。なので学校の勉強などは退屈というよりは授業の進みの遅さとその時間がもったいなくて、ほぼ他の教科の予習復習をしながら授業を受けていました。マルチタスクは小学校時代から。

で、この2つ目のイライラポイントについては、とにかく「効率が悪い」ことに対しての不快感が出るのだろう、と。そういう時にはとにかく「バカのふりをすることをお勧めします」と先生曰う。わざと変な声を出したりして「あのーそろそろお時間でーす、なんつてー!」みたいにおちょける。もしくは「なるほど!説明のおかげで、よーくわかりました!!!!」と満面の笑みで会話を強制終了させる。とにかく相手にしないことです、と。自分がバカになれば、だいぶ楽になれますとのこと。大事なことは「非効率で無意な時間を終わらせる」ことなので、そこだけにフォーカスをするのだ、と。

そして1つ目の点については、「そもそもAyanoさんが求めてもいないのに意見をしてくる時点でその相手とは縁を切って良くないですか…?」と。「そんなの友達じゃないし、本当にAyanoさんを大切に思っているならしないと思います。だってAyanoさんもそうじゃないですか?」。納得。確かにそもそも私は人に意見をするのは好きではない個人主義。もちろんアドバイスを求められたら返すけど、そうでもないのにお節介してくる人は大の苦手。

ただ、ここで特記したい&ドイツ生活が長い方に問いかけたい。1の点について、ドイツ人ってすぐに意見して噛みついてきませんか?(「噛み付く」という言い方は悪意があるけれど…)

例えば同僚の中に、私が注文した料理とかに対して「ウェ〜よくそんなの食べられるね」とかすぐ言ってくる人がいます。観察していると、どうも悪気なくイノセントに、そして私以外の人間にも同じようなことを言っている。なんならそれが彼のコミュニケーションのストラテジーのようだ。そういう糸口でしか人と話できないみたい、この人。いつも文句言ってるもんな、確かに。他にもただの雑談から「批判」が始まり、最終的には何故か「議論」に発展しがち。例えば別の同僚と、昼休みのお喋りで「兄弟姉妹いるの?」と聞いただけなのに「お姉ちゃんがいるけど、私の方がまるで『お姉ちゃん』ってくらい彼女は幼くて何もできないの。私みたいに賢くもないからね!(ドヤっ)」から始まって、またその彼女の発言に他の同僚は何故か楽しそう・満足そうにまた「僕のダメな知り合いが…」とか言って被せてきて、面白くもない「デキる人とは」みたいな討論になったり。え、何にも楽しくないんすけど会話。普通に家族構成聞きたいんですけど笑。勿論個人差はあるので、国民性と括るのは浅はかだとは思いながらも…もしくはうちの会社がなんかギスギスしていて雰囲気悪いのでかもしれません笑

まあ、ドイツ人のメンタリティとしてmeckern=文句ばっか言う、のとSarkasmus=嫌味があるのは自明のことです。なんならmeckernとSarkasmusを言えるようになったら一人前のドイツ人、みたいなのもある気がしてますが、個人的にそもそも言っても意味のない愚痴や・嫌味が好きじゃない😂誰かを不快にさせるネガティブ発言や人を不幸にする笑いって、そもそも私嫌いなんですわ。特に北ドイツきてから、なんでそんなに「好戦的」なの?って思うことだらけ、こういう面でもミュンヘンをはじめとする南はentspannter=リラックスしてる、と形容されていたことになんだか頷けます。

こういうとこも含めて、やっぱり北ドイツ人嫌い(爆!結論!)、ラテンがいい。



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