双極性障害の私が司法試験に合格する話(267)60点を続ける。
100点を目指しすぎていたのかも知れない。
ここ最近の勉強の苦しさや不調、そこからくる眠気は、完璧主義を追い求めすぎて、立てた目標を達成できない自分を自分でいじめていたところにあるのかも知れないと気づいた。
今年の予備試験合格の目標を立て、逆算して計算した1日の目標を組み立てた。だけど、その日課は到底今の私にこなせる分量じゃない。わかってるけどやるしかないと思って向かってきた。
毎日できるわけないとわかっている分量を少しやり、ほんの少ししかやれていない自分を責めて、これじゃあ、受かるわけないと悲観する。そしてどんどんやる気をなくしていっていた。
最近、たまに見る筋肉系YouTuberが、「60点でいいから毎日続けることが大事。」「続けられることを設定するのが大事。」と言っていてハッとした。
続けられること、続けたくなること、ってどんな目標だろう。やっぱり、自分との約束を守れた時が1番嬉しい。
ここのところ、毎日私は自分との約束を破り続け、自分のことを信用できなくなっていた。
ここで、勇気を出して、グッと目標レベルを下げてみよう。司法試験受験生ならば、毎日10時間以上勉強して当たり前。そんな世界なのだけれど。私にはまだそこまでの体力はないみたいだ。
今朝は、4:30に朝起きて、ウォーキングをして、朝ごはんを作って食べて、2時間一気に集中できた。午前中は、バッチリだった。
昼前の眠気に耐えられず、寝てしまい、そこからズルズル、スケジュールを破ってしまったから、もういいや!と投げ出して、そのまま寝てしまった。
今日より明日、よくすればいい。明日は、まず、午前中、3時間集中しよう。それができたら、また午後、そして、夜、と、その度に自分との約束、つまり目標設定をしよう。
私はまだ、私自身との信頼関係が築けていないような気がした。他人のことはすぐ信用するくせに、自分のことはそれができない。常に諦めている。
双極性障害で、ナルコレプシーで、Xジェンダーで、褒められて伸びるタイプで、甘えたがりで、逃げ癖があって、理想が高くて、そんな良いところも悪いところも全部ひっくるめて私であって、そんな私で勝負する。
私の本質は変えられない。私をいかに使いこなすか、私の力量にかかってる。