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自分を受け入れられると、他人を受け入れる器も大きくなる

対人関係の基本は、自分との関係にあります。

こう言うと、どういうこと??
と思われるかもしれませんが

自分を受け入れられると
他人を受け入れる器も比例して大きくなるんです。

例えば、自由気ままに振舞う人を見て、イライラしたとします。

中には、イライラしない人もいますから、
イライラする理由は自分の中にあるわけですね。

自分もそういうふうに
振舞いたい願望があるけれど
我慢しなくちゃ、そんなことしちゃ
ダメと禁止していたりするんです。

自分が禁止していることを
他人が堂々とやってのけると
許せなく感じるものなんですよね。

もし、自分の中にある禁止事項に気づいて
ルールを緩めてみたり
自由に振舞いたい自分を
受け入れられたりできれば
相手を見ても、前ほど反応しなくてよくなります。

人間関係で感じる感情は
自分の中から湧き上がるもの。

あくまでも相手はきっかけにすぎません。

ただ相手に怒り続けているだけでは
罪悪感が増えるだけで
かえって自分が辛くなってしまいます。

特に、自分の不出来な面は
受け入れたくないものですよね。

そんなときに
自分が気にしていることを
相手からズバリ指摘されると
ムッとすることもあるでしょう。

うまく出来ない自分、情けない自分
くよくよ悩む自分
傷つくのを恐れている自分
人に頼れない自分
仲良くなるのに時間がかかる自分……

そんな自分をダメだと思っていると
同じ要素を持つ相手のことも
受け入れられなくなってしまい
人間関係の幅が狭くなります。

こんなことを言うと、
ちょっと痛いかもしれませんが

時々、無性に気になる相手っていますよね。

その自分が嫌っている相手の
嫌いな要素を、よーく見てみると
実は自分の中にも同じ要素があったりします。

いやいや、そんなことない💦って思いますよね。

でも、あっ、ホントだ😲
と気づいて受け入れられるだけでも
見え方が変わります。

(私も、ある人の嫌だと思っていた部分を、自分もしていたと気づいたときは、思わず笑うしかありませんでした😅)

そして、そんな自分を責めたり
否定したりする必要は全くないですからね。

『そうだよねー
なんでこんなことしちゃったんだろうって
思うこともあるよねー
うまくいかないこともあるよね
いっぱい悩んで落ち込むけど
しょうがないよね、
自分なりに頑張ってるもんね』
とやさしく自分を包み込んで受け入れて
あげることができたとしたら

触れてほしくない領域が減り、
過剰に反応してしまうことも減ります。


すると、他人がちょっとやらかしていても、
まぁそういうこともあるよね~
と受け入れられる器がぐっと大きくなるのです。

私自身も、自分を許し、
受け入れられるようになってから
他人を受け入れられる幅がぐっと広がった
のを感じています。

特に、自分のネガティブな部分を
受け入れられるようになると
受容力が圧倒的に大きくなります✨

劣等感やコンプレックスって、
周りにバレたくないですよね。

だから必死で隠すのですが
でも、本当のところは
見てもらって愛してもらって
包み込んでほしい部分なのですよね。

なので、それを
まず自分が自分にしてあげるんです。

対自分にできるようになると
他人に対しても
同じことができるようになりますから。

相手の自己嫌悪も受け入れて
愛してあげることができるようになるかもしれません。

他人に厳しい人は、自分にも厳しい傾向があります。
人間関係の悩みを解消するためにも
まずは自分を愛して、優しく包み込んであげましょう。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます💖

それではまた^^

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高見 綾@心理カウンセラー
心理は本当に面白い! 人間関係を味方に付け、大切なパートナーと親密に。人生全体の”質”を上げていきたいあなたのお役に立てたらうれしいです^^