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働きながら子の弁当をつくる日々
ごはん、冷食、ミニトマト、緑色のゆで野菜、玉子焼き。以上。
ワーママの私が作る子ども弁当は、シンプル極まりない。
息子の中学校生活が始まって、半年。お弁当生活が始まった。
4月は作り置きおかずをつくった。きんぴら、野菜の酢漬け、マカロニサラダなど。しかし、息子は作り置きを食べたがらないのだった。彼は、妙に味にうるさい。
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6月ごろから、ご飯の上に何かのせる、ということを覚えた。とりそぼろ、しゃけ、のり。黒いもの、黒ごまやのりを置くと、色が引き締まって美味しそうに見えることが分かった。ふりかけや混ぜご飯の素も、トランプのカードのように種類をそろえた。これで見栄えも味変も可能だ。
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9月になった今、冷食のバリエーションを増やすようになった。夏場は自分が作ったおかずの衛生面が気になったからだ。冷食は衛生的に良い。
からあげはたれ付き、竜田揚げ。天ぷら系は、れんこん、ちくわ、いかなどちょっと食感が面白いもの。コロッケはカレー、クリーム、かぼちゃなど味を変える。グラタンやパスタなど洋食系も入れる。サケの塩焼きなど、魚介系はいまいち。ボリュームが足りないので、我が家では採用されていない。
成長期の息子に好評なのは、「ザ★®シューマイ」である。
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肉ごろごろ、食べ応えもある。これが3個と、から揚げ1個が入った弁当のときは「美味しかった!!」と喜び勇んで帰ってきた。作り置きより喜んでくれる。ありがたい。
ご飯とメインおかずはこれで完成。しかし、このままでは茶色の弁当になる。そこで野菜が必要になるのだった。
まず、とにかく赤いもの。ゆでにんじん、ミニトマト。小さいころ誤飲がこわくて、ミニトマトは半分に切っていた。今は隙間にフィットさせるために、半分に切る。にんじんは短冊切り。これも隙間にフィットしてくれる。
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そして緑のもの。ブロッコリーが定番である。しかし、今は夏。ブロッコリーは高い。それでひたすらオクラが登場している。夏はオクラ、冬はブロッコリー。
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最後に卵焼き。これだけは手作りを死守している。黄色は大切。手作りっぽさが出る。砂糖や塩のかたまりが残っている、時折茶色に焦げる、白身が分離されていないなど、日によって変化するのがよい。と勝手に思っている。
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栄養バランスは、夕食と週末に整えている。それくらいの気持ちでいないと続かない。
弁当を洗うのは息子の仕事。我が家のアレクサは、夜8時に「弁当、水筒」とリマインドしてくれる。彼はこの合図を聞いて、「は!!!」と言いながら弁当と水筒を洗う。この中高6年間で、ある程度の生活能力を身につけてもらって、世に出てほしい。そして、私も夫も楽したい。がんばれ、息子よ。
外で働きながら、映えもない、手間もない、でも子を応援する思いだけはある。そんな弁当を作り続けている。