当時の日記より101@2010 3/7
はい来た、発泡スチロール。3週間ごとに大量の荷物を送ってくるの本当に止めてほしい。ものすごく迷惑なんだよ。姫(母)がどんなに好きな兄だろうが私は伯父が嫌い。
今回はすぐに処理が必要な魚介類はなくイクラ、さんまの甘露煮やらめかぶ、塩辛といった加工品だからまだマシだけど。
そしてまた卑しい発言をする姫。
「イクラは大好物だからお裾分けしないで全部私が食べるわ」
「ねぇ、先月届いたイクラもそう言って手つかずのまま冷凍庫だよ。今回はあげようよ」
「絶対嫌よ!」
強欲な母親の姿を見るのは辛くて情けない。
姫が何かを探している。
「ないっないないない!ここの引き出しに入れておいた手袋がない。卯月、何処にやったの!」
「知らない」
「知らないわけないじゃないの。私じゃないんだからあなたしかいないじゃないのっ」
「私が手袋しないの知ってるよね。それに姫と私じゃサイズも違う。だから私が無断で使ったとか思ってるならそれは違うよ」
「だったらどうして無いのよっ」
うるさいよ、キレる寸前で師長のアドバイスが蘇る。「物盗られ妄想が始まったら『一緒に探そう』だよ」
「探してみようか、私も手伝う」
「ないものはないわよっ何処探したって!」
一段下の引き出しを開けたら出てきた。
「あ♪あったじゃない」
いや、ごめんって言え。
辛いです。毎日がただひたすら辛いです。
3/8
愛犬シャンプーの日。犬がいない数時間を姫と過ごすのが苦痛。
「散歩どうする?今日は真冬並みの寒さだって」
「じゃ止めておくわ。明日にする。明日スーパーに行きましょうよ」
「明日は雨らしいよ」
行くだの行かないだの散々迷って、結局行くことになった。とにかくお金が使いたいだけの姫。
「カイロ持った?」
「持たないわよ、真冬じゃあるまいし」
話振り出しかよ...。羽毛布団の時と同じパターンだ。本来の季節に外れたことはしたくないというマイルール。臨機応変がきかない相手と暮らすのは大変だ。
そして無駄な会話を繰り返す日々の繰り返し。
疲れる。