日本の反対側にある、アーティスティックでモダン、そしてちょっとボヘミアンな街
ペルーと出会って起業してからかれこれ8年。コロナ前は年に1、2回行っていた。
「ペルーが好きだったのですか?」とよく聞かれて、いつも回答がスムーズにいかないけれど、これだけは言える。
バランコは好き、大好き。
バランコ(Barranco)は、ペルーの首都リマの南の方に位置する地区で、
10年くらい前はアーティストが多く住むちょっと危ないと言われてた地域(ロンドンもニューヨークも大体どこもそうゆう地域が追々人気が出て高くなる)。
治安がいいからと、ペルー滞在時はミラフローレスか、日系人が多く住む地区を拠点にするパターンが多いけれど、2度目のペルーから、ミラフローレスの隣に位置するバランコに足を踏み入れるようになった。
ホーンデッドマンションみたい。
かなりワイルドなハーブティーバー
できるだけ人通りが少ない道は歩かないようにと気をつけながら、追い抜かれる車にバッグをすられないかと警戒しながら、急ぎ足で進むなか、目に入るのは古くに建てられたようなお屋敷風の建物や、壁アート、センスのよさそうなギャラリーや小さなお店、カフェ、オーガニック食品店。
気になる所があっちにもこっちにも。ショルダーバッグは体の前にあることだけ確認して、右に左に目を追いかけて首から上は180度フル回転。
ほっと休まるカフェや、胃がじわーっと旨みを吸収して、思わずうなってしまうようなシーフードの出汁が効いたスープのあるレストラン、ちょうどいいプチホテルを見つけて、
以後拠点となる場所はバランコになった。
今や、ミシュランを獲得するレストランもこの地区に引っ越してきたり、世界のグルメ好きが集まるペルーグルメのホットスポットとしても知られるエリアになっている。
物価や宿代も徐々に高くなって、注目スポットも今後ますます増えていくエリアだろうけど、
どこかボヘミアンな香りが残る南米ペルーのバランコという街。
敷居が高いレストランやお店はいつかきっと、
それまではお気に入りの場所と、ユニークな新しいお店や飲食店に出逢いに、まだまだ冒険したい街。
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