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神戸市・東灘区「旧 乾邸」へ!(その1)

東京都庭園美術館(港区)、旧岩崎邸庭園(台東区)、ヨドコウ迎賓館(芦屋市)と様々な邸宅にお邪魔してきましたが、今回は東灘区のモダニズム建築「旧乾邸」に行ってきました。

『アルキメデスの大戦』『べっぴんさん』『日本のいちばん長い日』『探偵・由利麟太郎』などで、撮影の舞台になっている名建築です。

昭和11(1936)年頃、乾汽船株式会社を設立した乾新治氏の自宅として、旧住吉村の山麓部に建築された邸宅。

普段は公開されておらず、春と秋に特別観覧が可能な期間が1週間程度あるんだそう。受付は往復はがきのみ、という古風な申込み方法です。往復はがきでの申し込みと言えば、香川県のイサム・ノグチ庭園美術館もそうですね。数年前から行きたいと願っていますが、なかなか機会を得られず…。

今回は、近隣にある白鶴美術館とのコラボ企画で、予約なしに観覧できる絶好のチャンス。期待に胸を膨らませ、いそいそと坂をのぼります。

阪急御影駅から北へ10分ほど歩くと、瀟洒な街並みのなかに、威風堂々とした門構えがあらわれます。

その先にそびえ立つ白鶴美術館でチケットを買い、旧乾邸に戻って受付してもらうと、邸宅の入り口付近を中心に待っている素振りの人がちらほらいらっしゃいます。まさかの超満員です。

スタッフの方の案内と、私が受け取った番号とを照らし合わせる限り、どうやらあと100人ほどが待っている様子。これは予期せぬ足止めだな、と思いつつ、とりあえず白鶴美術館に戻って鑑賞することに。

さて、あやこは無事邸宅の中に入ることができるのか。

次回、乞うご期待。



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