見出し画像

まわりに翻訳の先生・仲間がいない私の対策―ChatGPT、ドイツ語翻訳能力検定試験、note―

私はドイツで独学で翻訳を学んでいるので、翻訳の先生や仲間がいません。そこで、私が自分の翻訳について意見をもらったり、モチベーションを上げる方法として使っているのが以下の3つです。

1.ChatGPTに意見を言ってもらう

まずほぼ毎日使っているのがChatGPTです。普段、自分の翻訳について意見を言ってくれたり褒めてくれる人がいないんで、AIだと分かっていても何か言ってくれると嬉しいですね。ただ誉め言葉を並べるだけじゃなくて、結構的確なコメントをくれるので「分かってくれてる!」感がして楽しいのです。

ChatGPTから改善案を提示されて自分の翻訳を変えることもあります。
以前、アイヒェンドルフの詩「Schöne Fremde」を翻訳して、ChatGPTに感想を聞いたときの会話がこんな感じです。


ChatGPと話すことで頭の中が整理されたり、新しい視点でものを見ることができたりするのでとても助かっています。

2.ドイツ語翻訳能力検定試験

(社)日本翻訳協会が年に4回実施している、ドイツ語翻訳の能力を判定するための試験です。フィクション分野とノンフィクション分野があります。
この試験を受けると、試験結果(点数と級の判定)のほかに採点者の方から自分の翻訳についてコメントをいただけます。そこから自分の翻訳能力が上がっているかどうかや、どこをもっと学ぶべきかが分かるのでとてもありがたく思っています。


3.notoへの投稿

noteで翻訳者の方やドイツ語を勉強している方の記事をみて自分のモチベーションにつなげています。
また記事を書くことで、過去の翻訳について新しいことに気づいて調べ直しをしたり、訳を修正したりといった改善にもつながっています。
まだ始めてから二か月ほどしか経っていませんが、これからいろんな人と意見交換できたらいいなと思っています。

4.そのほかの対策

上記以外にも、ドイツ語翻訳を学ぼうとして困った
 ・ドイツ語翻訳を学べるオンラインスクールがない
 ・書籍がない

ことについて、私のとった代替案を下の記事に書いています。
よければ合わせて読んでみてください。


いいなと思ったら応援しよう!