他人の言葉じゃなくて、自分の言葉で伝える【天才を殺す凡人を読んで】
最近、割と熱心に本を読んでる。
今月でもうすぐ3冊目が読み終わろうとしているところ。
ちなみに今読んでいるのは、こちら。
この本、前からずっと気になっていたし、本屋さんに行けば平積みで置かれてるし、読んでみたいなーとなんとなく思っていたから、この前のAmazonのセールの時に購入して積ん読してたもの。
なんだろう、なんとなくビジネス書なのかなと思っていたら、実は中身は物語で。思ってた印象と違う買ったから、面白くて読み進めてしまった。
これ、主人公と、主人公の前に突然現れた関西弁を話す犬、ケンの対話がほぼメインの物語なのだけど。この設定、なんかデジャヴ……って思っていたら、あれだった。まんま、あれだった。夢をかなえるゾウ。
主人公が職場で悩みを抱えていて、家に突如現れたケンが色んな知恵を披露してくれるってさ、しかもそのケンが関西弁を話すってさ、もはやガネーシャでは……?ってなんだかクエスチョンマークともやもやでいっぱいになってしまった。二番煎じ……?
でも、「悩める青年とそれを諭す賢者の対話」って考えると、『夢をかなえるゾウ』もそうだし、『嫌われる勇気』もそうだし、まぁ同じ分類だからなって思ったりもして。
って色々もやもやしながら読み進めていったのだけど、設定がどうのとか別にもうどうでもいいくらい面白い。
凡人と秀才と天才の違いとか、それぞれの特徴とか、そういうのがもうすんなり頭の中に入ってきて。自分の周りの天才タイプの人ってあの人だなあとか、あの人は秀才だなあとか、自分は圧倒的に凡人だなあとか、そんなことを自分の周囲に当てはめながら読んだりもした。
その中でも、すごく印象に残っているのが、このフレーズ。
人の心を動かすのは『自分の言葉』だけ
そう、ちゃんと相手に伝わるのは、借りてきた他人の言葉じゃなくて、自分が素直に思っている言葉。
ここで言う他人の言葉とは、自分の中から自然に発せられる言葉ではなくて、便宜上使われているビジネス用語だったり、周囲の間での所謂共通言語みたいなもの。ビジネスの間でも、たとえば「今回の施策のKPIは~」とか、「売上げの予算に対して現在の進捗は~」とか、そういうなんだか難しそうに聞こえるような表現をしていると思うのだけど、そういうのはただの数字であり、便宜上のものであって。なぜそういう言葉を使うのかというと、やっぱりそれが楽だからなんだけど、でもそれって実は主語が自分ではないから、どこか他人事で。
でも、本当に伝わるのは、そんな「他人の言葉」ではなくて、自分の本心から発せられる言葉。
あぁ、なるほどな~と単純に思ってしまった。
素直な自分の気持ちだったり、言葉だったりを届ければいいんだな、と。
別にそんなに難しく書く必要なんてないんだな、と。
本を読んだときの感想文って、なんだかちゃんと書かないといけないって気がして、すごく構えてしまう自分がいて。まぁレビュー記事をちゃんと書こうと思うとそれなりのを書きたいってなるから当たり前なんだけどさ。
でも、そうじゃなくって、もっとラフに、自分が感じた素直な感想を、自分の本心を、書いてみてもいいんじゃないかと、この本を読んで感じた。
素直に、面白かったなって思う。
って、まだ読み終わってないんだけどさ(笑)
今から続きを読もうと思うので、今日はこの辺で。
今日もおつかれさまでした。
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