🎬映画シリーズ:『グレイテスト・ショーマン』
⚠️この記事は映画『グレイテスト・ショーマン』のネタバレをガッツリ含みます!未視聴の方はご注意を!!!
映画のあらすじと、「夢」や「成功」をテーマに感想をまとめました。
あらすじ
テイラーの息子であったP・T・バーナムが、
一念発起してユニークな人々を集めたサーカスを開き
上流階級へと成り上がっていきます。
しかし上流階級の人々に認められることに執着するあまり、
周りで支え続けてくれた人、共に逆境を乗り越えてきた人を
蔑ろにしてしまいます。
その結果待っていたのは、破産と世間からの非難、離婚の危機でした。
まさに波乱万丈の人生を歩み、
サーカスの文化を世に根付かせたP・T・バーナムの物語です。
夢を叶えられる人、叶えられない人
この物語には印象に残るシーンや言葉がいくつもあり、
その1つはバーナムが酒場でフィリップを勧誘するシーンです。
バーナムは上流階級に認められるショーをつくるために、
上流階級の生まれで人脈を持つフィリップを仲間に引き込もうとします。
しかし、フィリップにとって成金のバーナムと手を組むことは体裁が悪く、
魅力的な挑戦であってもかなりのリスクを伴うことでした。
最初は断り続けますが、最終にはバーナムの言葉に説得されていきます。
バーナムはストリートチルドレンの生活を経験しており、
幼くして貧しく苦しい思いをしていました。
そこから融資を受けて起業し、
失敗を繰り返しながらも事業を大きくしていきます。
そのような新たな挑戦には常にリスクが付きまとい、
世間からの目も厳しく、一部の人々には忌み嫌われ、疎まれていました。
何事も人とは違うことをすること、
普通はしないような選択をすることは勇気がいると思います。
また自分の今ある居心地のよい生活、立場から離れることも同様です。
しかし、そこでコンフォート・ゾーンから出ることができるか、
リスクを恐れずに新しいことに自己責任で挑戦することができるかが、
夢を叶えられる人と叶えられない人の違いではないかと感じました。
ここで気を付けたいのは、
計画性のない行動、考えなしの選択は勇気をもってしても、
蛮勇にしかなり得ないことです。
目的と計画なく投資をしても意味がありません。
失敗から学ぶためには、
何を目的にどのような計画でお金や時間を使うのかを明らかにし、
どこが悪かったのかを継続的に検証していく必要があると思います。
成功の落とし穴
小さな成功でも大きな成功でも、
その成功の後には落とし穴があると思います。
成功を掴めば誰しも調子に乗ってしまうものです。
それ以前に努力をしていれば尚のことで、
人から羨まれ、称賛されれば、
あたかも自分が素晴らしい人物になったと錯覚してしまいます。
しかし、そこで成功やお金、地位、名声に目が眩んでしまうと、
本当に大切なものが何か、当初の目的が何であったか、
その成功の裏で誰が支えてくれていたのか、忘れてしまいます。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とも云うように、
何かが実った時ほど頭を垂れ、
謙虚な気持ちを忘れないようにしたいものです。
本来の目的を見失わないこと
前の項に繋がりますが、物事に取り組むにあたって
本来の目的を忘れないことが大切だと気付かされました。
映画の中でも、
ショーを通じて人々を笑顔にすることが目的だったはずが、
いつしか上流階級や有名な批評家に認めてもらうことが目的に
すり替わっていってしまいます。
そして本質を見失ったことで周囲の人々が離れていき、
結果的に事業が立ち行かなくなります。
まだ何もなかった最初に思い描いていたことや
その時の気持ちはとても貴重で、
時間が経って状況が変わっても心の軸に据えておきたいものです。
noteでも日々思ったことや考えたこと、感じたことを記録していくことで、
あとから自分の当時を思い出すことができますね。
以上、最後までご覧いただきありがとうございます。
また次のnoteでお会いできることを願って❄
Aya @aya_k_k_myu
Header:映画『グレイテスト・ショーマン』より