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6歳娘のマインドフルネス
小1の娘は、最近ひとりで座っていたかと思うと、突然、
「あぁぁぁ~!!」とか
「うううぅぅう~~~!!」とか言って
手足をばたばたさせたりする。
びっくりして「どうした?」と聞くと、
「変なこと考えちゃうの」と。
「変なこと」というのは、例えばその日は
「パパとママはキスしたことがあるのか」というものだったのだけど(笑)
「結婚式でしてたよね。写真見た。なんでしたの?」
という質問に発展し、
「…記念?」
と彼女なりの面白い回答が出てくるので微笑ましく思っていた。
一方で、「変なこと」は彼女にとっては、悲しいものもあるようで。
(朝、パパの言い方が少し嫌だったから)
「パパよりママの方が優しいって思っちゃって、パパかわいそう」
と、ぼろぼろ涙をこぼして泣いたりする。
小さな胸の内で、
「こんなこと思ってはいけない」
と、善良であるはずの自分と、湧き上がってくる感情との乖離に苦しんでいる。
昨日は、
「ぐるぐるぐるぐるぐ~るぐる~♪」
とお風呂で歌い出した。
聞いたことのないものだったので何の歌か聞いてみたら、
「変なことずっと考えちゃうから、
考えないようにしたいからぐるぐるの歌、歌ってたら大丈夫」とのこと。
「ずっとテレビ見てたり、お勉強してたい。
だってそうじゃないと変なこと考えちゃうから」とも。
それを聞いて、私の頭に「モンキーマインド」という言葉と「マインドフルネス」という言葉が思い浮かんだ。
私たちは、木から木へ飛び移るお猿さんのように、放っておくと次から次へと頭にいろんなことが浮かんでは消え、頭の中のおしゃべりがやまない。
そんなとき、瞑想で呼吸に集中したり、ヨガで身体の動きに集中すると、雑念が消えてまた「今、ここ」に戻ってこられる。
娘とはここ数か月、一緒に寺ヨガに通っている。
(と言っても娘はヨガはしないでお寺の中で遊んでいる)
ヨガの始まりには、マントラという短い言葉を唱えて、身体に響かせる。
私が通っている先生は、オームという短いマントラを取り入れることが多い。
娘も、短くて音として印象的なマントラを覚えていて、たまに家でも真似していた。
そのことを思い出して、
「そういうときは、ヨガとか瞑想すればいいよ。お~~ん~~って言ったり」
と伝えてみた。
最近なかなか寺ヨガに行けてないからか、ピンときていないようだったけど。
もちろん、ぐるぐるの歌を歌ってマインドフルネスになるならそれでもいい。
私は6歳の時、いろんなことずっと考えちゃうよ~!なんて、思っていただろうか。
たぶん、思っていない気がする。
そんな風に、自分の心のありかや頭の忙しさに気づいた娘の感性を大切にしたい。
引き続きなかなか寺ヨガに行けなさそうだし、家で一緒にヨガや瞑想のマインドフルネス習慣を取り入れよう。