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図書館の環境整備について

【清水彩子の質問】


近年、図書館に求められる機能は変化してきており、多くの自治体で、本を貸し出すだけでなく、学習スペースの充実、コミュニティ、子育て支援、若者や高齢者の居場所、健康増進、まちの活性化など、様々な機能を持つ居場所へと変化し、人と人が出会う場、憩いの場としても活用されてきています。
武蔵村山市の図書館も、変化をしていく必要があります。誰もが読みたい本を見つけることができ、毎日行きたくなるような、居心地の良い場所になるよう、環境整備の推進が必要だと思うため①市立図書館について伺います。

学校図書館については、学校教育法において、義務教育の目標として、読書に親しませることが規定されているとともに、いわゆる学力の三要素として、基礎的な知識及び技能の習得、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力の育成、主体的に学習に取り組む態度の養成が規定されており、学校図書館は読書を通した豊かな心の育成とともに、確かな学力の育成の基盤となる重要な機能を有しています。 また、家に本がない子供、親に図書館に連れて行ってもらうことができない低学年の子供も、自由に本を選んで読む経験、読書に親しむことができる場所です。読書は、子供たちの人生を豊かにするため②学校図書館について伺います。

【教育長の答弁】


市内には、6箇所の市立図書館を設置しておりますが、いずれも小規模な施設であるため、現状では、様々な機能を持つスペースを新たに確保することは難しいと考えております。現在、大規模な改修の予定はございませんが、限られたスペースを有効的に活用して、居場所作りなどに取り組んでまいります。
 次に、2点目について、お答えいたします。
 学校図書館につきましては、学校教育において欠くことのできない重要な設備であり、児童・生徒の健全な教養を育成することを目的としていることから、学校司書による季節に応じた図書の展示や壁面の装飾など、児童・生徒の興味を引くための工夫を凝らした取組を実施しているところでございます。


他市の図書館(撮影許可いただきました)

(清水彩子の再質問)
まずはじめに、先日要望いたしました、図書館での携帯電話の使用禁止について、使用自体の禁止ではなく、通話と撮影について禁止とし、マナーを守っていただくように室内の掲示物を変更していただいたことと、飲食禁止を、水筒やペットボトルのように蓋付きであれば、水分補給を学習スペースでできるように変更していただき、ありがとうございました。それだけでも、少し利用しやすくなったかと思います。

再質問ですが、先ほどの教育長がご答弁された、限られたスペースを有効的に活用して、居場所作りなどに取り組んでいくというのは、現在の図書館の中で、各図書館が配置など工夫しながら、取り組むということでしょうか。

(教育委員会の答弁)
全館で対応できるか分かりませんが、書架などを動かし、工夫しながら取り組んでみたいと思っています。

(清水彩子)
わかりました。中央図書館を含む(仮称)生涯学習センター、モノレールの駅舎への併設など、先の事は未定でわかりませんが、いずれにしても、まだ先のことなので、今ある図書館を時代に合わせていく努力が必要になります。居心地のよさは、今ある図書館でもつくれると思うので、図書館の職員で考えるだけでなく、空間の使い方などわかる方にもアイデアを伺ってみたりして、色々研究していただきたいと思います。武蔵村山市が近年図書館をリニューアルした時期を教えてください。

(教育委員会の答弁)
学習等供用施設としてエレベーターや空調の改修、LED化は進めておりますが、図書館のリニューアルは行っておりません。

 【各図書館の建築年度】

雷塚図書館
S47
中久保図書館
H3
中藤地区図書館
S51
三ツ木地区図書館
S53
大南地区図書館
S57
残堀・伊奈平図書館
S61

(清水彩子)
そうなると、昭和の時代から大きな変化はなく来ていますので、昭和を令和にバージョンアップしていただきたいと思います。
先日図書館に行ったら、平成23年の六法の小さいものがあったのですが、法改正があるため、六法は最新のものでないとならないのではと思いますが、最新である必要がある本の除籍の基準はないのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
図書館資料の除籍については、「武蔵村山市立図書館等資料の除籍に関する要綱」で大まかな除籍対象資料を規定し、詳細は内規に基づき資料の除籍を行っております。
その中で法律書については、法改正があった際には除籍することになっておりますので、古い法律書については、毎月行っております館内整理日等に再度確認をさせていただきます。

(清水彩子)
よろしくお願いします。現在の蔵書数と、適正数を教えてください。

(教育委員会の答弁)              (R5.3.31)
雷塚図書館
71,184
中久保図書館
35,138
中藤地区図書館
51,859
三ツ木地区図書館
53,815
大南地区図書館
57,341
残堀・伊奈平図書館
54,152
合計
323,489冊です。

適正数ですが、本の大きさや厚さなどもあるため、特に決まったものはございません。 令和4年度東京都公立図書館調査では、 本市の全図書館の図書収容能力は17万冊となっているため、開館当初の収容能力が掲載されているようですが、途中で書架を増やしたり、2列展示にしたりしたため、現在は約32万冊の蔵書数になっております。

(清水彩子)
本市の全図書館の図書収容能力は、開館当初が17万冊のところ、現在約32万冊とのことで、多くなっているため収まりきらず、本の陳列が縦横に入っている本棚、2列になっている本棚があります。
親は家庭で子供に、本の背表紙が見えるように仕舞うことや、本を横向きには入れてはいけないと教育していると思います。図書館も、そうしたことを大切にしていただきたいです。 本棚に入る冊数を「適正な冊数」とし、本棚に合わせて除籍することはできないのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
2列展示につきましては、物理的な蔵書能力や閉架能力にも限界があり、申し訳ございませんが2列という形で展示をさせていただいております。
除籍につきましては、先ほども答弁しましたとおり、市の除籍基準に基づき行っておりますので、本棚に合わせてすべて除籍するのは難しいと考えております。

(清水彩子)
要綱によると、所蔵後10年以上経過し、利用頻度が低い資料も除籍の対象です。
そうした本を探せば、本棚に入るように除籍できるのではないかと思います。少し大変ですが、そうした本がないか確認していただいて、本棚に収まるようにしていただきたいと思います。
図書館の業務は、日々の貸出業務だけでも忙しいと思います。 本が好きで、図書館でボランティア活動をしたい方はいらっしゃいます。ボランティアスタッフを募集し、司書が短時間で除籍の対象の本か判断できるよう、読まれていないような本をピックアップしておいたり、ポップを作ったり、図書館を充実させるスタッフを確保できないでしょうか。

(教育委員会の答弁)
ボランティアにつきましては、現在、毎週土曜日に行っております「おはなしの会」には、絵本の読み聞かせボランティアとして、30人ほどにお手伝いしていただいております。
今後、次の「おはなしの会」のボランティア募集の際には、様々な図書館事業の運営、ヤングアダルトコーナーの学生の登用等へのボランティアの活用も踏まえて募集をしてみたいと思います。

他市の図書館(撮影許可いただきました)縦横や2列に本は入っておらず、取りやすく整理されています。

(清水彩子)
ありがとうございます。本が好きだったり、司書になりたい学生にも良いと思います。また、ボランティア活動に興味がある方はいますが、ボランティア活動の多くは屋外などで、体力がない人は申込みを諦めてしまったり、暑さ寒さに弱い方だと活動が不安になり、また、読み聞かせとなるとハードルが高いように感じてしまう方もいるかと思います。図書館で静かに本の整理をしたり、本を選んだりするボランティアならしたいという方はいらっしゃると思いますので、市民の社会参加の観点からもよろしくお願いします。
電子図書館の状況はどのようになっていますか。

(教育委員会の答弁)
電子図書館の蔵書数は、現在、期限付きの借用のものも含めて約12,000冊となっており、そのうちの約3割が貸し出されている状況となっております。
また、7月からは、小・中学校の一人一台のGIGA端末から市の電子図書館へ直接アクセスできるようにしましたので、貸出数が増えることを期待しております。

(清水彩子)
GIGA端末から市立図書館にアクセスできるのは良い取組であり、利用も増えると思います。電子図書館について、今後蔵書を増やしていく予定があるのか教えてください。

(教育委員会の答弁)
紙の本に比べ蔵書数は少ないですが、学校の学習活動で使用できるものなども含めまして、蔵書数は増やしていきたいと考えております。

(清水彩子)
ありがとうございます。電子図書館の場合は、本の置き場に困らないという利点もあると感じました。障がいがある方には、どのような配慮がありますか。

(教育委員会の答弁)
電子図書では、文字サイズが変更できたり、オーディオブックなどの音声コンテンツも多く揃えております。

(清水彩子)
様々な方が読書できる環境が整備されてきてよかったです。ヤングアダルトコーナーという、中学生・高校生を中心とした大人と子どもの境目の世代に向けて、お勧めの本をそろえた本棚や学習スペースを設置しているところも多くあります。 ヤングアダルト世代の本棚が雷塚図書館に設置されたのを拝見しましたが、他の図書館にも設置されたのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
まず、雷塚図書館におきまして、ヤングアダルト世代の本棚を設置してみたところでございます。
今後は、他の館の設置につきましても、司書と話し合いながら進めていきたいと考えております。

(清水彩子)
よろしくお願いします。ヤングアダルト世代の本棚に置く本ですが、読みたい本をリクエストするだけでは、子供が主体とはなってはいないと思うのですが、小学校の高学年と中学生はそれほど読む本に違いがないと思いますので、例えばまちづくり学習の中で、市立図書館のヤングアダルトの本棚を充実させていく取組ができると、図書館や読書への関心、市政やまちづくりへの関心にも繋がるのではないかと思うのですが、市立図書館に置く本を自分たちで選ぶこともまちづくり学習として可能なのか伺います。

(教育委員会の答弁)
たいへん興味深い取組であると感じておりますが、子供たちの参画方法、どういった形で行うかなどを考えていく必要があると思います。
現在は、中学生が行っている職場体験におきまして、児童書の選書を行う部会に参加していただいております。

(清水彩子)
大人が選ぶヤングアダルト向けの本と、子供が選ぶ本は、違うのではないかなと思います。職場体験で選書を行う部会に参加しているとのことで、職場体験は、人数が限られるものではありますが、自分たちのことを自分たちで決めるということが尊重される機会が図書館にもありよかったです。

若者は、インスタやティックトックなどからもオススメの本の情報が入り、読みたい本を見つけたりもしています。図書館も、インスタやティックトックも情報源として活用し、今の若者が関心ある本を選び、購入していくことはできますか。

(教育委員会の答弁)
インスタなどの活用は、若者の読書への関心を高めるために有効であると思います。しかしながら、職員に対応可能か不安なところもありますので、読み聞かせボランティアにもそういった人材がいないか話してみたいと思います。

(清水彩子)
よろしくお願いします。今、カフェが併設されていたり、調べ学習ができるスペースがある図書館など、近隣のまちの図書館が充実してきています。先程も話しました、ヤングアダルトコーナーとして、10代の居場所づくりをしている図書館も多くあります。
 
以前は高校生までの支援については、児童館に求められていたように思いますが、段々と図書館も若者の居場所になってきています。また、高齢者も増えていますから、高齢者にとっての居心地の良さも求められます。読書や学ぶことができ、日によって高齢者の健康のための教室なども開催される、そんな場づくりができないでしょうか。

今かたくりの湯が閉館していて、今後どうしていくのか、検討委員会で話し合われていますが、もしも、温泉として運営は難しいとなった場合、多世代が交流できる図書館にするなど、そうした可能性もあるのでしょうか。厨房があるためカフェスペースもありますし、元々温泉というのは座るつくりになっているので、つくりを活かしても、本を読むことがしやすいと思います。 例えば1つの浴槽やプールをボールプールにするなどして、子供たちや子育て世代の休憩スペースにしたり、高齢者の体操教室、健康相談、話ができるコミュニティスペース、パソコン仕事ができるコワーキングスペース、地域の特産品や障がい者施設の物品のマルシェの開催など、多世代多様な市民が交流する施設ができそうかなと思うのですが、図書館をベースとした、赤ちゃんから高齢者までが集える施設にできる可能性もあるのでしょうか。

(市の答弁)
議員御案内のとおり、村山温泉かたくりの湯につきましては、本年4月から一時閉館しており、現在、温泉施設在り方検討委員会において、存続、廃止を含めた温泉施設の将来の在り方を検討しているところでございます。 検討委員会では、現在までに4回の会議を重ね、温泉施設に係る現状と課題の整理、シナリオの検討、事業者ヒアリングの報告などを行っておりますが、施設の廃止を前提とした議論は行っておりませんので、よろしくお願いします。

(清水彩子)
わかりました。検討委員会の議事録も読ませていただいていまして、かたくりの湯のこれからの在り方を楽しみにしています。この質問については、以前市民総合センターについても、中庭に増築して図書館をつくり、様々な機能がある複合施設にできないか質問しました。新しいものがつくれないのであれば、今ある公共施設を活用し、どうにか実現したい、そうした思いがありますので、引き続き案を考えて行きたいと思いますし、考えていただきますようお願いします。



他市の図書館(撮影許可はいただきました。)子どもが行きたくなる図書館。本を好きになる環境があります。


(清水彩子)
②の、学校図書館について伺います。

学校図書館について、心地よい居場所となるよう、司書が工夫している点があれば教えてください。

(教育委員会の答弁)
学校図書館については、司書教諭及び学校司書により、貸出が円滑に行われるように常に整理整頓に努めております。また、読んでほしい本の紹介コーナーや季節に合わせた掲示を行っており、図書館で心地よく本を読むことができる環境づくりを心掛けております。

(清水彩子)
ありがとうございます。校長や教職員にはできず、司書と司書教諭にしかできない職務が結構ありますが、司書が家で仕事をしたり、ボランティアで仕事をすることにはなっていないでしょうか。

(教育委員会の答弁)
現在の学校司書の勤務時間については週4日、1日6時間となっております。基本的にはこのような形で勤務していただいておりますが、学校規模によって対応する児童・生徒の人数が違うため、学校事情に合わせて勤務時間の調整を行っております。
また、基本的には時間外労働の状況にならないよう、学校司書連絡会でお話をしておりますが、学校図書館を充実させるため、家庭で図書館に関連する作業をやっている方がいるという話は聞いています。

(清水彩子)
好きでやりたくて自宅でなにか作り物をしたりすることは、その方の自由だと思いますので構いませんが、時間が足りなくて困っている状況がないようよろしくおねがいします。
学校図書館は「読書センター」として、読書活動、読書指導。「学習センター」として、資料、情報活用。「情報センター」として、情報活用能力の育成と言った 3 つの機能をもっているとされていますが、教育の情報化が推進される中で、情報教育、ICT活用教育、公務の情報化と学校図書館担当者とICT 担当者の合同研修会を実施している例もあるようですが、タブレット端末の活用など、ICTの活用に対してなにかされていますか。

(教育委員会の答弁)
先ほど答弁させていただきましたが、学校のGIGA端末で電子図書館を直接利用することが可能となっております。児童・生徒一人一人のGIGA端末のデスクトップに電子図書館のアイコンをこの夏に置き、気軽に読書活動や各教科の授業で活用できる環境を整えたところでございます。

(清水彩子)
ICTの活用は、この先色々な可能性が広がるのではと思います。調べる力もつく、良い活用法を今後も推進していただきたいと思います。
学校図書館は、まだ電算化されていませんが、現在東京都で電算化されていない自治体はどのくらいなのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
23区は導入済みで、多摩26市のうち電算化していない自治体は、青梅市、東村山市、あきる野市及び本市の4市となっております。

(清水彩子)
司書の作業の負担が軽減されることにより、児童・生徒のために使える時間が増えます。残すところあと4市とのことで、早めによろしくお願いします。文部科学省が定めている整備すべき蔵書の基準かありますが、現在の状況は、基準に合わせているのか、多いのか少ないのか、教えてください。

(教育委員会の答弁)
文部科学省が定めた学校図書館図書標準に対する学校図書館の蔵書数の割合につきましては、令和4年度末時点で本市の小学校は140.2%、中学校は139.8%となっております。

(清水彩子)
学校図書の更新についてですが、第6次「学校図書館整備等5か年計画」によりますと、図書購入冊数が多い都道府県は、図書の選定基準・廃棄基準の策定率が高い傾向にあります。学校図書館を計画的に整備している都道府県は、その成果が数値に現れていまして、これは区市町村にも当てはまるのではないかと思います。購入だけでなく、廃棄を進めていく必要があります。 地方交付税で、総額995億円、単年度199億円、学校の図書を更新できるようにしていますが、武蔵村山市には、どの程度交付されているのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
本市における令和4年度の学校図書館図書に係る地方交付税措置額(基準財政需要額のうちの学校図書費相当額)につきましては、小学校で618万4,287円、中学校で533万6,506円となっております。

(清水彩子)
そのうち、図書購入費はどの程度でしょうか。

(教育委員会の答弁)
図書購入費につきましては、小学校で434万3,366円、中学校で387万7,069円となっております。(学校図書費相当額の執行率は、小学校で約70%、中学校で約73%)

(清水彩子)
わかりました。蔵書数の割合が、令和4年度末時点で、小学校は140.2%、中学校は139.8%とのことですが、100%に合わせないのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
学校図書館の図書につきましては、基本的に全国学校図書館協議会が定める学校図書館廃棄基準に基づき、毎年廃棄を行うとともに、新たな図書を購入し、適切に図書の更新を行っております。

(清水彩子)
基準に基づくと、冊数を100%にするということだけが重要なことではないということでわかりました。整備できている環境にあればいいかと思います。

障がいがある子どもたちの読書について、どのような工夫がされているのでしょうか。

(教育委員会の答弁)
障がいのある児童・生徒のみを対象とした工夫ではありませんが、先ほど学校司書が工夫している点について御説明いたしましたように、多くの児童・生徒に本を手に取って読んでもらうような展示や掲示の工夫を行っておりますので、面白い本の紹介など、分かりやすく伝えられるように整備しております。
また、図書館ではありませんが、特別支援学級では学級内に置く本、いわゆる学級文庫を学級予算でも購入しております。ここで購入する本は、児童・生徒の実態から、学級担任が選んで購入しております。

(清水彩子)
児童・生徒に合わせていただいているとのことで、ありがとうございます。日本語教室に通う子供たちに、母国語の本や、デジタル図書、多言語対応など、読書の推進はされていますか。

(教育委員会の答弁)
日本語教室は、日本語を学ぶ場としての位置付けのため、日本語教室に母国語の本を置いたり、読ませたりするということはありません。関係する子供たちの読書については、文字数の少ない絵本などから段階を踏んで読書に取り組ませております。
また、各学校の図書館では、英語で書かれた絵本等を蔵書しております。

(清水彩子)
「第四次 東京都 子供読書活動 推進計画」に、日本語を母国語としない子供等の読書環境の充実というものがあったので確認しました。日本語教室の目的としては、日本語を学ぶ場であり、教室に母国語の本はないけれど、関係する子供たちの読書については、文字数の少ない絵本などから段階を踏んで読書に取り組ませていただいているとのことのことでわかりました。
 
子供たちから学校図書館について、なにか要望があれば教えてください。

(教育委員会の答弁)
学校では、図書委員会の活動の中で、図書館に置いてほしい本のアンケートなどを行っております。現在話題となっている本や、修学旅行等に関連した雑誌を置いてほしいといった要望を受けて、購入する本を決めています。
図書館の環境を大きく変えてほしいといった意見は出てこないと聞いています。
 
(清水彩子)
わかりました。司書の先生方が、日頃より丁寧に対応してくださっていると思います。ありがとうございます。

図書館には、様々な可能性があると思っています。市民が読書を通じ、豊かな人生を送ることができるよう、武蔵村山市の市立図書館、学校図書館の環境整備をよろしくお願いします。




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