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明日なんか、来なければ良いのに。
こんにちは。こんばんは。
あなたはいつ、この文章を読んでくれているんだろう。
おさだあやみといいます。高校生です。
読んでくれているあなたはどんな人なんだろう。
いつも見てくださっている方なのかな、
それともタイトルが気になって読みにきてくれた方?
それともTwitterから来て下さった方なのかな。
どんな方でも、来てくれたあなたに、ありがとう。
今日は少し長くなると思います。
8月31日の夜にというタグが毎年Twitterで流れますね。
昨年同様、新学期の初めがあやふやな今年もそんなツイートが少ないだろうと思ってこういう文を書いてます。
届く人がいるのかなんてわからないけれど、もしいたらいいなと思って、お話しします。
明日なんか、来なければ良いのに。
2年間、毎日そう思っていた。
あの頃は自分は無価値な出来損ないで、生きる意味なんかないのに何で生きてるんだろうと思っていました。
なんで自分の価値を他人が決めるんだろう。
なんで朝起きてわざわざ嫌なとこに行くんだろう。
なんであの子は、なんで私は。
なんで!なんで?なんで。なんで、
わからない。
当たり前に来る毎日がただひたすらに意味不明だった。
そんな私が、今からぶつぶつとしゃべります。
眠れない夜に。
明日なんかとため息をつく傍に。
息苦しいあなたへ。
死にたいあなたへ。
消えたいあなたへ。
わからないあなたへ。
ちょっと気になる人だけ聴いてくれればいいです。
あなたは、学生さんですか。社会人さんですか。
学校、楽しいですか。
お仕事、辛くはないですか。
毎日、死に物狂いで頑張っているんですよね。
私はあなたのことを知らないけれど想像しました。
しんどいですか。
明日なんかか来なければ良いのに。
もう、終わらせちゃおうかな。
こっそり消えちゃいたいな。
そんなこと、考えていましたか。
私もそういう日々を過ごしたことがあります。
毎日消えたくて、自分が消えたいのか、世界を消したいのか、それすらもわからないくらいにボロボロでした。
対人関係とか、将来とか、なんでもない悩みとか。
いろいろ悩みがあって、それがぐちゃぐちゃと混ざって渦を巻いたように私の頭の中を埋め尽くしている。
本当にわけがわかんなくって、ペンを落としただけで、涙が出るような毎日でした。
誰かが言う悪口。
そんな人は馬鹿だと知っているのに真に受けてしまう。
わかってるんですよね、自分で。
気にしたって仕方ないってことくらい。
理不尽に怒られる。
なんで真面目に生きてるのに怒られるんだろう。
正直者が馬鹿を見る、なんて言葉があるように、
真っ当な人ほど損をしている気がします。
なんでなんでしょうね、あれ。
いろんなことに追われる。
明らかにキャパと釣り合わないタスク。
頑張ってるのにこなせない自分が悔しくて。
なにしてんだろう自分って、ふと思ったら涙が。
誰のため、何のために頑張ってるのかわからなくなる。
ここまで頑張って、なにが欲しかったんだろうって。
こんなにしんどいのに、外面はのうのうと生きているような、自分の笑った顔が嫌いでした。
聞きたくないことを聞いて、
言いたくないことを言って、
知りたくないことを知ってしまう。
余計なことを求めてしまう。
心臓が握り潰されるような思いがする。
寒気がする。息ができない。
雑音が内耳を駆け巡って煩い。
誰かの心ない言葉に傷ついて、天気が悪くて気分が下がって、赤信号にイラついて、鏡の中の自分がひどく憎たらしく思えてくる。
そしてそのうち、自分が一体誰なのかわからなくなる。
そんな毎日。
あぁ、自分もそうだって、思った人、いると思います。
きっと、もう限界に近いんですよね。
学校とか、仕事を休みたいって言うと、そんなのを甘えだって言う人とか、君なら大丈夫だから頑張って!って言う人とかがいるけれど私はそれはちょっとお門違いだと思うんです。
人間、頑張らなきゃいけない時はあるし、頑張れって
いう言葉に励まされる時はあると思います。
でも、もう死んじゃいそうなくらいに辛いなら、
これ以上あなたは頑張れないよ。
新学期の初めに「死んじゃうなら行かなくて良いよ」
って言葉がよく聞こえるけれど、これってすごく難しいですよね。
私もこの言葉に励まされたけどちょっと傷つきました。
けど、死んじゃうくらいなら本当に行かなくて良いよ。
1日サボって、あなたが5日間長生きできるならそっちの方がいいし、1週間休んで3ヶ月長生きできるならそれがいいよ。
学校や仕事に行くのをやめて、あなたが死ぬのをやめるならそっちの方がいい。
死ぬ勇気があったら、行かないという選択を選ぶ勇気もあるんじゃないかな。
行きたくないんじゃなくて、行きたいと思えない状況の方が多いのかもしれません。
行きたいとは思ってるのに、行かなくてもいいよって、変な話かもしれないけれど。
でも死んじゃうくらいなら行かなくていい。
ていうか、行かないで。
私はあなたが学校や仕事に行こうが行くまいがどっちでもいいんです。
でも、あなたが自分の手で生きるのをやめてしまうのは、嫌です。
生きてほしいんです。死なないでください。
なにがわかるんだよ。って気持ち、私が1番わかる。
生きていればなんて言葉、闇の中にいたら信じるに値しないことも。
生きていればきっと!なんて綺麗事が1番気持ち悪いことだって。
ほんとはわかっています。
闇の中にいた私が、自分の身体を傷付けるのをやめて、あの時死なないでよかった、って思うこと、本当はまだないんです。
今だってなんのために生きてるかなんてまだわからないままです。
きっと、もっと大きくなって誰かの役に立って、
自分の価値を見つけて、幸せなおばあちゃんになったら
「生きていればいいことあるからさ、がんばろ。」
なんて言葉もかけられるのかもしれないけれど、
18歳の私にはそんなこと言えなくて。
だけど、あのどん底だった2年間の後に、ひとつもいいことがなかったわけじゃありません。
あれから、いろんな人に出会いました。
嫌いだった自分を認めてくれる人、「救われました」という言葉をかけてくれる人。
いろんな本も読みました。
いろんな曲を聴いて、いろんな日を過ごしました。
あの時死んでたら出会わなかったものが結構あります。
そしてあなたも。
昨日死なないでいてくれたから、私のこの言葉を聴いてくれたんです。
どん底の毎日に、〝もしも〟とか〝きっと〟なんて言葉に希望をもつのは結構ハードルが高いけれど、少しでいいから明日を生きてみようと思ってみてほしいんです。
今日を生きるのに必死だった私なんかでも、
今もなんとなくぼやっと生きていけてます。
私は元自殺志願者で身体にいっぱい傷をつけました。
大切な人を失ったこともあります。
だから死というものに対して敏感なんだと思います。
綺麗事をと思われるかもしれないけれど、もし1人でも届く人がいるなら、それでいいなと思って書いています。
生きること以外は頑張らなくていいんだと思います。
くだらない人になっていいと思います。
少しばかりずるい人間になってもいいと思います。
それで生きていけるなら、誰も咎められません。
新しい生活に、普通にやってくる明日という日に、少しばかり後ろ向きになるあなたを無慈悲に苦しめ続けるほど世界は残酷では無いと思います。
いつか終わります。
乗り越えられないなら逃げるのもありだと思います。
それで生きていけるなら。
夏は身体も心も疲れやすいですよね。
こんな日に息苦しくなる人がいること、知っています。
どうか無理だけはしないでください。
あなたが今よりほんの少しだけ楽に生きていける方法をどうか見つけてください。
あなたの涙を拭いにはいけないけれど、ただ黙って側にいることも儘ならないけれど、どこかに味方がいます。
ここにも微力な高校生がいます。
今日まで生きてくれてありがとう。
とても無責任なお願いだけれど、明日も同じ空の下で
一緒に生きてゆきませんか。