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負ける力を磨く

人間関係をスムーズにしていくために
必要なのは、相手へのリスペクト。

これを、「負ける力」として書いてみたいと思います。

相手は自分の鏡だよ、というお話は
どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

鏡というのは、心理学でいうところの
「投影の法則」に当たるのですが

周りを厳しい目で見ていると
自分にも厳しい目が返ってきちゃうよ
ということなんですね。

両親や上司、先輩&後輩などについて
「至らないところがたくさんあるよな~」
「先輩なのにフォローしてくれないし」
などという目線で見ていると

自分に対しても「これができてない」
「あれもダメだ」といって
自分の不出来さを責めるような
マインドになってしまうんです。

自分に対する目線と、周りの人に対する目線って
心の中ではイコールなんですよね。

自分の不完全さを許して受け入れられた方が
周りの不完全さも「しょうがないんだからぁ~😅」と
受け入れられるようになるんです。

こういう投影はさまざまなところで起こります。

例えば、
周りの人を積極的に応援しているような人であれば
「自分も周りから応援されている」と
感じやすくなります。

まさに、自分がほしいものは、まず与えよ✨
ということなのですが

周りに対して優しい眼差しを持っていれば
周りも自分に対して同じような眼差しを
向けてくれると思いやすくなるんですよ。

結局のところ、周りに与えることで
自分に良いことがやってくるわけです。

タイトルの「負ける力」ですが
これは「相手へのリスペクト」と言い換えても
いいのかなと思っています。

目上、目下関係なく
人間関係でうまくいかないときは
相手のダメな面に着目していたり
(文句や不満があったりとかね)

相手へのリスペクトがなくて
「自分の方ができる!」って張り合っていたり
「私の方が正しいんだから!」と争っていたりとか

そういうことが多いな~と感じるんですね🙄

とはいえ、中には理不尽な人もいますから
気持ちはよく分かりますよ。

関わらなくても良い人であれば
そのまま放っておけばいいのですが

関わらないといけないような関係性の人であれば
勝った負けた、正しい間違ってるという議論は横に置いて
(悔しいのは承知で)



相手を尊重する姿勢を持つ。
一部だけでも
相手のここはすごいなと
思う部分を見つけてみる。


この姿勢があるかどうかで
相手に与える印象はガラリと変わります。

負けないようにファイティングポーズを
取っている人もいますが
(もうこれ以上傷つきたくなくて
していることではあるんですが)

全面的に張り合うよりも
上手に負ける力を身に付けておいたほうが
賢いな~と思いますね😁

私は正しい!と主張してみて
正しさが証明されたとしても
幸せからは遠ざかってしまうからです💦

なぜなら、自分が正しければ
相手は間違っていることになり
相手は不快な思いをしますからね。

私も苦手な人とかどうしても好きになれない人が
いたときには、その人のすごいところを
見つけるようにしています。

すると、やはり対面したときの
自分の態度や物腰も変わってくると感じますし
相手の反応もやはりちがいます!

どんな人でも、何かすごいところや
良いところはありますからね。

良い意味で負けてみること。
すると、人間関係が円滑になるように思います。

そして、相手を尊重する姿勢は
そのまま自分にもそっくり返ってきますから^^
結局は自分のためにもプラスになります。

今日も、最後までお読みいただきありがとうございます!💖

それではまた^^

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高見 綾@心理カウンセラー
心理は本当に面白い! 人間関係を味方に付け、大切なパートナーと親密に。人生全体の”質”を上げていきたいあなたのお役に立てたらうれしいです^^