オーディブル通信№1「汝、星がごとく」すれ違う二人の純愛の結末は…
毎日、お仕事や家事に大変、お疲れ様でございます。
わたし自身、ワーママ歴21年目に入り忙しい毎日を送っているのですが、オーディブルで「聞く読書」でインプットし、読書を楽しんでいます。
仕事は事務員です。日中は仕事でパソコンを使うので目を酷使しているので、オーディブルが大活躍です。目が疲れないのが嬉しいので、隙間時間にいろいろな本を楽しんでいます。
そこでオーディブルで聞いた本をnoteで紹介したいと思いました。おなじように忙しくても、本を読みたいという方の参考になればという思いからです。
今回の投稿は、凪良ゆうの「汝、星がごとく」の紹介です。
素直に生きてきた二人の純愛のお話です。悲しくもあり二人の幸せにたどり着く物語。「人を好きになること」シンプルなことなのに生まれ育った環境が二人を揺さぶるのです。
著者「凪良 ゆう(なぎら ゆう)」のプロフィール
「汝、星がごとく」の受賞歴
この「汝、星がごとく」は
・2023年本屋大賞ノミネート作
・第168回直木賞候補作
に、選ばれてるだけあって読みごたえがありました。
本の概要
ひと言でいうと「切ない。あまりにも切ない愛の物語」です。凪良ゆうさんが描く、2人の葛藤と苦しみ。誠実に生き自分の居場所を求めます。
「わたしは、愛する男のために人生を誤りたい。」
自分はこんな風に生きてこられたのか…。
誰かのために、思いを貫くことが出来たのか…。
こんなに辛い思いはしたくないけれど、自分に正直な気持ちで生きたら、人生は幸せなのかと思う結末です。
純粋がゆえの苦しみが読者の心をつかみます。
生まれた環境は選べない。親を選んで生まれてくると言うけれど、あまりにも悲しいすぎるのです。悲しいけれど大切な家族でもある。捨てられないのです。捨てたくないのです。
暁海(あきみ)と櫂(かい)の恋は、長い年月を経てたどり着きます。「ここが二人の居場所。遠回りをしたけれど一緒にいる人」
二人にはそれぞれの家族があり、それがまた泥臭く、人間くさくもあります。欲望のままに生きる親とその子ども。
親は自分の人生の一部でもあるんですよね。
周りの人は「嫌いでも影響のある人」であることは変わりありません。
素直に生きること、純粋さに心を打たれる作品でした。
まとめ
小説は筆者が作り出した世界観があり、その世界に引き込まれますよね。
心の描写はもちろん、この「汝、星がごとく」の舞台は、瀬戸内の島。オーディブルで描写を楽しみながら朗読を楽しんでみてください。
沢山の作品にふれる幸せっていいですね·͜·
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