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自分が「作りたいもの」は作れるけれど「食べたいもの」は作れない
前回は、私は料理が好きですー!なんて結構大声で言ってしまったけれど(雰囲気的に、です)、実は、本当にそうかな?と疑う気持ちも少しある。
自分のための食事は全然作る気にならないからだ。
まあ、そういう人は多いと思う。一人暮らしの方とか、昼間家にひとりでいるお母さんやお父さん、在宅ワークの方等々。自分1人のために準備して、自分1人だけで食べる時、適当にも程があるよね!というくらいおざなりな食事になる人はたくさんいるだろう。
チンするだけとか、納豆ご飯とか、定番だよね。
でも、わたしは、料理が好きなのに?好きならたとえ自分のためだけだとしても、楽しく作れるんじゃない?と、浮かんでくる疑問。
しかしその答えは実は明瞭で、私の料理の目的は、作ることそのものにあるからだ。つまり、「食べたい」がゴールじゃないってこと。
「食べてもらいたい」もしくは、家族の毎日の食事として「食べさせる」というのはゴールとしてある。けれど、自分が「食べたい」はゴールの選択肢としては、ほとんど、ない。
第一、自分が「食べたい」(お腹すいた)と思ってから作り始めると間に合わない!わたしはお腹が空いた状態では、作れないのだ!だから夜ご飯を作る時なんて、たいてい何か食べながら作っている。(夕方ってお腹空くよね。)かと言って、お腹が空いていない状態で「食べたいもの」を考えるのも、なかなか難儀。
しかし「作りたい」ものについては、お腹の状態がどうであれ、その過程のことを想像するとワクワクが止まらなくなる。
結果的に、料理の目的が「作ること」そのものってことはそれだけ料理が好きってことでいいかな?いいよね。と、なんとなく腑に落ちたような気になって今日は終わります。