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ひとりのお家時間を過ごすことに慣れていたので

暇な時間をいかに充実させるのか、そんなことが上手くなったと感じる今日この頃。

今年の6月から在宅勤務に切り替えてもらったので、往復3時間ほどかかっていた通勤時間が削減された。平日の3時間って、とっても大きい。この3時間があるだけで、日常生活の中に随分と余裕が生まれた。いつもは電車に乗るだけの移動時間だったのが、自分のために自由に使える時間になった。この3時間がなくなったおかげで、睡眠時間が増えたし、朝のルーティーンに余裕を持つようになったし、調子が良ければ料理までできるようになった。
日中もちょこちょこ空き時間があったりしたので、その間にやりたいと思っていたことが出来るようになったりした。

妊婦なので外出は最低限にしていて、基本的にお家で過ごす日々だったのだけれど、そのおかげで外に出なくってもお家時間を充実させる術を見に浸けられたような気がしている。週末になったら毎週のように旅に出ていた頃のわたしからしたらきっと今の日常なんて想像もつかないんだろうな。

そんな約半年を過ごしてきたから、入院することになってからも特に退屈することなく、それなりに時間を過ごせているような気がする。
今はまず安静にすることが第一で、基本的にベッドの上で1日を過ごしている。息抜きのためにちょっと外の空気を吸いに出ることはおろか、病室から外に出ることすら許されない。入院したての頃は息が詰まってしまうのでは、暇すぎて逆にしんどくなってしまうのでは、なんて思ったりもしたのだけれど、案外心配するほどのことではなかった。
入院したての最初の数日はさすがに環境に身体が慣れなくて、眠れない日々が続くこともあったのだけれど、身体が順応してからはそんな心配もなくなった。毎日こうしてnoteを書いて、持ってきたユーキャンのテキストで勉強をして、音楽を聴いて、本を読んで、彼と電話をして。そんな感じで過ごしていると、気が付けば1日が終わっている。
ベッドの上にいるだけでご飯が運ばれてくるし、何かあればナースコールを押せばすぐに看護師さんが来てくれる。何と快適な環境なんだろう。ずっと腕に繋がれている点滴さえ外れてくれれば完璧なんだけどな。

半年間の在宅勤務ライフがあったから、今の入院生活も苦しむことなく過ごせている。たっぷりのお家時間を事前に過ごせていて本当に良かった。
いつまで入院になるかは分からないけれど、引き続き大人しくしつつ、でも日々充実した時間を過ごしたいなって思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

 

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