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産後の心と身体

産後よく聞く体調不良は、産後1か月間の産褥期ですよね
妊娠前の体に戻るため、ホルモンバランスが変わることによる精神不安や、子宮が収縮する痛み、人によっては帝王切開などの傷が癒えるのに時間を要します。
産褥期は「産後の肥立ち」と言われ、この期間母子ともにできるだけ外出せず、家事もせず、ゆっくり過ごすことが大切と言われています。

ですが「1か月で完全復活する」「妊娠前の体に戻る」というわけではありません。

今日はそんな産後に感じた体調の変化をこの場に残しておこうと思います。

1.ノイローゼ気味

産後うつという言葉を皆さん聞いたことがあるように、産後はホルモンバランスの乱れで鬱のような症状が出ることがあります。妊娠中から産後4週間以内に現れ2​週間以上続く鬱症状とのことで、大体がホルモンバランスが乱れやすい産後1か月以内に発症するという記事を見ました。
ですが、この鬱のような気持ちが落ち込む状態は何も産後すぐだけではありません。

その原因は「育児ノイローゼ」
私自身産後1か月半頃、里帰り出産から沖縄に戻ってすぐのこと
今まで実母がそばにいて食事や身の回りのお世話をしてもらっていたのですが、沖縄に戻ってからはワンオペ育児となりました。
日中息子と二人きり、寝かしつけをしようにも布団に下すと泣き出し、授乳は一日6時間以上、「授乳時間はテレビもスマホも見ず、赤ちゃんを見ること」という言葉を忠実に守っていました。誰とも話さず、寝かしつけた息子がとにかく長く寝てくれることを祈り、ただ静かに、家事もできずに暮らしていたとき
「あぁ、これはやばいなぁ」
と、ポロポロ部屋で一人泣いていました。

育児ノイローゼは育児を行う2人に1人は発症する症状だそうです。私も完全に育児ノイローゼだったかと思います。

その後は旦那さんに相談したり、日中がお散歩など外に出たり、できる範囲で人と話をする機会を設けて乗り切りました。

2.生理の違い

出産前「妊娠前と産後で生理が軽くなった」という話を聞き、元々軽いPMS(月経前症候群)や生理中は頭痛、腹痛、腰痛をすべてコンプリートしていたので「これであの苦しみからおさらばか」と内心ワクワクしていました。

産後8か月、育児にも慣れてきたある日、突然激しいイライラと吐き気を催すほどの強い頭痛に襲われました。
授乳中だったもののあまりの痛さに起き上がることもできなかったため、その日はミルクにシフトし頭痛薬を飲み、旦那さんに家事育児すべてを委ね、横になっていました。その時少し出血もあったことから『これは、まさか、生理…。聞いてたんと違う!!』と心の中で叫びました。
この痛みは翌月も同じくらいの痛さで襲ってき、これが毎月来るのかと思うと恐怖でしかありませんでした。

聞いたところ、確かに妊娠前と産後では生理の強さに違いは出るものの、必ずしも軽くなるわけではなく、中には私と同じように妊娠前よりもひどい症状になる方も少なくありません。
それは授乳期で血液が普段以上に少なくなっていることもあるそうで、現在は漢方を処方してもらい、食事も今まで以上に気を付けることで様子をみております。

3.身体のゆがみ

産後ケアの代表として挙げられるのが「骨盤ベルト」
妊娠中に胎児が大きくなるにつれて支える骨盤もゆっくりと広がり、出産後には骨盤は大きく広がった状態になります。そんな骨盤の広がりを締めて元の状態に戻すのが骨盤ベルト。

なのですが私自身産後一か月はボロボロな体に骨盤ベルトをする余裕がなく、まぁまぁな金額で買ったはずの骨盤ベルトをあまりしておらず。
その後忙しさにかまけ整骨院にも行くことなく、今に至ります。

そのおかげで骨盤辺りが痛い、足の付け根も痛い、腰も痛い
そして見た目からも腰が大きくなっており、昔のズボンで完全に入らないものも出てきてしまいました。
なんかそんな感じで全体的にいがんでる感じが否めない状態です。
骨盤が完全に固まる前に整骨院には行った方が良いと聞いているので、その検証もかねて、近々行きたいと思っております。ちゃんと時間作ります。

4.皮膚関係がボロボロ

臨月の時、実家で軽く足を摩擦ですりむいてしまい「あいたたたぁ」なんてやっていたのですが、その後めちゃくちゃ膿んで、今だにくっきりと残っております。

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歳もあるかもしれませんが、体の修復が後回しにされているからと言われました。
妊娠中は胎児のために栄養はお腹へ運ばれ
産後は授乳や子宮の修復などに使われ、夜泣きや慣れない生活の中で、結果として体が回復する時間が足りていないのだと思います。
抜け毛や肌がボロボロになるのもそのせいだとか。
個人的には妊娠中のいい思い出として傷跡を見れているのですが、美を大切にする女性の方々にとっては辛い現実ですよね


以上!
今ざっと思い浮かべてもこれだけの心と身体の不調を感じました。
きっと思い出せば他にも出てくるはずですが
女性活躍推進法において、男性の育児休暇取得率も挙げられているように、妊娠中だけでなく産後のボロボロな体では女性一人で育児をするというのは困難です。
今後でも良いので、この記事を読んで気づいた方は産後の女性にも優しくサポートの手を差し伸べてくださいませ

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