FZ55で遊ぶ日々
高級コンデジが手に入らない。
RICOHのGRも、今年の2月頃までは4ヶ月待ちでもよければ購入できますよーとカートが開いていたけど、現在はクローズ中。
ぐっ。買っておけばよかった…
13万円くらいのものを、惜しまず、悩まず、ポンっと買えるようになりたい。
心も、財布も。
で、仕方ないから、グーパスを利用して、何ヶ月かサブスクでレンタルしたりもしてたんだけど、月々12000円くらいだから10ヶ月借りると、手に入る価格じゃん…!ってことで、一旦休むことに。(サブスクだから途中でカメラ入れ替えられる楽しみがあるよ!その話は下にリンク貼っておきます)
じゃあ、まぁ、元々持ってたカメラで遊ぼうか。
そうだ、レンズでも買って、ちょいと気分転換もいいなぁ。
なんて思っていた矢先、SNSで、やたらと目に入ってきたのが
“KODAK PIXPRO FZ55”で撮影された写真とリールだ。
主に20代の若者たちが、
「なんか、エモくない?」
と、撮影して、遊んでいる。
画質がすんごく綺麗なわけじゃないし、ブレもある。
だけど、若者たちがいう
「なんか、エモい」は、私たちの世代にとっては
「すごく懐かしい」に変換されて、欲しくなってしまった。
その前に。 FZ55に限らず、今、2000年代初期の頃のオールドコンデジがブームになってて。オールドコンデジで遊びたい欲もあったので、実家に眠ってた、ファインピクスを引っ張り出してきた。
あとは、オールドコンデジに入るかわかんないけどOLYMPUSのスタイラスとか。
遊ぶのには充分なラインナップが揃ってる!
けど、欲しいのよ。 FZ55が。
私も、エモい写真撮りたいのよ。
綺麗な写真じゃなくていいのよ。
海でポカリ並べて写真撮ったりしたいのよ。
FZ55で。
とゆうことで、買ってみました。
私はケーズデンキのオンラインストアで購入。
赤いボディの FZ55なら、待たずに買えたけど、
黒がいいなと思い3週間の入荷待ち予約を。
届いたのは4月下旬。
びっくりするほど小さな箱に、小さくて薄くて軽いカメラが入っていた。
まず、この、形状が懐かしい。持ってた持ってた!こういうカメラ!
私の学生の頃は名刺サイズの、カシオのエクシリムが流行ってて、親にねだって買ってもらって、高校の修学旅行に持っていったりしたなぁって、
撮影する前からエモい気持ちになる。
17000円買えるカメラなので、ほとんど期待もしてなかったし、
ほんと、ちょっとしたおもちゃを買う気分で手に入れたのだけど、
これが、本当に、なかなか良くて、驚いてる。
画質とか、ボケとか、そういう、
“高級カメラに求めること”を捨てて
“このデジカメを楽しむ”という感じ。
あれと比べて〜とかいらない。比べなくていい。
やっぱり劣るよね〜とかも、たまに口コミで見かけるけど、
何も劣らない。
FZ55は、 FZ55がすべき仕事を、想像以上に全うしてくれるのだ!
ということで、撮影した写真をいくつか載せておく。
可愛い。可愛い色だなぁ。
エモいって言葉に集約しちゃうのが勿体無い。
琴線に触れるというか、
何かを思い出しそうになるというか、
夏休みの最後の日みたいな、
そういう気持ちにさせられる。
今日もデニムのポケットに忍ばせて出かけてる。
何でもかんでも綺麗に撮れなくていいんだよね。
綺麗が、正解じゃないことを、このカメラが証明してくれる。
今日は何を撮ろう?
カメラのサブスクについて書いた記事。