おだんご社会科見学 SUGOIさんの「本で遊ぶじかん」に参加したよの巻
3月17日のお話です。
前々から、私が勝手に応援している会社、SUGOIさんの「本で遊ぶじかん」のオンラインイベントに初めて参加しました。
本で遊ぶ時間は、簡単に言うと、参加者のみんなで1冊の本を分担して、
読みます。それぞれが担った部分の概要を自分なりにまとめます。
順番に、みんなに自分の読んだところにはこんなことが書いてあったよと紹介をします。
ちなみに子守さん(SUGOIのCOOをしている偉い人ですが、もはや写真のポップな出で立ちと、いつもの文章に見える優しさから友達ぐらいに思っている)は、きちんと読破されて内容を理解されており、不足があれば補ってくれるという安心サポート機能です。
すると!みんなが発表を終えた最後には、あれま!これ、この本1冊読んだも同じじゃない!!となるからくりです。
ちなみに発表しているときに感じたことを、miroというホワイドボードのアプリ上でコメントを書き入れてやり取りしたり、聞きながら邪魔をすることなく意見交換もできて、まさに本で遊ぶ取り組みでした。
SUGOI!!あっ、すごい!!ですよね。
一人だったらちょっと遠ざけてしまうような難しくて分厚い本も、みんなで分けっこして読んだら読めてしまう。愛とアイデアのなせる業です。
で、私、少々知ったかぶりと想像でここまで書きました。
実は、本で遊ぶじかんに半分ぐらいしか参加できませんでした・・・。
私の知識と準備が足りなかったことと、小さな嘘が原因です。
私の失敗談も込みで素直なnoteが信条なので書き綴っていこうと思います。
しかし!半分の参加でも、私が得たものは沢山でしたし、楽しめたのは本当です。その本当がどうかうまく伝わりますように!!
ここからは知ったぶりなしの、ドキュメントでお送りします( ´∀` )
まず、前日の16日に素敵な封筒が送られてきました。大きな封筒の中には本のページが入っていました。封筒をさかさまにして出てきたのはそれだけ。
お知らせらしきものや、準備に関する説明はありませんでした。
こういう時に初めて挑戦するなら持ち合わせるべき、不安がないのが私の弱点です。
まず、これが私の担当ページとわかれば先に読むべきです。しかし、仕事で疲れている私は「当日どうにかなるよね」と明るく思います。
特に準備もいらないって子守さんも言ってたしな!とどこまでも自分に都合よく考えました。ここで、あのあるべき不安があれば「準備するものはありませんか?」と問い合わせるという行動につながるのに!!
そうして、当日を迎えます。
我が家は仕事が休みの日はお夕飯当番です。
お義母さんは、私のお休みはお夕飯当番がなくて嬉しいといつも言っているので、自分の楽しみのためにお夕飯をお願いしますとは言いづらい雰囲気があります。
そのため、オンライン研修会があって(まるで仕事のようなニュアンス)それに申し込んだので参加したい、ついては夕飯後の片づけはお願いしたいと母に切り出しました。もちろんいいよと言ってくれました。
更に、この日は早く帰ってフォローしてくれると言っていた夫が仕事で早く帰れないかもと言い出しました。あるあるですね。
加えて、練習がないと言っていた息子は部活があると言い出し、
早く夕飯の支度を済ませて、家事を終わらせて気兼ねなくオンラインにいそしむことが難しくなりました。
予定の時間より全てがずれ込み、何もかもばたばたとした夕方になりました。
実は子守さんが、miroというアプリが読書会に必要でログインをしてほしいとお知らせをくれた時には、私にはそれに取り掛かる余裕がありませんでした。
とにかく家族に迷惑をかけないように夕方の時間をやりくりしていて、19時にパソコンの前に座るのがやっとでした。
miroへのアクセスはそんなに難しいことではないと、子守さんは丁寧に説明してくれました。
きっとそうなんです。しかし、もともとパソコンに詳しくない私は、この
miroをゲットするまでに、時間を使ってしまいました。
慌てれば慌てるほどうまくいかず、パスワードがエラーになる。やっとできそうとなると確認の認証番号がメールで来ない。そんなトラブル続きで、
今日の参加を諦めて退室しようと、子守さんにメールを送ったころ、迷惑メールフォルダに振り分けられたメールを発見しどうにかログインして、miroを使えるようになりました。
ZOOMに戻り、子守さんと秋葉さん(社長さん!気さくなリーダー!)に説明を受けて、早速、自分の分担分を読み始めました。大体5つのグループに概要をまとめてくださいと言われました。細かくとらえず、ザックリで良いと言われました。
「私がこんな出足が遅くなり、間に合いますか?」と尋ねるとお二人が声を揃えて「全然大丈夫!」と言いました。「自分もこれから始めます」という秋葉さんの言葉が本当に心強かったです。
読んだ本は「ライフプロジェクト」という本です。コホート研究について書かれていました。
真剣に読みました。久しぶりに脳みそ使いました。全然使わない部位使いました。全集中で本を読むなんて久しぶりすぎて、しかも自分じゃ絶対読まない本です。正直言いますと、興味関心がゼロの本です。
私、ゼロがイチになるのが好きです。自分にないものが体に入るのがすごく好きです。なので、この作業は本当に楽しかったです。
これを読むまでコホートという言葉自体知りませんでした。知らないことに触れ、みなさんに伝えるようにまとめていく、ここでも超ポジティブなので、全然不安がありません。上手くいかなくても当たり前だし、子守さんいるしと思って安心して取り組みました。
その後、自己紹介(たぶん私が出遅れたから、みなさんこの時まで待っていてくださったのかも・・)して、発表に移りました。
私は皆さんとはじめましてでしたが、メンバーの皆さんやほかの参加者の方は経験されている方や顔なじみの方が多いようでした。
それでもアウェー感を全然感じず、居心地の良い空間でした。
だいたい、noteで見ていた人とお話しできるので、有名人に会えたみたいな感動が大きくて、浮足立ちぎみでしたね。振り返ればニヤニヤしすぎて、ほっぺが筋肉痛です。
発表を聞いているうちに、コホート研究がどんどん自分に近づいてきました。登場人物や学問としての成り立ちに興味も湧いてきました。
そんなこんな楽しい時間を過ごしていて、気付くと終了予定の22時を過ぎていました。
終了にはまだ時間がかかるなと感じていた頃、夫からLINEが入りました。
私のオンライン研修を仕事の一環と思っている義母が、随分遅くまでどうしたことだと心配している。そして、休みの日にそんなに働かせて、と憤慨しているというのです。
これは一大事。なぜなら仕事じゃないし、働いてないし!!
嘘はいけませんね。オンライン飲み会にしとけばよかったですね!
あっ!これも嘘!!
自分のやりたいことを家族に説明するのは意外に難しいことがあるのです。
時間を見ると22時45分でした。急いで子守さんにメールをして、私は先に
zoomから退室しました。みなさんへのお礼もさようならも言わずに本当に失礼だと思いました。
それでも、きっと許してくれるだろうなと思いました。
そして、私のような素人が参加したことがきっとSUGOIさんのこれからのイベント運営に役に立つはずだと自負しました。
どこまでも反省しないんですよ。自分でもどうかと思います。
私は普段、困っている人との関りを仕事にしています。
できないことをどうしたらできるかを考える仕事です。
困っている人に会えば会うだけスキルは高まります。技も増えます。
今回、私はSUGOIさんの困ったお客さんでした。
SUGOIさんの今までのイベント運営では、起きなかったハプニングを私はきっといくつもプレゼントしました。
経験することでわかることがあります。
私はファンの一人として、きっとSUGOIさんに伸びしろをプレゼントしました。
だから、子守さん。落ち込むことは一つもありません。
ファンからのプレゼントは、より優しく、愛とアイデアのあるエンターテイメントへ昇華させてください。
私からのプレゼントでまた一回りも二回りも魅力的になるであろうSUGOIさんにこれからもエールを送ります。
本で遊ぶじかんは、若いころの好奇心を思い出し、新たな出会いにときめいた時間でした。
素敵なイベントに参加できて楽しかったです。ありがとうございました!!