Positively Well ポジティブな状態でいること ~ "恐れ" を "ウェルネスを高める機会"と置き換える
世界的なヘルス・ウェルネスのネットワーク「GLOBAL WELLNESS INSTITUTE(グローバルウェルネス研究所)」(以下GWI)が、コロナウイルス感染の拡大している状況に対して、「ポジティブにいることが、免疫力の低下を防ぐ」というキャンペーンPositivelyWellを呼びかけているので紹介したい。(原文サイト https://globalwellnessinstitute.org/positivelywell/)
”We believe this is the ideal time to encourage family, friends and colleagues to focus on building a strong immune system through exercise, healthy nutrition, stress reduction, smoking cessation, optimism and more…the very things that the GWI represents. We invite you to join our PositivelyWell campaign in an effort to replace concerns about the Coronavirus and other diseases with a message of health and wellness.”
"今こそ、運動や、栄養、ストレスの削減、禁煙、楽観的であることを通して免疫力を高めることに注力しようと、家族、友人、同僚に呼びかける時だ。GWIは、コロナウイルスやその他の病気への不安を、健康とウェルネスへのメッセージに変えていこうというキャンペーン、PositivelyWell(ポジティブな良い状態に)を行います。"
GWI代表のSussie Ellisは、「メディアに加え、家族やコミュニティを守ろうとする自然意識から、時に不安に取り囲まれた状態になってしまう」としつつも、 「私たちの健康の行く末は、私たち自身でもコントロールができると認識すべき時だ。恐れに負けない。日々の自分の生活、そして家庭やコミュニティで、ただただウェルネスにコミットする必要があるのだ。」と述べている。
2019年GWIサミットのキーノートスピーカーで、「社会的インパクトにおけるリーダー」賞を受賞したJohn Woodの、ポジティブにいるための方法を3つ紹介している。
・あいた時間にエクササイズを:仕事はゆっくりめになってきているはずだ。…この16日のうち、15日はエクササイズに取り組み、休んだ1日は90分のマッサージをした。走ったり、ハイキングしたりする時間も通常よりも30分長く取り組んだ。
・自然は会議室に勝る:森林浴は、脳を整理したり、クリエイティビティを向上させる。景色を楽しみながらの2時間のハイキングは、何日もかかっていたライターの閉塞状態を打ち破り、記事のドラフトが完成した。
・脳に火をつける:途切れることのないニュースフィード(パンデミック!貿易戦争!トランプ!)に多くの時間を費やすよりも、読書を!そして周囲とおすすめの本について共有し分かち合おう。
(実際John Woodは7つのおすすめを述べている https://www.johnjwood.com/post/amidst-politics-and-pandemic-how-i-remain-an-optimist)
ポジティブでいることが、どのように健康やウェルネスにつながるのかの情報も、GWIのサイトには豊富に集められている。(https://globalwellnessinstitute.org/wellnessevidence/optimism/)
それらの紹介も別の機会にしたいが、実際、自分の周りを見ていても、風邪にかかりにくい人や、大病をしても回復が早い人、何歳になっても元気で活発な人がいるが、そうした人たちは、ポジティブで前向きな人だ。
日本社会は、不安になりやすい傾向があるようにも思うが、今こそ、一人ひとりが笑うことを増やし、ポジティブ思考のトレーニングに取り組んでみてもいいのではないだろうか。
ペルー在住のジャーナリストである友人の原田さんが教えてくれた、ペルーでのコロナウイルスに対する反応。この歌といい、ページ下部のリンクにある、病院での手洗い促進運動のダンスといい、ペルー人はとにかく歌って踊りたいらしい。。。不謹慎だ!とは言わずに、こうゆう笑いと楽天主義も、なんだかんだいって効果的なのではないかと思う。
病は気から、をポジティブに捉えたい。
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