パートナーとのよくあるすれ違い(女性が悩みを抱えている場合)
男性は問題解決思考、女性は共感を求める。これはよく言われている話ですが、実際はもうちょっと複雑な要素が絡み合ってすれ違いが起こっています。
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「自分にだけ当たりがキツイ人がいて困っている」というあなたのために、連載形式で記事を書き綴っています。
前回の記事はこちら。
女性側が職場の人間関係などで悩みを抱えている場合
それについて彼氏や旦那さんに話すことは多いと思うんです。
もし、話してみてパートナーからの理解が得られた場合は
女性はホッとして、親密感を抱くことができます。
職場の問題が解決していなかったとしても
パートナーとの間に理解と共感があれば、心はラクになったりするんですよね。
ところが、実際には、話してみたけど
「そんなこと言ったって、しょうがないじゃん」
「こないだから同じことずっと言ってない?」
「人目を気にしすぎだよ」
などとあしらわれてしまい、もやもやが残ってしまったというケースも多いようです。
職場でも悩んでいるのに、パートナーのことも悩みになる。これ結構キツイことですが、実際にはあるあるです。
男性は問題解決思考なので
「職場の人間関係の問題をどう解決するか?」という視点で物を考えています。
その結果
「愚痴っても解決につながらないことは、言ってもしょうがない」みたいな考え方になりやすいですし
そもそも自分が女性から何を求められているのか、どう解決してあげたらいいのかが分からなくて困惑してしまうことも多いみたいです。
女性側は女性側で、一生懸命に状況を説明して
自分の思いを話してみたのに、「なんか…そういうことじゃなくて!」と言いたくなってしまいますよね。
男性と女性とで、お互いに求めるものや思考回路が違うからなのですが
女性がこういうときにほしいものって
「君は悪くないよ」と味方になってくれることだったり
「それは大変だね…」という、女性の気持ちへの共感だったりします。
そうやって味方になってもらえると、不思議と元気になって
問題解決の第一歩を自分で踏み出していけるのが女性なんですよね。
(パワーをもらえば、自分で何とかできちゃったりするんです)
女性は共感を求め、男性は問題解決思考、みたいなことはよく聞くと思うのですが、実際の事例ではもうちょっと複雑な要素が絡んでいます。
こういうお話を聞くたびに、コミュニケーションって難しいよなぁと思います。
お互いに、気持ちはあるんですよ。
解決していきたいし、相手の力になりたいという気持ちはあるんです。
なのに、言葉の表現が足りていなかったりして、意図が伝わらない。
相手からも、違う受け取り方をされてしまうこともあります。
結果、気持ちはあるのにすれ違ってしまう。。。
傍から見ていると、せっかくの仲良しカップルなのに、もどかしくなってしまうことも多いです。
だからこそ、すれ違うことを前提に、対話を重ねていくことって大事だなと思ったりします。
男性は自分で問題を解決していくことに価値を見出しているので、女性にもそのように接する傾向があるなと思います。
余計な口出しをあんまりしないという形での愛情表現ですよね。
そして求められたら、大切な相手だからこそ、真剣に問題解決策を考えるのです。
一方で女性は、ちょこちょこ気に掛けてもらうことで愛を感じ、元気になって「さぁ、やるか!」と思えるところがあるので、男性のやり方だと、放置されてるとか突き放されているなどと感じることも少なくないのかな? と思ったりもします。
一回のアドバイスで「そうか!」と自分を変えていける人は少ないと思うので、女性側も同じ悩みを何回も話してしまうこともあると思います。
職場の人間関係の悩みって、今までの心理パターンから来ているものも多いので、根っこを修正していかないと同じことが起こってしまうこともあるんですね。
男性側は「また同じ話か」となってしまうのですが
そういうときは、カウンセラーなどプロに聞いてもらった方がいいかもな、と思いますね。
お互いに感覚が全然ちがうので、これくらいわかるでしょ?と思わずに
丁寧に言葉に出して、何回も対話を重ねていく必要性を感じますね。
職場の人間関係に悩んでいるときに、パートナーと親密でいられたら、強い味方になってくれますから。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございます!
読んでくださる方がいることが、とても励みになります💖
それではまた^^