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ウィーン楽友協会 Musikverein グラスホールでの演奏
何年か前になりますが、室内楽での演奏依頼を頂き、ウィーン楽友協会で演奏する機会に恵まれました。
大ホールは「黄金のホール」、小ホールは「ブラームスホール」と名付けられておりますが、2004年 地下に新たに4つの小ホールが増設されました。
その地下の小ホールの中で一番大きなホール、グラスホール Gläserner Saal はかなり立派で、ソロ、室内楽、アンサンブルに良く利用されています。
元々は練習・プロオベ用に作る予定だったそうですが、途中でホールに変更して作った、という話を同僚がしておりました。
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写真はコンサート当日のお昼頃、リハーサル前のホールの様子。
途中、調律の方が来たのですが、私が長年よく知るM氏。
M氏はMusikverein 専属の調律師ですが、私個人で調律をいつも頼んでおり信頼できるお友達でしたので、安心してピアノの調整についてお話し出来ました。
彼からの第一声、「ようやくここで会えたね」とウインク。
M氏と会うのは我が家か録音スタジオかプライベート。
彼の仕事場で会えた事は、ある意味とても心強く嬉しかったです。
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リハーサル中に驚いた事がありました。
ウィーンは観光の街。オペラ座の様に内覧見学が出来るホールがあります。
ハーサル中に大勢の観光客が2階席を通り抜けて行った時は、かなりびっくりしました。
リハーサル中だけど・・・観光の街だと改めて痛感。
![](https://assets.st-note.com/img/1679855660938-zpAiGh3JxQ.jpg?width=1200)
上には2階席があります
このホール、同僚 特に弦楽器の人達から「音響的に弾きにくい」と良く聞いていたので、ちょっと不安のままリハーサルへ。
ピアノはスタンウェイでとても弾きやすく、相性もバッチリでした。
音響はピアニストにとっては、弾きにくさはそれほど感じませんでした。
調律のお陰もあったかと思います。
すごく丁寧に私好みに調整して下さり感謝。
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演奏の曲目や内容に関しては、また改めて書きたいと思います。
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私たち演奏者は、表玄関から入らずに裏の関係者専用の入り口から入ります。
帰りも荷台用(楽器などの)エレベーターを使用して裏口玄関まで・・・
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