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ウィーン現代音楽祭 2014 ライヴ録音【YouTube】 アルフレート・ウール: 小協奏曲(Vl., Vc., Pf.編)
Wien Modern
ウィーン現代音楽祭は、ヨーロッパ最大の現代音楽祭で、秋の11月を中心に約1ヶ月間、ウィーンの様々なホールで開催されます。この音楽祭は、プログラム内容や奏者のレベルが非常に高く、聴衆もヨーロッパ各国からウィーンを訪れます。
また、ここ数十年、オーストリアは以前と比べて特に現代音楽に注力しており、この音楽祭だけでなく、現代曲のプログラムでのコンサート企画が増えています。若い作曲家たちの活動の場も増え、活気にあふれています。
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Alfred Uhl アルフレート・ウール (1909-1992) ウィーン生まれ
オーストリアの作曲家、指揮者
1945年から1979年までウィーン音楽院(現ウィーン国立音楽大学)で作曲と音楽理論を教え、1959年にはオーストリア国家賞を受賞した。
教え子にフリードリッヒ ・チェルハなどがいる。
作風は新古典主義音楽、無調、十二音技法、伝統的な音楽を組み合わせたものである。
Kleines Konzert 小協奏曲
この三重奏曲は1937年に作曲され、クラリネット、ヴィオラ、ピアノのためのものですが、ウィーン音楽祭での演奏ではバイオリン、チェロ、ピアノの編成で演奏してます。曲は3部構成で、後期ロマン派の作風を持ち、特に第2楽章は一部でラフマニノフの影響が感じられます。
奏者
ワイピング・リン Weiping Lin バイオリン
台湾出身のバイオリニストで、現代曲を得意としています。
素晴らしい音楽性と技術は誰もが称賛する才能の持ち主です。
現在 ORFラジオ放送局の第一バイオリンの主要メンバー
シュテファン・ガルトマイヤー Stefan Gartmayer チェロ
オーストリア出身のチェリスト。
ウィーン フィルハーモニーのメンバーとして活躍しています。
どんな難曲も簡単に弾いてしまう初見能力と技術は素晴らしい。
アルフレート・ウールと生徒
オーストリア国内で彼の作品がまだあまり演奏されていませんが、彼は多くの教え子を輩出してきました。
オーストリアを代表する作曲家の一人、チェルハも彼の門下生でした。
偶然にも、私のご近所に住むバイオリン奏者は、ウィーンフィルハーモニーの奏者でもありますが、ウールの指導を受けいくつかの室内楽曲を残しました。
ある時、演奏して欲しいと言われ、彼のピアノ四重奏の楽譜を受け取りましたが、残念ながら数年前にお亡くなりになりました。
時折近所のスーパーで彼と偶然会うと、音楽の話や世間話をしたりしていた日々が懐かしいです。
いつか彼のピアノ四重奏を演奏する機会が訪れることを願っています。
ウールは素晴らしい教育者であり作曲家である、と絶賛してい事を、私はいつも覚えています・・。
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