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酒粕中毒者のつぶやき②

つぶやき①では主にドリンクとしての中毒ぶりを書かせて頂きました。

少し間が空きましたが、続きまして

料理編 粉チーズ

近ごろ、大好きだったはずのチーズを欲さなくなってしまいました。買っても食べたいと思わないのでなかなか減らない…。でも娘は好きなんです。特に粉チーズを色んなものに振り掛けたいらしい。

娘の希望を叶えてあげたい。

でも自分も大事。

だから酒粕で粉チーズを作っています。

酒粕、米粉、塩、好きなオイルを
フードプロセッサーでポロポロにします。
このままだとホワイトソースの素に。

↓これを天板に広げてオーブンで焼くだけ!

ムラがあるところもまた良き。

パスタやサラダのトッピングにも、ごはんにも。
スープにも納豆にも振りかけます。
カリカリした食感が楽しくてつい食べすぎちゃいますー

娘も嬉々として色んなものに振りかけています。
めでたしめでたし。

大体の分量:

酒粕 70g
米粉 50g
好きな油 大さじ2
塩 小さじ1

玄米粉、アーモンドプードルでも美味しいです。

フードプロセッサーで撹拌
オーブンシートを敷いた天板に広げる
140℃で、10〜15分焼く

クリームシチュー

先程のポロポロになった酒粕を焼かずに煮込むと、クリームシチューになります。

炒めて透き通った玉ねぎにポロポロを加えて焦げないように炒め、少しずつ水を入れながらとろみをつけます。

酒粕が入るとコクが出て美味しいです。
必ずお代わりと言われるので、根菜やキノコを中心に、野菜を多めに入れるとお腹も大喜び。出汁麹、トマト麹など発酵調味料を入れるとうまみ、味に深みが出て料理上手になった気分になります。
酒粕は焦げやすいので野菜を入れて煮込む際も注意!仕上げに豆乳を加え、ひと煮立ちしたら完成。

冷蔵庫にあるものでしっかり美味しいのでおすすめ!

パン作りに

新しい酒粕に限りますが、酒粕酵母も美味しいです。酒粕、冷やご飯、水をびんにいれて混ぜ、軽くフタをしておくだけ。
良い状態だと一日で酵母が出来ます。

プクプク発酵してきて、耳を近づけると
「プチプチプチ…」とお喋りし出したらOK
これがまた可愛らしい音なんです。
ずっと聴いていたくなるくらい。

この酒粕酵母とわたしは米粉、玄米粉などグルテンフリー仕様の粉、塩、デーツシロップ(ハチミツでも)、オイル少しを混ぜて一晩発酵させます。米粉なのでこねません。

朝、ニ次発酵させ、型に入れてオーブンで焼いて出来上がり。ホームベーカリーがある方はこの辺の作業が楽ちんかもしれません。カリッとハード系の食感です。

ふんわり酒粕の香りがして幸せ〜

そのままでも美味しいのですが、スライスして、トースターで軽く焼いて食べるのが好きです。

ポタージュに酒粕粉チーズをトッピングして
パン、サラダと一緒に朝ごはんにしました。

良い状態とは?

発酵の際の「良い状態」についてひとつ。
もちろん酒粕の鮮度(開封して1週間など)も大切ですが環境も関わってきます。

キッチンに界面活性剤など菌にとって有害な洗剤などがあった場合、菌の元気がなくなったり、多くが死滅してしまう為発酵に時間がかかったり失敗することがあります。
何故か上手くいかないな〜と思われたら、周りに塩素系漂白剤や人工的な香りの強い洗剤、ハンドソープなどがないかチェックしてみて下さいね。

またまた長くなってしまいました。
色々な使い方ができる万能選手酒粕。
料理に使うとアルコールも飛んで、子どもも一緒に美味しく食べられますね。

次回に続く…

#酒粕
#育菌

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