やなせたかし「わたしが正義について語るなら」を読んで−①/本の話
やなせたかし「わたしが正義について語るなら」を読みました。
きっかけは、YouTubeの積読チャンネルで紹介されていて(飯田さんのプレゼンが上手いんだまた)、面白そうだったから。
わたしのやなせたかし知識は「アンパンマンの作者でしょ〜」のみ。
わたしが子供の頃、もう既にアンパンマンは確固たるポジションを確立していて、押しも押されもしない存在。平日の夕方には毎日?アニメが放送されていてグッズもたくさんあった。
そして、唐突に思い出したけれど、そういえば、幼稚園生くらいの頃、私の枕はアンパンマンだった。小さな子供用の枕。ショッキングピンクの生地で、真ん中に大きくアンパンマンの顔がプリントされていた。両サイドには、カレーパンマンとかドキンちゃんとか他のキャラクターの小さい顔が並んでいて、枕の耳は真っ赤な生地だった。たしか一つ上の兄のも同じタイプの枕を持っていた。記事は鮮やかな水色とブルー。柄はアンパンマンだったか他のキャラクターだったか、思い出せないけど。
とにかく、そんなふうに、物心ついた時にはもうアンパンマンは誰もがしてる子供達のヒーローで不動の存在。わたし自身が、大好きとかハマったというほど熱中はしなかったし、グッズを買い求めたこともなかったと思うけど、アニメがあったら楽しんで見てた。周りもみんなそんな感じだったと思う。
大ファンはいないけど、嫌いな人はもっといない。アンパンマンはいつだって優しくて正しい正義のヒーロー。安心する存在。みんな通ってきた道。そんな感んじ。
そのまま成長して、アンパンマンについて改めて深く考えたことはなかった。きっと多くの人がそうだろうけど。
ちなみに、わたしは横浜のアンパンマンミュージアムにもいったことがある。その時もただの楽しいテーマパークとして消費したにすぎなかった。
アルバムをスクロールしていったら、写真がありました。
なんと!2015年!10年前!
うん、、、ジャムおじさんに会えてとても嬉しそう。
純粋に楽しんでいたみたい。
なんか若くて楽しそうだな自分。
”特別好き”とは思ってないけど、幼い時から身近に触れて成長していくと、自ずと親しみは刷り込まれていく。見ただけで、わぁ!アンパンマン!懐かしい!かわいい!と、こころの中の幼い頃から残ってる部分が反応するんだろう。
そうそう!昨日ちょうど読み終わったて余韻が残ったままふとyoutoube開いたら、なんと!コテンラジオさんがやなせたかしさんをテーマにしたお話を配信されてました!すごい偶然!
復習がてらと思い聞き始めましたが、、、さすが!コテンさん!何冊も参考文献を読んでお勉強されてるので、「わたしが正義について語るなら」一冊には書かれていない詳細な話を色々聞けました!復習どころか解像度が上がりました。
本読むがハードル高い方は、お耳だけでも楽しめるコテンさんおすすめです。
しかし、冒頭に紹介した積読チャンネルの母体のバリューブックスさんはコテンさんをスポンサードしている関係で、、、、。なんかやなせたかし関連の書籍でも出すんか?と勘繰ってみたりみなかったり。
なんだか前置きが大変長くなってしまったので、本題の本の感想は、続編で書きます。