寝かしつけの時間が短くなる 魔法のタイミング
赤ちゃんをお布団に置いて、スーッと平和に寝ていく。
そんな夢みたいなことを現実にするには、寝かせる「タイミング」が超重要!
なぜタイミングが重要なのか、そしてそのタイミングはどう計れば良いのか説明していきます。
なぜ寝かせるタイミングが重要なの?
大人は疲れるとコテっと眠れますが、ねんね力が未熟の赤ちゃんはそうはいきません。疲れすぎると「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌され、気持ちを落ち着かせるのが難しくなります。
眠いはずなのに、ギャーーー!!と泣いて全然寝てくれない、あの状況ですね。(恐らく、全ての親が経験あるのでは)
ハイ状態になってしまうと、そこから気持ちを落ち着けて眠りに入るのは至難の業です。そのため、疲れすぎるちょっと前、まだご機嫌がもっている時が寝かしつけスタートのベストタイミングです。
眠くてグズりはじめたのを合図にねんねさせるのではなく、「もうすぐ眠くなるな」というタイミングで先回りして寝かせてあげる方が、ハイにならず平和な気持ちで眠りに入っていけますよ。
寝かせるタイミングの計り方
1.眠いサインから見極める
赤ちゃんによって眠くなる時に出るサインはまちまちですが、以下がよくある事例です。
▼ 眠いサインの例
あくび・グズる・目をこする
目を見開く・大声を出す・顔をママパパにこすりつける・反応が遅くなる・おもちゃに興味がなくなる・背中をのけぞらせる・物にぶつかる・耳をひっぱる
これらのサインが出たな、と思ったらそろそろ眠くなるタイミングかも。
太字にした「あくび・グズる・目をこする」は分かりやすいですが、多発するようなら既に疲れすぎちゃってる可能性も。特にグズっている時はもう限界だよ~~!ということもありますね。そうなる前に寝かしつけができるとスムーズにいきやすいです。
※あくびに関して
あくびは「体を起こす」という役割もあります。そのため、お昼寝から起きてしばらくした頃にふわ~っとあくびをしても、それはボーっとした頭を起こそうとしているからかも。「え!あくびしたからもう寝かせないといけない!?」など、神経質にならなくて大丈夫ですからね。
2.活動時間から見極める
赤ちゃんによって、眠いサインが分かりづらいタイプもいます。
そんな時は、活動時間を目安に判断できますよ!
活動時間とは、赤ちゃんがごきげんでいられる時間のこと。月齢別に大体の目安があります。
この活動時間をこえてくると、疲れすぎになる=寝つきにくくなる 可能性大!
どうですか?結構短いですよね。
例えば6ヵ月の赤ちゃんだったら、活動時間は2時間程度。つまり、朝7時に起きたら9時頃にはねんねが必要ということです。
ただし、特に低月齢の間は活動時間が短いので、毎日これを守って昼寝させていくのは至難の業です。お出かけがあると、到底ムリですよね。
活動時間にしばられ、ねんねを優先するあまりにそれがストレスになっては本末転倒です。そのため、個人的には、昼間はできる限り意識してお昼寝とれればOKと思っています。
ただし、夜のねんねトラブルにお悩みの場合、せめて夜の就寝時だけはこの時間をオーバーし過ぎないことを強くオススメします!
<例>6ヵ月、活動時間2時間の赤ちゃん
夜20時に就寝したいならば、18時までお昼寝していた方が良い。逆にお昼寝から17時に起きた、なんて場合は19時に就寝する。
ここが長くなってしまうと、夜寝つくときにハイ状態になり、後述するトラブルが起きやすくなるのです。
活動時間は体力や個性で個人差がとてーも大きいです。
でも、ある程度目安にはなるので、眠いサインをチェックしつつ、活動時間と照らし合わせて、我が子のベストタイミングを計る指標としていただければと。
タイミングを逃すことのデメリット
寝かしつけに時間がかかる
夜泣きにつながりやすい
夜中に何度も起きやすくなる
タイミングを逃すことで、こんな影響が出やすくなります。
まず、先ほどからお伝えしている通り、タイミングを逃す(遅くなる)とハイ状態に陥ります。そうすると、自分を落ち着けるのが難しく眠いのに寝れないループにはまり、寝かしつけが難航しやすくなります。
それだけでなく、夜泣きや夜中の頻回起きにつながりやすくなるデメリットも。これは、寝る時にストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌された状態で寝ると、睡眠の質が下がり、夜中もうまく眠りづらくなるためです。
とはいえ、上記のようなトラブルはタイミングだけが問題なのではありません。色々な要因が絡み合ってることが多いので、タイミングを制したからといって全て解決!なんて単純な話ではありません。
でも、ぐっすりねんねには「ごきげんなうちに寝かす」は鉄板中の鉄板です。特に月齢が小さい赤ちゃんはタイミングで左右されやすいですね。
Happyねんねの1つのコツとして、寝かせるタイミングをぜひ意識されてみてください。
わからないことなどあれば、コメント欄にどうぞ!
東京世田谷区の赤ちゃんねんねの専門家 あやママ(柳澤あや)
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