軽やかに、でもどこかに毒を持って
ヘッダー画像をあげておいてなんですが、私はドラマ『虎に翼』放送最初から最後までちゃんと見たことないのです、ごめんなさい!
ドラマ主題歌を歌った米津玄師と主演の伊藤沙莉が好きで。
たまたま録画予約をするためにつけたテレビでやっていた
この番組を視聴してしまったのです。
全然ドラマを知らないのに、女子部の女優さんたちが花のように美しく光輝いて、楽しそうに話している姿にすっかり見とれてしまい、ああ、いいドラマだったのだなとわかってしまいました。
米津さんと伊藤さんの対談もとってもよかった。
創作、表現、生きる姿勢についていろいろ考えさせられました。
「軽やかに、でもどこかに毒を持って」というのは、ドラマ『虎に翼』主題歌を制作するにあたり、脚本を読んだ米津さんが思ったこと。
軽やかだけど、世の理不尽に対する怒りは忘れないってことかな。
ならば私もすごくわかる。
声高に相手の誤りを、不正を裁いたり批判したりするのではなく。
そもそも、その誤りは相手だけの責任なのか、判断をいつも留保して、でも、なあなあで流すつもりはさらさらなく。視野を広く俯瞰で見て、何が起きているのかを解明し、次の対策をたて小さくとも実行し続ける。
それから。
大勢だったり権威あるものから、自分にとって大事なものを否定されたとしたら、たとえ粉々になったとしても拾い集めてしぶとく大事にする。
深刻ぶったりせずに、軽やかに。花などまき散らしつつ、続ける。
そんな話をしつつ、娘の葵さんと2人、楽しく、くるくると踊り続ける、
「さよーならまたいつか」。
放送オープニングのフルver。わざわざ新しく撮影した部分もあり、力作。
米津さんバージョン。
とてもいい番組でした。ご興味ある方はぜひ。9月23日、24日に再放送予定。アーカイブ視聴はNHKプラスで。
まわし者ではないことを申し添えます。