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茶こしで粉雪のようなお化粧してみるのがポイント(手作りパン)
Twitter、日々の気づきをメモがわりに更新しています。
私、流行しているものには、あんまりどっぷりハマりたくない方ですが
こんなにTwitterの使い心地がよかったなんて...!
早く始めればよかったです。
パンって、焼く前に茶こしで小麦粉かけるだけで、
— Atelier_Begpon(bloc-notes) (@begupon) September 23, 2020
なんて本格的な美しい見た目になるんだろう〜
ほれぼれする。 pic.twitter.com/T2uPzNnXL6
今回はベーグルやフォカッチャ作りでは、あまり使わない技術の話(笑)
でも、「強力粉をいろんなカタチで活用したいな」とお考えの方には
参考になる内容です。
|手作りプチパン。お化粧したら...♪
小さくて丸いパンって、ホテルのバイキングなどでもよく出されていましたね。今はコロナの影響でバイキング廃止になっているホテルは少なくありませんが..
テーブルロール(ロールパン)と並んで、オーソドックスで親しみやすくて。
それでいて、一緒に食べるおかずを邪魔しない、何とも愛おしくなってしまうような存在!と私は考えています。
特に、ホテルのキッチンでは、冷凍しておいた生地をそのままオーブンで焼いて、「焼きたてパン」としてお客様にお出しすることもあります。
ご自宅で、難しくない手作りパンをやりたいなと考えた場合、
生地をお団子状に丸めて、そのままオーブンで焼いてももちろんOK!
ただ、日本人のソウル調理器具とも言える「茶こし」を使ってみてはどうでしょう?
茶こしで、小麦粉をうっすらふるいかけてオーブンで焼いてみると
表面のうっすら小麦粉が香ばしく焼けて、
食べたときにより「美味しい」という焼きたての風味を感じることができます。
それだけじゃなく、見た目にも美味しそう!
|小麦粉の薄化粧が美味しそうに見えるのはなぜ?
ズバリ!色のコントラストです。
小麦粉がかかっているところは、薄いベージュ。
小麦粉がかかっていないところは、茶色。
このコントラストが美味しそうに、
そしてお洒落にかっこよく見える理由です。
これ、私が5年前に通っていたLe Cordon Bleuでは、
パンの色のコントラストをくっきりつけることで実習の評価点がアップしていました。
(フランス人は色のコントラストによる「かっこよさ演出」が大好き)
意識するのとしないのでは、大きな差のような気がします。
|茶こしでたくさん小麦粉をかけたときのデメリット
何事も「やりすぎはNG」な訳です。
手作りパンを焼く前、茶こしで小麦粉をかけるのは、
私はすごく楽しくて好きなんです。
でもでも、かけすぎると
食べたときに「粉っぽい」「美味しくない」という印象が残ってしまいます。
パン作りもお料理と同様に
見た目だけでなく、
その先に居るはずの「食べてくれる人のこと」を想像することが大切ですね。
小麦粉をかけすぎると、
お口のなかが何だか「パフパフ」します。
(まるできな粉をまぶしすぎたおはぎのように)
|応用編 その1
今回のTwitter掲載写真は「Pain au sarrasin(パン・オ・サラザン)」。そば粉入りパンのことです。
だから、生地の中に練りこんであるそば粉を茶こしでふるってかけ、
オーブンで焼きました。
そば粉の香りが豊かで、すごく香ばしい!
素朴で身近な材料なのに、こんなに美味しくて味わい深いなんて!
と、灯台下暗しに気づいた&自画自賛をしました(汗)
|応用編 その2
この技術、お菓子作りにも使えないんでしょうか?
使えますよ!
パイなどが焦げてしまったとき、
焦げ隠しのために「粉糖(ふんとう)」を茶こしでふるってかけて
お化粧します。
もし、お客様にお出しするはずだったのに焼きすぎてしまった!
でも、作り直しをするには、時間がない!
というときにこっそり使える技です。
(大きな声では言わないようにしています。)
くれぐれも、パイなどのお菓子へ応用するときは、
小麦粉ではなく「粉糖(ふんとう)」でお願いします。
イメージは、粉雪(こなゆき)ですよ♪
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