#7 超スピード文章術 by 上阪徹
半年以上前に読んだ本なのだけれど、今まで読んだ文章術本の中で一番役に立っているので紹介。
素材を集めてから書く
素材を集めれば一気に書ける。これが結論。
細かくはこういう流れ。
1. 書く目的と読者を定める
2. 素材を集める
3. 素材を組み立てる
4. 一気に書ききる
5. 見直す
素材の組み立てまでできれば、あとはそれをつなげて形を整えるだけ。
上手に書こうとしたり、器用に形容詞を使おうとする必要は無い。
素材は3種類
素材とは3つ。
1. 独自の事実
2. エピソード
3. 数字
つまり、読み手に「これを伝えたい」と思う内容そのもの。
素材集めと構成を同時にやろうとしていたから書けなかった
今まで下書きのまま日の目を見なかった記事は数知れず。
この本を読んで、素材集めが不十分なまま書こうとしていたのが原因だったのだと気づいた。
今は、長めの文章を書くときはまず紙に書き出してから執筆に取り掛かることにしている。
以前は一緒くたになっていた「素材集め」「構成」「執筆」を分け、一度に考える量を減らすことで、継続して文章を書きやすくなった。
「xx術」系のノウハウ本は中身が似たりよったりのことが多いけれど、この本は出会えて良かった一冊です。