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【ずぼら薬膳】立春からどう過ごしたらよいの?イライラ脱出のための策とは。

昨日焦って豆を買いにいきました。
綺麗道です。

そう、今日は節分。

『鬼滅の刃』のごとく
華麗に鬼を退治しちゃいましょう。

余談ですが
公式サイトで鬼滅のお面がダウンロードできるらしい↓
(2月2日まで)

おっと、ここでいなくならないで下さいね。
話はここから。


さぁ、本題です。

明日、
2月3日が立春。

前回は立春の話をしました。

今日は立春を活かすための”食”の話。

早速、参りましょう。


立春はどんな季節?

旧暦でいう年のはじめ。

春が始まる。

「陽気」があがり、
命が芽生える。

人間のからだも活動開始に向け
新陳代謝が活発になってくる季節。

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春は、五行でいうと「木」。

風が強く、
気候の変化が大きい季節です。


大きな大木のように、

ゆったりと
流されず
心と体の調和をとる

ことを意識してみましょう。

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長くて寒い冬。
じっと身体を縮こまらせていませんか?


新潟産の綺麗道も
気づくと背中が丸まってしまうことは
ここだけの秘密です。

でもね


春はもうそこまで来ています。

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これは
体内にある陽気を体表へと発散させるための
『準備期間』に入ったということ。


冬の間にためていた力を
これからどんどん
”出していく時期”へと近づいてきました。


まだ冬の寒さは残っていますので、
体を守ることはもう少し続けつつ

木である「肝」がのびやかに働けるような
食材も取り入れることで

自然と春の風に乗って
軽やかなスタートにつながる。

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やっぱり春は新しい息吹を感じるもの。

「今年は何かがスタートしそう。」

そう感じている人もいるんじゃないかな。


そんなあなたの背中を押したい。

そんな風に思っている綺麗道です。


立春に気を付けたいこと

では、立春です。

春は「肝」が影響を受けやすくなる季節。


肝臓の「肝」ですが、
必ずしも肝臓の働きを表すだけにとどまりません。


血をためてくれたり、
気の流れを調整してくれたり、
他にもいろいろな働きを担ってくれています。

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あまりに多過ぎて書ききれない。
肝。
いずれゆっくりと語ることにして・・・


「肝」が活発になり、気が上昇することで

のぼせ・頭痛・めまい・イライラ
等が起こりやすくなるのが春。

感情の影響も受けやすいのが「肝」です。


「あぁーもう!なんでいつも靴下脱ぎっぱなしなの!」

なんだか最近イライラする。

なんて方は「肝」を意識して

その働きを上手に
サポートしてあげて欲しい。

見えていないだけで
けっこう無理しているかもしれないんだ。


今日は2つのポイントに絞って食材を見てみましょう。

1、気の流れをよくする食材

「肝」が乱れてしまうと、
気の流れが悪くなります。

感情でいうと「怒り」に通じるのが「肝」

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気が上昇しすぎるとイライラ・・・。

逆に気が昇れずに、
下の方にたまってしまうと鬱々・・・。


気の流れが乱れてしまうと
感情にも影響し、
身体にもその影響が表れてきます。


そんなときは、
気の流れをよくする食べ物で気を流してあげましょう。

【気の流れをよくする食材】
オレンジ、レモン、グレープフルーツなど柑橘類
セロリ、パセリ、しょうが、にんにく、みょうがなど香味野菜

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さっぱり爽やかな香りと共に
身体の中にたまった
ドロドロを流しちゃいましょう。

さわさわ~(イメージ音)


例えば

白菜の浅漬けにレモンを入れるだけで
あっという間に春の息吹。

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浅漬けがマリネに大変身。

イライラも吹き飛ばし
『美人になる白菜』にチェンジしちゃいました。

やったね。


他には、

大根、玉ねぎ、ピーマン

なんていうのも気を流してくれる働きがあります。


ハーブもいいですね。

今日はハーブティーで
ティータイムなんていかがでしょう。

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なつめやマイカイカを入れて、
女性力アップの薬膳茶もいいかも。


香りを嗅ぐことで、心もリラックスし、
乱れた心と体を気持ちよくさせてくれます。

アロマももちろんおすすめです。


「そんなの知ってるし」
そう思いました?

・・・と思って何もしないのが一番NG.

知っていても行動しないのは
知らないと同じ。

(私も書いていてグサグサくる・・・)


例えばなんですが

【料理の間に食材の香りを嗅ぐ】
ことってしていますか?

「嗅ぐ」ことで”直接脳に刺激”がいくので
とってもいいことなんです。

ちょっとした行動でも
日常にプラスアルファできる。


「香り」の力を侮ってはいけない。

かおれ
かおれば
かおれども

さぁ、今日から香りましょう。

(ナニソレ)


2、消化機能を助けてくれる食材

「肝」は気の流れを調節してくれる
働きがあると言いましたが、

消化機能をつかさどる
脾や胃にもその影響が及びます。

「肝」が乱れると、食欲不振になったりもする。


例えば
ストレスが悪化すると胃が痛くなる
緊張しすぎてお腹が痛くなる

とかありますよね。

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精神的なストレスの影響を受けやすい「肝」
そして
「肝」の影響を受けやすい「脾」

五行の関係を見ると、
「木」は「土」を攻撃する。

木は
土から栄養をもらって元気に伸びますが、

逆に土から見ると
木から栄養をとられてしまうわけで。

木=肝
土=脾

はそういう関係なんですね。


また、今の時期は寒さで
内臓が冷えがち。

”冷え”は消化機能の低下を招きますので、
まさにダブルパンチ。

痛い痛い。

一大事です。


これはピンチに陥りやすい「脾」を助けて
消化機能をアップさせてあげなくちゃ。

はぁ~~~・・・
(何か出しているイメージ)

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出た!(まだ出てないから)

はい、食材です。

【脾を助け消化機能をアップさせる食材】
さつまいも、ジャガイモなどの芋類
牛肉、鶏肉、カツオ、ぶり
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど

(なんのコントだこれ)


温かいスープで優しく、
そして効率的に、
栄養を摂るのがこの時期のおすすめです。

(この切り替わりの早さ・・・)


まだまだ寒いので
冬のおすすめ食材もぜひ↓


我が家も”ポトフ”でしっかり栄養補給しました。

豚バラブロックと
大根、人参、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリーの『フィトケミカル』たっぷりのポトフ。

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我が家ではセロリは別で煮ておいて、好みで後から追加する作戦。
(子どもたちがセロリ苦手なもので)

大好評過ぎてあっという間になくなりました。

・・・今夜のメニューは決まりましたねw
(プレッシャー)

締めに入ります

自然界の一部である
私たちニンゲン。


季節の移り変わりに
抗うのではなく
無視するのでもなく

自然を味方につけて
賢く、美しく生きたい。


それが本来のカタチであり
”調和”という美につながる。

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季節に合わせたり、体を整えるのに
薬膳とか東洋医学の知識って
すごく使えると思っています。

これからも
グイグイ推していきますよ~。


”うつくしくいきる”
目指していきます。

目指すのは自由だもの。

ね?


おしまい


あなたのスキが励みになります💖

火曜金曜更新中。

綺麗道

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